お笑いコンビ・ロングコートダディ(堂前透、兎)プロデュースの「サステナの虎Tシャツ」が、よしもと通販サイト「チーキーズストア」で10月6日(木)から販売スタートしました! Tシャツは、コーヒーの空きパッケージをリサイクルした紙糸を使うなどした“エコ”な製品で、BSよしもとの番組プロジェクトとして制作。発売当日の会見には、ロングコートダディの2人が登場し、Tシャツの制作秘話をたっぷり語りました。
街角アンケートで3種類に
会見のMCは、ロングコートダディとともにこのプロジェクトをけん引してきた木尾モデルが担当。3人が「サステナの虎Tシャツ」を着用して登場すると、木尾は「半年以上かけてのプロジェクトが、ついに皆さんの手に取っていただけるよう、本日発売となります!」と盛り上げます。
このTシャツは、世の中のさまざまなサステナブルなモノを紹介するBSよしもとの番組「New Style 3.0」のコーナー「サステナの虎Tシャツプロジェクト」で開発されたもの。生地は、ふだんは廃棄されるネスレ製品の詰め替え用パッケージをリサイクルして紙糸にしたものを使い、染料はコーヒー抽出後に出る残渣などを利用しました。
こうしてネスレ日本、ニッシントーア・岩尾の協力のもとで誕生したのが、今回のアップサイクルTシャツです。その着心地は、「紙糸でできているって気づかないくらい、気持ちいい肌触りです」とロングコートダディの2人も太鼓判です。
デザインは、番組内の選考会を経てロングコートダディが担当し、渾身の3作品ができあがりました。堂前が「当初は1種類のデザインで販売するという話だった」と明かすと、兎も番組内で実施した街角アンケートを振り返り、「(3案のうち)『どのデザインがいいですか?』と聞いたら票が割れちゃったので、じゃあ3種類作ろうか、ということになりました」と説明します。
デザインを手掛けたのは、イラストが得意な堂前。「ビッグコーヒー、スモールマスター」と意味深なメッセージが書かれた「マスター」は、よく見るとコーヒーの泡が矢印になっていて、リサイクルをイメージさせるデザインです。
「地球」は、青と緑の鮮やかな地球が笑顔で「サステナブルですな」と喜んでいるという、もっともストレートなデザイン。そして3つ目は、バックプリントデザイン。このまま気候変動が続くと、2100年から兎が溶けてしまうことをメッセージに込めた「兎」です。「shinitakunai(死にたくない) SINCE2100」という兎の心の叫びがオシャレにデザインされています。
ロングコートダディのネタと一緒!?
堂前がデザイン考案中、兎は何をしていたのか――木尾に問い詰められた兎は「勇気と知恵の撤退です」と断言します。
「僕は絵が絶望的に下手くそで、皆さんに買ってもらいたいものだから、絶対にうまいほうがいいし、クオリティの高いものを用意したいから、3つあろうが僕は1つも手を出さない、という勇気の撤退です」
そんな論理で、あくまでもポジティブな戦略であることを熱弁しました。
一方で、「兎」に「shinitakunai」の文字を入れることを提案したのは兎本人だったそうで、「これが付いたことでデザイン性がぐっと増したかもしれない」と木尾。これに兎が「ロングコートダディのネタと一緒ですね。堂前が作ったネタに僕が加える、という」と満足そうに語ると、「それは言い過ぎだと思います」と堂前にツッコまれていました。
8月に行われた先行手売り会では100枚が即完売と好評で、なかでも「兎」のTシャツがいちばん最初に完売する人気ぶり。今回、ようやく正式な発売日を迎え、木尾が笑顔で語ります。
「先行手売り会では『手に入らなかった』という方もいたようですが、本日からやっと全国の方に、手に取っていただける機会を設けることができました」
質疑応答では、あいみょんが以前、ロングコートダディの単独ライブのTシャツを着てTwitterでつぶやいたことがあったという話題も飛び出し、兎がひざを打ちます。
「そうだ! 僕らには、あいみょんさんがついているんで、もし売れ残っちゃった場合、全部あいみょんさんに買い取ってもらおう。きっと『全然いいよ』と言ってくれると思う」
これには堂前も「着て宣伝してもらうとかじゃなくて、あいみょんさんに買い取らせるってこと!?」と大笑いしていました。
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