どうもー、最近上ミノにハマってるプラス・マイナス兼光です。
さて、今日もルミネの出番で楽屋をウロウロ。
誰か芸人はいないかな〜?
あ、囲碁将棋の文田発見!
ちょっと話を聞いてみましょう。
兼光:どう?
文田:どう?って(笑)
ルミネですか? ルミネって緊張しますしやりにくいですねぇ。
兼光:えっ!?そうなん?? 今まで何人もの芸人にルミネの劇場のこと聞いてきたけどやりにくいっていう人初めてやわ。
何でなん?
文田:若手の頃からルミネにたつことを目標にしてたので、憧れの劇場だったのでルミネってやっぱり特別なんですよね。
だからNGKよりも緊張するんですよ。
兼光さんは大阪出身なのでNGKの舞台に憧れてだと思うんですが、僕からしたらNGKがルミネって感じなんですよ。
兼光:なるほどね。箱の大きさとかそういうことではないんや。
文田:だからルミネ出番の時スベったらどうしようとか考えて気が重いです(笑)。
今日は特に1回目があんまりだったので2回目更にプレッシャーです……。
兼光:そうなんや(笑)
あと文田って「どうも〜」って出て行く時の声めちゃめちゃデカいよなぁ?
文田:そうなんです。何でかと言うと、7年前におばあちゃんが亡くなりまして、そのおばあちゃんに今から漫才始めるよって伝えるために、デカい声で言ってるんですよ。方角も天国のおばあちゃんがいる方角を向いてます。
兼光:方角分かるん(笑)?
そうやったんや。ずっと気になってて。
文田:やっぱり気になりますよね? けど僕ってキャラクターないので、結構「どうも〜」の声がデカい人ってキャラもついたりして、おばあちゃんのおかげだなと思ってます。
兼光:なんかいい話やなぁ。
文田:けどルミネ好きですよ。
ただで味噌汁飲めるんで。
兼光:えっ?味噌汁なんてある?
確認してみるわ。ありがとう。2回目公演頑張ってウケてな(笑)!
あっ、味噌汁あった! これかぁ。僕はいつもその横のコーヒーをタダで頂いてます。
ウロウロ、ウロウロ、おっと、僕が今住んでる街に昔住んでいた舞台監督さん発見!
たまには芸人だけじゃなくて裏方さんにも話を聞いてみましょう。舞台監督の河内さんです。
兼光:河内さんはルミネ長いですよねぇ? どれぐらいですか?
河内:ルミネができて3年目ぐらいの2004年からやから19年目かなぁ。
兼光:長っっ!僕らの芸歴ぐらいいてますやん。
河内:最初の支配人から歴代の支配人もずっと知ってるんで。
兼光:ルミネ一筋ですか。
河内:外でどんな大きなイベントやっても僕はここを守る仕事です。例えば『YOSHIMOTO WONDER CAMP』とか『LIVE STAND』があってもそこには行かず、その時もルミネはあいてるから。常にここの拠点を守ってるね。
兼光:確かにここでもあそこでも会うなっていうスタッフさんいっぱいいるけど、河内さんはルミネでしか見たことないかも!ルミネの主ですね。
河内:僕はいつでも心中のつもりでいるんで(笑)。
兼光:舞台監督さんって1番近くで芸人のネタを見たり聞いたりするじゃないですか。
我々ってど、ど、どうですか?
河内:面白い!
兼光:ほんまですか!?
河内:面白いです!
兼光:誰よりも多くのネタを見てきてる方にそう言ってもらえると嬉しいです。
河内:僕らって凄い現場で働いてると思ってて、それだけが凄い自慢なんやけど、やっぱりどんな劇場でも、どんな劇団についててもどんなアーティストについてても365日稼働してて、ずっと世界一のステーションビルの上にいる職業の人ってそんなにいないと思うんですよ。社長さんとかじゃない現場管理の人でそれを20年ぐらいやってるっていうのが、それだけは自慢なんです。
そこに集まってくる人を安全に笑かして家まで帰すっていう仕事って素晴らしいなと思うし、その中でお笑い芸人さんっていう1番近い位置でお客さんに聞こえる声を全部拾って、各技術さんの所まで届かない声を代わりに大きくして。皆んなで120点のもの作ってお客さんに出した時に100点で返ってくるお笑いを作るのをいつも目標にやってるんですけど。芸人さんとの関係の中で120点出しとけばお客さんの所に届く時には絶対に100点は取れるっていうか。100点を取ろうとすれば80点しか取れない。だからいつも120点とれるスタッフでいないといけないっていう。 それはみんなに言ってるんですけど。そうすれば大体合格点で皆んな家に帰ってくれるから。
兼光:うわ〜めっちゃいい話聞けた。共通のよく行ってた居酒屋の話しようとしてたのに(笑)。
舞台って誰一人欠けてもダメですもんね。
みんなでいい舞台、ライブを作り上げていくんですよ。
こんな素敵なルミネtheよしもと毎日やってます!
皆さんぜひ来てくださいね!