人気芸人も元WBC選手も沼津の街を走る! 「寛平アメマナイトマラソン」が100点満点でサイコーなワケ

どーも! 芸人ライターのブロードキャスト!!・吉村です! せんきゅっそ!
間寛平師匠が毎年開催している「寛平アメマナイトマラソンin沼津2023」が、3月25日(土)に静岡県沼津市で開催されました。沼津中央公園をスタートして沼津の夜景を堪能しながら走るこのマラソン大会。3年目の今年も多くの人たちが参加しましたが、今回はなんと、わたくし吉村も5kmコースを走らせていただき、この大会の魅力を思う存分、伝えるという大役を仰せ仕りました!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

このマラソン大会、ただ走るだけじゃなく、お笑いあり、グルメありなのはわかっていましたが、実際に参加してみると、こんなにもまた楽しいものかと実感しました。そして、会場内を縦横無尽に動き回る寛平師匠を間近で見て、本当に沼津を元気に活性化したいという、とてつもなく強い思いがあるのだと思いました。そんな興奮と感動しっぱなしの濃厚な1日を、たっぷりお届けいたします!

「いきますよ~、やっぱり沼津サイコー!」

「サイコー!」が盛りだくさんのマラソン大会

朝から雨でしたが、そんなものは吹き飛ばす笑いにあふれたオープニングは、寛平師匠、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、山本博(ロバート)、スリムクラブ(真栄田賢、内間政成)、バンビーノ(藤田ユウキ、石山タオル)、そしてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場経験のある元プロ野球選手の牧田和久さんや、住みます芸人の富士彦、さこリッチ、ぬまんづ(うえたけ、原いい日)ら豪華メンバーが集まり、いきなり最高潮の盛り上がりをみせました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

オープニングが終わって、5kmコースのスタート地点にランナーが集合します。スターターはヨネダ2000(誠、愛)の2人。ここから3つのサイコーが始まります!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

【第1サイコー!】スタート前が楽しい!

市民マラソン大会に初めて参加しましたが、このスタート前が本当に楽しいのを皆さんは知っていますか?

いまから5km走るというワクワク感と、走り切れるかなというドキドキ感があり、ランナー同士で励ましあって写真を撮りあったりして、とても心地よい空間でした。これはランナーとして出場しないとわからないことで、とてもよかったです。皆さんにも、参加してぜひ味わってほしい!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

【第2サイコー!】雨も楽しい!

走り出して思ったこと。それは雨が楽しいのです。取材なので僕も写真を撮りながら走っていたのですが、走ってるときのみんなの顔、どうですか? そうです、笑顔があふれているんです。

走る前は、寒いかなとか雨に濡れてイヤだろうな、なんて思ったりしていたのですが、いざスタート前になると、そこから走り出して完走するまでの間ずっと、笑顔でテンションが上がっているんです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

それって雨がプラスの要因に変わっている証拠。濡れるのを覚悟して走っていると、雨にはしゃぐ子どものような気持ちになって、とても楽しかったです。雨すら楽しめるのもまた、マラソン大会の醍醐味!

【第3サイコー!】寛平師匠がカッコいい!

スタートしてすぐ、先頭集団で寛平親子がいきなりデッドヒートを繰り広げたのですが、息子の慎太郎くんは本当に速くて総合でも4位でゴール。素晴らしかった!

そして寛平師匠は、自分のペースで走っているのですが、この走り姿がまた何ともカッコいいんです。ふつうに走っているのですが、それがサマになっていて、根っからのランナーなんだなと感じました。走り終えた師匠に感想を聞くと、こう答えてくれました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「漁港のところで折り返すから5kmだとちょっと物足りないけど、行きは怖いが帰りはヨイヨイ。海沿いは向こうから風が吹いてくるからなかなか進めないんやけど、帰りは向こうから押してくれるからバンバン走れる。走り終わって、ええやろ? 雨は残念やったけど、モチつき大会やってそれ食べて、最高やん?」

師匠からの「最高やん」いただきました!!

本当に最高で、ゴールした瞬間に「またすぐ走りたい!」と思える、とても暖かい空間のマラソン大会だと肌で感じました。本当に幸せになれる「寛平アメマナイトマラソン」。あなたも走りたくなりましたか? 来年、ぜひ一緒に走りましょう!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

今年から始まったモチつき大会もサイコー!

夜のマラソンまでの間、ステージでは八木真澄(サバンナ)、トータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)、レイザーラモン(HG、RG)、銀シャリ(鰻和弘、橋本直)などこれまた豪華メンバーが登場して、会場を大いに盛り上げました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

また、さまざまな地域から集まった“住みます芸人”のお笑いライブや、地元の加藤学園高等学校の応援団による演舞などが行われ、ランナー以外のお客さまでも十分楽しめる時間が続きます。

スタート地点の沼津中央公園にはたくさんのテントが並び、寛平師匠がプロデュースした「ぬまづうどん」ブースには、走り終わったランナーたちの行列が絶えません。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

BSよしもとブースでは、“山梨県住みます芸人”のいしいそうたろうが、自身がプロデュースするバームクーヘン「いしいさんちのクーニャン・クーワン」をアピール。また、“群馬県住みます芸人”のチョッキGT5000は伝統工芸品「生品箒(なましなぼうき)」をPRしました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

そして、こんなにも楽しいものだったかと思い出させてくれたのが「モチつき大会」でした。

「M-1グランプリ2022」決勝でモチつきのネタを披露したヨネダ2000がステージに登場すると、本物のモチをつきながらネタを披露して会場は大爆笑。そこに寛平師匠も絡んで、舞台は最高潮に達します。

銀シャリ・鰻に感想を聞くと、モチつきは今年から始まったのに「いや~、今年もいいモチがつけました」と満面の笑みで答えます。相方の橋本は「いや~、みんなで協力してモチついて、まさに持ちつ持たれつでしたね」とうまくまとめてくれました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

しかしモチつき大会が、こんなにも笑顔になって、こんなにも楽しいものなのかと改めて思い知らされ、これから「寛平アメマナイトマラソン」の名物となるのは間違いないと確信しました。沼津の人たちと芸人が協力し合って一緒にモチをついているあの空間は、いまでも忘れられません。

夜景が楽しめてサイコー!

夜になって、いよいよ10kmコースと25kmコースの出場ランナーが登場。スターターを務めるはもちろん寛平師匠で、そこにたむらけんじさんも加わって全力で盛り上げます。

寛平師匠が「みんなで楽しむぞー! 楽しんじゃって、楽しんじゃって、なーんちゃって、絶好調!」と右腕を突き上げたギャグでランナーの一体感が増して、スタートしていきました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

やはりこの「寛平アメマナイトマラソン」は、タイトルにある通り夜景が楽しめるというのが醍醐味。ランナーはきっとこの沼津の夜景を楽しみながら、より楽しくマラソンができるのだろうなと羨ましく思いました。

感想はランナーに聞くのがいちばん。25km部門で優勝した芸人のげんき~ず・宇野けんたろうに聞くと、熱く語ってくれました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「いちばんキツイ(香貫山の)頂上を上りきると桜が満開で、それがライトアップされてめちゃくちゃキレイです! そして、そこから一望できる沼津の街並みを見てテンションMAXになり、走ってきた甲斐があったなとさらにパワーアップします! 優勝の決め手は、まさにそこでした!」

頂上の夜景は本当にキレイなので、ランナーはそれを目指して毎年、みんな頑張っているんだそうです。それを聞いて、もう僕は決めました。来年は絶対に夜のコースにも挑戦したいと。マラソンのよさをさらに引き出してくれる「寛平アメマナイトマラソン」は、やはり何度も言いますがサイコーです!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

街の人との触れあいがサイコー!

ここまで、「寛平アメマナイトマラソンin沼津2023」を走って感じた魅力をお届けしました。これで、ちょっとでもこのマラソン大会の楽しさや素晴らしさやスゴさが伝われば、本当に嬉しい。そして、最後にこれだけは絶対に伝えたいことがあります。

それは――「街の人がこんなにも笑顔になってるマラソン大会は、ほかにないんじゃないか」ということ。

それはもう本当に寛平師匠がスゴすぎるんです。

ステージをあっちこっち移動しては沼津の人たちに声をかけられて笑顔で応える、写真を撮る、ギャグをする、街の人たちと触れ合う……そんな姿を見ていると、本当に気持ちがあったかくなって泣きそうになりました。

沼津の街が活気づいていくのがありありとわかって、なによりも街の人が笑顔であふれているのが目に見えてわかって、たまりませんでした。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

開催前に寛平師匠にインタビューしたとき、各地のマラソン大会には、マラソン情報のポータルサイトでユーザーが評価する「点数」がついている、ということを聞きました。そして師匠は「この沼津のは、100点にせなあかん思てんねん」とおっしゃっていました。

今回、僕は思いました。「寛平アメマナイトマラソン」について、参加した人たちがいろいろな感想を書いて、点数をつけるのだろうけど、笑顔の点数だけは絶対に「100点満点」だと。それくらい唯一無二のマラソン大会だったと思います。

来年もまた全身全霊で走って、盛り上げて記事を書きたい。また来年の「寛平アメマナイトマラソン」でお会いしましょう! みんなで100点満点の笑顔で!

イベント概要

「寛平アメマナイトマラソン in 沼津2023」
開催日時:2023年3月25日(土)
エントリー総数:893人
5kmコース 278人
10kmコース 358人
25kmコース 257人
主催:寛平アメマナイトマラソン in 沼津 2023 実行委員会
共催:吉本興業 よしもとエリアアクション
協力:NPO法人沼津観光協会 沼津ホテル旅館協同組合 沼津市商店街連盟
   NPO法人沼津市スポーツ協会 沼津商工会議所青年部
後援:沼津市 沼津市教育委員会
   静岡第一テレビ 静岡新聞社・静岡放送 静岡朝日テレビ テレビ静岡
制作協力:TOKAIケーブルネットワーク 朝日メディアブレーン
     プランニングオフィスSMS BODY DESIGN PLANNING L2G ステージ・ループ静岡
特別協賛:TOKAIケーブルネットワーク
協賛:沼津ラクーン AEON BODY DESIGN PLANNING 沼津信用金庫 アイム 東平商会 雄大グループ ベルタクシー 万葉の湯 袴田商店
出演者:
間寛平/たむたけんじ/田村亮(ロンドンブーツ1号2号)/
サバンナ八木/トータルテンボス/レイザーラモン/ロバート山本博/スリムクラブ/銀シャリ/ですよ。/バンビーノ/ヨネダ2000/ブラゴーリ/ネイチャーバーガー/オフローズ/ラタタッタ/ブロードキャスト吉村/さんさんず/紅点/双六人間/チョッキGT5000/いしいそうたろう/森貴史/オスペンギン
宇野けんたろう/十手リンジン/がんばれゆうすけ/オレンジ田中
富士彦/さこリッチ/ぬまんづ・うえたけ 原いい日/いけや賢二
間慎太郎/牧田和久
賴重秀一(沼津市長)/内山絵里加(フリーアナウンサー)/中村優(タレント)

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ