テレビや舞台じゃできない過激な笑いを思い切り解放する、というコンセプトのもと、ダブルアート(タグ、真べぇ)の結成15年と動画配信ファンクラブ「12才協会」の1周年を祝う記念ライブが、12月4日(月)に大阪・味園ユニバースで開催されました。集まったのは超豪華メンバー。そして内容は超過激。“絶対配信不可能”なネタやコーナーに加え、ダブルアートのバンド「WART」のライブも行われるという伝説的なライブとなりました。
一夜限り! 他言無用の過激ネタ
『ダブルアート 15周年&12才協会1周年記念ライブ「過激大祭典」~この日しか見れない観覧注意のお笑いライブ~』と題されたこのライブのために集まったのは、ななまがり(森下直人、初瀬悠太)、金属バット(小林圭輔、友安隼平)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、ニッポンの社長(辻、ケツ)、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、黒帯(大西進、てらうち)、さや香(新山、石井)、濱田祐太郎、九条ジョー、アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)、ミキ(亜生、昴生)、ツートライブ(たかのり、周平魂)、令和喜多みな実・河野良祐、ザ・プラン9・爆ノ介、キャツミ、そして追加出演で決まった見取り図(盛山晋太郎、リリー)という、とにかく豪華なメンバー。
前説に登場したのは、ドーナツ・ピーナツ(ピーナツ、ドーナツ)と豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)の2組。「今日の内容はSNSとかで他言無用、もらさないように」と注意喚起して、いよいよライブがスタート!
まずステージに登場したのは、この日の主役、ダブルアート。タグは「今日は、心をおかしくしてくださいよ!」と呼びかけると、披露されるネタはこの日だけのものなので、と念押し。「今日はここをいっちゃん、おもろい場所にしようや!」という掛け声でネタの時間が始まります。
そして、さや香、ニッポンの社長、九条ジョー、ビスケットブラザーズ、濱田祐太郎、ロングコートダディ、黒帯、金属バット、ななまがり、そしてダブルアートの順で、全員がこのライブだけの、ここには書けない“過激”な爆笑ネタを披露! 会場を大いに盛り上げました。
ロングコートダディ・堂前が女王様に…
後半戦は、真べぇ、令和喜多みな実・河野、ザ・プラン9・爆ノ介、ツートライブというメンバーのレギュラーチームと、アインシュタイン、ミキ、そして見取り図のゲストチームに分かれて、タグ主催の「一夜限りの過激大コーナー」がスタート!
最初のゲームは「過激たたいてかぶってじゃんけんポン2DX!」。終始ハイテンションなタグのMCに、見取り図・リリーが「マジで絡みにくい」とつぶやくシーンもありつつ、メンバーたちがタグの制止を聞かずにボケ続けるなど、誰もがやりたい放題。カオスが続くステージの様子に会場は笑いに包まれました。
続いてのゲーム、アダルトな小道具を使った「女優」では、ミキの兄弟での絡みや興奮する盛山など、悶絶するメンバーの姿に会場は大爆笑。3つめのゲーム「女王様トレイン」では、次々とメンバーが裸になったり、なぜかミキ・昴生がタグからキックされたり、このゲームもカオスです。
負けたレギュラーチームの爆ノ介が、ロングコートダディ・堂前扮する女王様からムチで打たれる一幕も。最後のゲーム「声出し」では、パンツ1枚で対決するメンバーの姿に会場は大盛り上がりでした。
打って変わってソリッドなライブを披露!
ラストは、ギターでキャツミが参加する「WART」のライブ。それまで座っていた観客もオールスタンディングで、1曲目の「少女と孔雀」から「永遠いざさらば」と、ハイスピードで駆け抜けるバンドに会場も拍手と歓声でレスポンス。
タグが会場に「久しぶりーッ!」と叫ぶと、ラストの「醗酵心中」へ。それまでのお笑いパートとは180度違うソリッドで過激なライブを見せてくれました。
エンディングでは、出演したメンバーたちが再びステージに。真べぇは観客、芸人、スポンサー、スタッフに感謝したあと、タグにも感謝を伝えると会場から拍手が起こります。そしてWARTが16年ぶりだったことを明かすと、タグは「おもろいことやっていくんで、『12才協会』よろしく〜!」とシャウト。最後は会場をバックに記念撮影を行い、イベントは終了しました。