法務省が提唱する「第73回 社会を明るくする運動」のキックオフイベントが7月5日(水)に東京・霞が関の同省で開かれ、フルーツポンチ・村上健志、尼神インター・誠子、蛙亭・イワクラらが出席しました。今年も広報啓発活動の一環として人気芸人たちとのコラボ企画が実現。昨年大好評だったBSよしもとの特別番組『芸人だってツラいよ!トラブっちゃった座談会 #生きづらさを生きていく。』の第2弾など、その見どころが“明るく”楽しく紹介されました。
フルポン・村上は“トラブル体質”を自覚
「社会を明るくする運動(社明運動)」は、犯罪や非行の防止とともに、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。法務省と吉本興業ホールディングスは、これまでもこの運動の広報啓発活動として、さまざまな取り組みを行ってきました。
キックオフイベントでは、まずは門山宏哲法務副大臣がこう呼びかけました。
「今回の取り組みがきっかけとなり、これまで興味がなかった方も興味を持っていただけたら、それはとてもすばらしいことだと思います。みなさま、ぜひご期待ください」
『芸人だってツラいよ!トラブっちゃった座談会』は、吉本を代表する“ちょっとトラブルを起こしがち”“巻き込まれがち”なメンバーが集まり、自身の発言・行動がなぜかトラブルを招いてしまったり、それによって悩んだり……望んでいないけどトラブルを起こしてしまいがちな人たちのエピソードを、笑いを交えて考える番組です。
今回は、2日前に番組収録が行われたばかりだという第2弾の出演者、フルーツポンチ・村上、尼神インター・誠子、蛙亭・イワクラが登壇しました。
昨年に続く2回目の出演となるフルポン・村上は、自身がトラブルを起こしがちであることを「自覚している」と言います。そのうえで、「だから、ふだんあまり言わないようにしてたけど、ここ(番組)では聞いてもらえるから嬉しくて」と笑顔を見せます。
一方、“巻き込まれがち”代表の蛙亭・イワクラは「いままで、こんな目に遭うのは自分が悪いのかなと思って、孤独を感じることが多かったんですけど、ひとりじゃない、ほかにもこんな人いるんだって思えました」と明かします。
“トラブらない芸人”という立場で登場した尼神インター・誠子は、「毎日ハッピー♪」と満面の笑みを浮かべつつ、トラブルに巻き込まれたイワクラの実体験を聞いて「めっちゃホラーな展開で、私にとっては都市伝説みたい。こんな人もいるんや、って」と、驚きの表情を浮かべました。
バンビーノが更生保護マスコットを「ニーブラ」!?
イベントでは、非行少年らの立ち直りや自立を支援する青年ボランティア団体「BBS会」と“住みます芸人”がコラボした『更生保護を知ってもらおうキャンペーン2023』の取り組みも紹介されました。
キャンペーンは全国のイオンモールを中心に展開され、今回は8月15日(火)に行われる「イオンモールむさし村山」を担当するメンバーとして、八王子BBS会のメンバーたちと、バンビーノ(藤田ユウキ、石山タオル)、ZAZY、ひょっこりはん、Everybody(タクトOK!!、かわなみchoy?)、そして“首都圏住みます芸人”のてんぐ(マジ川田、横山ミル)が登壇。まずはBBS会の自己紹介のあと、てんぐ・川田が自己紹介がてら“メガネの上に大福を乗せて手を使わずに食べる”という芸を披露すると、拍手喝采が起きます。
各地のイベントでは、芸人たちが「更生保護」をテーマにしたネタを披露する予定で、この日はバンビーノが代表して、更生保護のマスコットキャラクターである更生ペンギンのホゴちゃんとサラちゃんを持ちネタ「ニーブラ」で捕獲するという、“斬新”なコラボネタを披露しました。
イベント終了後の質疑応答で、尼神インター・誠子が「“社会を明るくする運動”なんて、私がずっとやりたかったこと。活動に参加できてめっちゃ嬉しいです」と笑顔で語ると、社明運動のシンボルでもある黄色い羽の姿で登場したZAZYは「どんな人も、僕のように羽をつけて明るく羽ばたいていってほしいと思います」とコメント。誠子から「見た目のわりに、マジメなこと言うんやね」と妙な感心をされていました。
『芸人だってツラいよ!トラブっちゃった座談会』は、BSよしもと(BS265ch)で8月1日(火)20:00から放送。その後は法務省YouTubeチャンネル、よしもと公式YouTubeチャンネルでも配信される予定です。
【BSよしもとの視聴方法】
BSよしもとはBS 265chです。全番組無料放送でテレビはもちろん、スマートフォン、パソコンでもご視聴いただけます。
BSよしもと動画配信ページはこちらから。