“バレリーナ芸人”として人気の吉本新喜劇・松浦景子が、バレエを知らない人でもバレエを楽しめる新感覚の初展示会『松浦景子のバレエ大好き展』を3月３日（木）から3月7日（月）まで大阪・LAUGH&PEACE ART GALLERYで開催しています。初日オープン前には内覧会が行われ、本人が登場。こだわりの作品を前に「“芸術”としてやっていけるんじゃないか」と自信をのぞかせました。
この展示会は、松浦のオリジナルバレエブランド「Kekke（けっけ）」の誕生を記念して開かれたもので、チャンネル登録者数23万人を超えるYouTubeチャンネル『松浦景子の【けっけちゃんねる】』で発信する“バレエあるある”の世界を完全再現！ 松浦景子の魅力がギュッと凝縮された空間となっています。
トゥシューズを食べる”珍ショット“も！？
エントランス脇には、松浦の巨大写真を配したフォトスポットがドーンと登場。なかに進むと、ピンク一色のガーリーな空間に、フリルたっぷりのバレエ衣装やクラシカルなソファー、レッスンバーなど、松浦の代名詞“バレエ”にまつわる展示品が並びます。
さらに、ネタでもおなじみの“バレエあるある”が写真と文字で壁一面に表現されていたり、「バレエ×○○」と題したデジタルコラージュによるセルフポートレートの作品コーナーがあったり。新ブランド「Kekke」のジャージーやパーカ、Ｔシャツなどの販売も受け付けているほか、かわいいイラスト入りのクッションやキーホルダーなどのグッズコーナーも大充実です。
「コロナ禍で、単独ライブやイベントがすべて中止になっていましたが、今回、やっとファンの皆さまに会える機会ができたので、不安で震えています（笑）」
まずは、こう心境を語った松浦。見どころについて聞かれると、「『バレエ×○○』という、バレエをやってる人は絶対やらないだろうなと思うものにも挑戦しているので、そちらをぜひ見ていただけたら」とセルフポートレートを強力プッシュします。
セルフポートレートは、豚バラ肉がチュチュになっていたり、白菜を髪飾りに見立てたりと“独特の感性”が炸裂する作品がズラリ。お気に入りは、「焼き芋」に見立てたトゥシューズを手に口をあんぐりと開けている作品だそうで、「トゥシューズを食べるっていう、バレエ界のタブーを攻められたのがうれしい」と茶目っ気たっぷりにコメント。「ホンマに芸術としてやっていけるんじゃないかという仕上がり」と自信をのぞかせました。セルフポートレート作品は、会場でも数量限定で販売しています。
「私の頭の中をのぞいて」
松浦がアートディレクションを手がける「Kekke」の商品にも、こだわりがいっぱい。バレエをやっている人はもちろん、そうでない人にも広く着てもらえるラインナップを心がけているといいます。
「特にパーカを作ってほしいという声が多かった。バレエをやってる人だと、フードがあると動いたときにジャマになるので、あるものとないもの両方作りました」
オリジナルのレオタードも制作中で、今回はそのデザイン画も展示。バストがしっかりある人のために胸の部分を押さえるデザインにするなど、さまざまな体型に対応できるように考えられています。
自分自身も体型に悩みを持っていたそうで、「コンプレックスを持った人が着られるレオタードは本当にないので、特注で作っていた」というだけに、「かわいいものが好きなので、その世界観を大事にしつつ、悩みに寄り添ったものを」と制作に込めた思いを語りました。
「芸人になってから10年後、20年後にやりたいと思っていたことを、かなり早い段階でやらせてもらっている」という松浦。一方で、「東京コレクション」や「関西コレクション」のような日本のバレエブランドが一堂に会するコレクションを開催することなど、夢はまだまだ尽きません。
最後は「現実的には、まずちゃんとお笑いの賞レースで結果を残したい」と気合を入れつつ、「このご時世に、こうやって開催できることが本当にうれしい。ぜひ1人でも多くの方に私の頭の中をのぞいていただきたいなと思います。バレエ大好き！」とキュートに締めくくりました。
展覧会概要
『松浦景子のバレエ大好き展』
日程：3月3日（木）～3月7日（月）
時間：13:00～18:00
定休日：火曜・水曜
会場：Laugh & Peace Art Gallery
入場料：無料
※開催期間中、3月4日（金）以外は松浦景子本人が在廊予定（都合によって変更の可能性あり）
詳細はこちらから。
「Kekke」の公式サイトはこちらから（第1弾受注期間：3月16日（水）正午まで）。
