全国で歳末特別警戒が始まるなか、ブラックマヨネーズ・小杉竜一が12月9日（金）、京都・伏見警察署の「一日警察署長」に就任しました。この日は委嘱式のほか、トークショーやパレードに参加して、いつもよりも多めに「ヒーハー！」を繰り出した小杉。その張り切りぶりをレポートします！
署長が小学校時代の先輩！？
伏見署の西山亮二署長から委嘱状を手渡された小杉は、「伝わりづらいかもしれませんが,
身が引き締まる思いです」と大きな体を自らイジってひとボケしたあと、「僕が（1日署長を）やることで改めて（防犯などについて）考えてもらうきっかけになれば」と気を引き締めます。
さらに西山署長が、小杉の小学生時代の空手の先輩であることを明かすと、小杉は「大きめのプレッシャーをいただいた、緊張に引きつった僕を見ていただいて……」と神妙にコメント。改めて「伏見署1日署長がんばるぞ、ヒーハー！」と気合を入れました。
小杉は京都市西京区出身ですが、じつは相方の吉田敬は伏見出身。小杉は「本人に確認取ってませんが、吉田の思いも勝手に背負って」と語ります。コンビを結成したころ、伏見区にある公園でネタ合わせをしていたところ、声が大きかったためか警察官に「ケンカしてるんか」と声をかけられたことがあるそうで、伏見署と“縁”を感じているようでした。
はちきれそうな制服で登場
続く伏見区役所でのイベントでは、西山署長が年末の事故・犯罪への注意喚起をしたあと、いよいよ“小杉署長”の登場です。小杉は、制服がはちきれないようにがんばりたいと話すと、最後は「お願いします、ヒーハー！」と叫んで挨拶を締めました。
また、ふだんから電動アシスト自転車に子どもを乗せて公園に行っているという小杉ですが、ドライバー目線で見ると危ないところを走っていたこともあると振り返り、「自転車ではトリッキーな動きをしないようにしなくては」と自省していました。
伏見幼児園年長クラスの子どもたちが太鼓と旗を使ったパフォーマンスを披露すると、小杉も思わず笑顔に。園児たちは「安全安心のまち、伏見を目指しましょう！」と呼びかけました。
オープンカーに乗ってパレードも
記念撮影のあとは、オープンカーに乗って音楽隊の演奏をバックにパレードに繰り出します。大手筋商店街で小杉がクルマから降りると、居合わせた人たちは突然の登場にビックリ。小杉は「防犯に気をつけてね」「クルマ、気をつけてね」と声をかけながら、チラシなどを配布しました。
伏見署に戻った小杉が、こう振り返ります。
「1日署長をこんなにも盛大にやってもらうと思っていなかったので、オープンカーに座ったときは照れくさかったですけど、街の方たちの手を降ってくれる顔、頑張ってねという声を聞くと、すごいうれしいなと思いました」
ただし、「防犯、交通安全に気をつけてと伝えたけど、ヒーハー言ってくださいばっかり言われたので伝わってんのかな……」と首をかしげつつも、最後は「今日はいい経験をさせてもらって、改めて防犯と交通安全について考える機会になりました」と挨拶。署員たちが作った花道を進みながら、「ありがとうございました。ヒーハー！」と叫んで無事に大役を果たしました。
