南キャン・しずちゃんが思わず涙した浜口京子の言葉とは!? 出版＆個展記念でトークショー

アート芸人としても知られる南海キャンディーズ・しずちゃんの個展「しずちゃんの、創造と破壊展」が、8月2日（水）から14日（月）まで埼玉・伊勢丹浦和店で開かれています。オープン初日には、しずちゃんと親交の深い女子レスリングの五輪メダリスト、浜口京子をゲストに招いてトークショーを開催。この日、発売された自伝的エッセイ『5000グラムで生まれた女のちょっと気ままなお話』（ヨシモトブックス）の話題も合わせて、笑いあり、涙ありのほっこりトークが繰り広げられました。

今回の個展は、しずちゃんの独特なアートの世界を堪能できる展覧会。しずちゃんが絵を描き始めたころの作品、出版した絵本の原画、未発表の作品、描き下ろしの絵画など数多くの創作物が展示されています。今年5月に東京・銀座三越で開催された初の個展で披露された作品に加え、今回の会場の「浦和」をイメージしたオリジナルの作品と新作、書籍の挿絵なども展示。さらにパワーアップした個展になっています。

しずちゃんのユニークな作画方法に浜口も大興奮！

MCのグッドウォーキン上田に呼びこまれ、しずちゃんが壇上に上がると客席からは「かわいい～」との声が。しずちゃんが照れつつ、「私の大好きなお友だちを呼びたいと思います」と紹介すると、浜口京子が登場！　すっかりおなじみとなった“気合い太鼓”をたたきながら姿を見せると、会場から笑いが起こりました。

トークでは、しずちゃんの作品をモニターに映しながら、本人が作品にまつわるエピソードを解説していきます。

「卵の殻を（キャンバスに）付けて魚の目を描いた」「上唇は私のキスマークで描いた」などなど、創作の過程を聞いた浜口は「すごい！」と立ち上がって絵を覗き込み、大興奮！　

「こうして直々にお話をお聞きしたら、より作品に愛着がわきますね。こういうふうになってたんだって知ることができて、面白いです」

目をキラキラさせてに語る浜口に、しずちゃんも「反応してる京子ちゃんを見てるのが面白い」と笑顔です。

また、この個展のために描き下ろした２作品についてもウラ話を紹介。「真夜中電車」という作品は、結婚前の夫とお付き合いしていたころに思っていたことを絵にしたものだそうで、上田も「めちゃくちゃ素敵な話」とビックリ。しずちゃんは「恥ずかしいから、ここだけの話にしたいな」と照れていました。

「帰りが遅いと母からしずちゃんに…」

個展を鑑賞したという浜口は、「しずちゃんの作品はすごくパワーがあって、あったかくて、見ているだけでしずちゃんの心の中に入った感じがする」と大絶賛。なかでも「ボクシングの絵が好き」と、お気に入りの1枚をピックアップします。

「しずちゃんの練習している姿や葛藤している姿、梅津先生（しずちゃんのボクシング専属コーチで2013年に亡くなった梅津正彦氏）との絆とか、いろんなものを見てきたから。お仕事も並行しながら、厳しい場所に身を置いてチャレンジしているしずちゃんの姿を思い出す作品なので、本当に大好き」

真剣にこう話す浜口に、しずちゃんも思わず涙……。

「私も京子ちゃんを見て、こんな素敵な強い人になりたいなってずっと尊敬してるんですよ。ふだんは普通の女の子なのに、戦っていてすごいなって。だから、そんなふうに言ってもらえるのが嬉しい」と、しみじみ語りました。

さらに、しずちゃんは、この日発売された自伝的エッセイ『5000グラムで生まれた女のちょっと気ままなお話』についてもPR。エッセイには、相方の山里亮太らしずちゃんを取り巻く人々も登場するそうで、MCのグッドウォーキン上田は「上田は出てないですか？」と気になる様子。

「上田……？」と、とぼけるしずちゃんに、上田は「週８で飲んどんねん！」とすかさずツッコミ。ボクシングをやめてからお酒を飲むようになったというしずちゃんは、上田とよく飲みに行く仲なのだとか。さらに、浜口ともよく食事に行くそうで、「私の帰りが遅いと、母からしずちゃんに電話が行くんです」と浜口。２人の仲の良さが、改めてうかがえました。