吉本興業は8月30日(水)、ジョニー広瀬が8月26日(土)に白血病のため、大阪市内の病院で逝去したと発表しました。満75歳でした。葬儀・告別式はすでに近親者で執り行われました。
大阪市出身。1987年に吉本興業所属。奇術師。ステージマジックからテーブルマジックまで幅広いレパートリーを持ち、その独創性に富むマジックは海外のファンも多く、2002年ハンガリー国際サーカスフェスティバルでは、日本を代表してゲストパフォーマーとして出演、ハンガリー特別賞を受賞しました。
イリュージョンマジックでは、 「ジョニー広瀬&霞」として、妻の霞さんと一緒に活動していました。
2022年、マジシャンになったきっかけやマジック解説などを記した「ジョニー広瀬 奇術人生55年」を出版。近年は体調を崩し、舞台での活躍は少なくなっていましたが、関西マジック界の重鎮として、多くのマジック仲間から慕われていました。
2013年4月、なんばグランド花月で吉本新喜劇「川畑マジック大成功」に出演、2017年2月になんばグランド花月で開催された「舶来寄席2017winter」に演出としてマジック指導をしたのが最後の舞台となりました。
吉本興業は「皆様には、故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」としています。