『ytv漫才新人賞 ROUND3』2月11日放送! 決定戦進出残り2枠の切符を掴み取るのは!?

2月11日(日)16:00より読売テレビにて『3度のチャンスを掴み取れ ytv漫才新人賞 ROUND3』が放送されます(※関西ローカル、放送後TVerで配信)。

今年度最後の熱き戦い!

出典: FANY マガジン
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芸歴10年目以下の若手漫才師を対象とした『ytv漫才新人賞』。3度にわたって 事前ROUNDを行い、突破した漫才師たちが3月に開催される決定戦で『第13回ytv漫才新人賞』のタイトルを争います。決定戦に進出できるのは、各ROUNDの上位2組ずつ。加えて「敗者復活枠」として、ROUND1~3の敗退者の中で最高得点を獲得した1組にも決定戦出場権が与えられます。

今回のROUND3では厳しい事前審査を突破した12組がエントリー。各組のネタの持ち時間は3分で、4名の審査員による合計400点満点の採点で順位を決定します。果たして、「ぐろう」「ハイツ友の会」「ドーナツ・ピーナツ」「空前メテオ」に続いて決定戦の切符を掴む2組はどの漫才師なのでしょうか!? また、今回の結果により、敗者復活枠の1組も決定します。今年度最後の熱き戦いがいよいよ始まります。

ラストイヤー4組が最後のチャンスに挑む!

ROUND3の出場者は、丸亀じゃんご、タチマチ、ボニーボニー、鉄人小町、タイムキーパー、ぎょうぶ、チェリー大作戦、バッテリィズ、例えば炎、たくろう、三遊間、天才ピアニスト(出場順)の12組。今回で負ければ終わり、ラストチャンスとなる結成10年目のコンビは4組(丸亀じゃんご、チェリー大作戦、バッテリィズ、たくろう)。

悲願の決定戦進出、そして優勝を目指して10年の芸人人生全てをぶつけます! また初出場は2組(鉄人小町、例えば炎)で、結成3年目の「例えば炎」は今年度の出場者の中で最若手となります。さらに、今回の点数によってROUND1~3の出場者の中から敗者復活者が決定。7つ目の枠に滑り込むコンビも見逃せません!

審査員は囲碁将棋・文田が初登場!

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ROUND3に挑む12組を審査するのは、お~い!久馬(ザ・プラン9)、哲夫(笑い飯)、林健(ギャロップ)、文田大介(囲碁将棋)。今回が初参加で、審査員をすること自体も初めてだという文田は、「おもろい漫才が見れるって聞いて……マジでかましてくれよと思ってます」といきなり出場者を挑発!? 審査では“ネタ職人”らしく独自の視点で漫才を分析し、気に入ったネタがあると、「もし辞めるならそのネタが欲しい」とお願いして笑いを誘うシーンも。

また、勝っても負けても最後の出場となるラストイヤー組が気迫を感じるネタを披露する一方で、センターマイクを前代未聞の形で使ったコンビや、冒頭で披露する“つかみ”が物議を呼んだコンビも。それぞれの形で爪痕を残そうと奮闘する姿に、現役漫才師である審査員陣は賛辞やアドバイスをおくりました。

ROUND3のMCは、藤崎マーケットと、初めてMCに挑戦する元BiSHのモモコグミカンパニー。実はお笑いが大好きで、ジャルジャルに憧れていたというモモコグミカンパニーは、高校生の漫才大会「ハイスクールマンザイ」に出場したことがあるそう。

ボケもツッコミもなかったというモモコグミカンパニーの斬新なネタの内容を聞いたトキは「新しい漫才師がいた!」、田崎も「めっちゃおもろいやんけ!」と衝撃を受けます。今回はMCとして漫才の舞台に立ったモモコグミカンパニー。間近で繰り広げられる戦いを見守りつつ、「本場のお笑いを堪能してる感じで、めちゃくちゃ幸せ」と新鋭たちの漫才を満喫しました。

今年度のラストチャンスを制するのは!?

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そして審査結果発表後、哲夫は「本当にみなさん面白かったです」、文田も「全体的にレベルが高くて、このままずっと見てたいぐらい楽しかった」と総評を。さらに林は「できるだけ点差をつけるように心掛けたんですけど、それがこんなに難しいかと……」、久馬も「上位4、5組はどこが行ってもおかしくなかったレベル」と語り、僅差だったことを明かしました。ラストイヤー組の気合いもあって大熱戦となった今大会。果たして、「ytv漫才新人賞」13代目王者への挑戦権を獲得するのはどのコンビなのでしょうか!?

モモコグミカンパニー コメント

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中学、高校時代はルミネ(theよしもと)や神保町の劇場に通ってたくらいお笑いが大好きなので、MCができてうれしかったです。大阪で芸人さんを見るってことが普段の生活ではなかなかないので、緊張感もすごくありましたけど、本場の戦いが見れてうれしかったですし、とにかくすごい才能をたくさん見ることができて幸せな気持ちです。私は高校生のときに「ハイスクールマンザイ」に出場したことがあるんですけど、ネコを知らないという設定で、相方が「ニャー」とか言ったら「気持ち悪っ……何その声!?」って返すというネタで。「これ絶対面白いよ!」って言いながら相方とネタを書いて舞台に出たんですが、お客さんが1人も笑ってなかったんです。「おかしい!」と思いながら他の人のネタを見たら普通にお客さんが笑ってたので、「あ、私たちがダメだったんだ……」って気付いて、そっちの世界線は早々にあきらめました(笑)。今回は本当に、芸術を見てるくらい美しいなと思いました。愛されキャラが多くて、見ていて不幸になる人は絶対いないし、みんなが幸せな気持ちになるような大会だったなって。

藤崎マーケット コメント

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田崎佑一
今回MCをご一緒したモモコグミカンパニーさんはBiSHさんのイメージが強くて、高校時代に漫才をやってはったイメージは全然なかったのでびっくりしましたね。
大会自体は、みんな面白かったです! 今回が最後のROUNDなんで、ROUND1、2よりも若手とラストイヤー組の意地のぶつかり合いがすごかったですね。舞台裏も、ちょっとピリピリして話しかけられない雰囲気もあって、「なんとか爪痕残すぞ!」ってみんな気合いが入ってる感じがしましたね。特に、ラストイヤーのクソ意地が、ネタからはみ出るというか、画面を通しても出てるんじゃないかというぐらいすごかったです。どの賞レースもラストイヤーって絶対あって、僕らも経験してきたんですけど、「これで終わりか」ってある種開放される気持ちと、もし結果が出なかったらめっちゃ悔しいっていう気持ちとがすごい複雑で……。僕ら芸人って削られまくって、絶対寿命が縮まってると思うんですよ(笑)。視聴者のみなさんには純粋にネタを楽しんでほしいんですけど、実はそういうすごいバックボーンがあるんだぞっていうのも見ていただきたいですね。

トキ
モモコグミカンパニーさんとは横に並んでネタを見させていただいたんですけど、笑うタイミングが大体一緒だったんでセンスあるな、笑いのセンスたけえなって思いました(笑)。いわゆる“THEボケ”じゃないところも笑ってはったんで、ここちゃんと聞いて楽しんでくれてんねやっていう、ほんとにお笑い好きだなっていう印象が残りました。
「ytv漫才新人賞」って、あんだけ面白いことした芸人がその後すぐ審査員に怒られるのが新しいなって思ってます。内容を聞いてるとほんまにちゃんと怒られてるので、その感じもやっぱ面白いなって(笑)。いろんな芸人のドキュメントが見られるところが見どころですね。

ROUND3出場者と大会直前のコメント

①丸亀じゃんご(10年目)

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決定戦出場経験がある大会常連コンビ。ラストイヤーの2人がラストチャンスに、ラストスパートをかける!

●安場泰介(右):ラストイヤーでほんまに最後ですし、トップバッターなので思い切りやりたいです。関西の賞レースは何度か出させていただいてるんですけど、結果が残せてないんで、今回ラストチャンスのROUND3を通過して優勝! それだけです。

●北村敏輝(左):せめて最後の結果が出るまではワクワクできるような状態で、楽しくやりたいですね。トップバッターでROUND3を通過して、決定戦もトップバッターで優勝できたらと思います。

 

②タチマチ(8年目)

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2020年度に決定戦進出を果たした実力派。ひょうひょうとした雰囲気の安達と、それに振り回される胡内(こうち)が生み出す笑いが魅力のコンビ。

●胡内佑介(右):前回決勝に行ったのが3年前でしばらく遠ざかってしまってるし、見てる人も忘れてるんじゃないかと思うんで、もう一回決勝に行って、僕らのこと思い出してもらって、とりあえずいっぱい笑ってもらえたらと思います。

●安達周平(左):2番手ですけど出順は気にせず、そのまま決定戦に行けたらなという感じですね。「成長して帰ってきたな。おかえり! おめでとう!」ってみんなに言ってもらいたいです。

 

③ボニーボニー(8年目)

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今年度、事務所無所属芸人として初めて事前ROUNDに出場し、現在3連続出場中。フリー芸人初の決定戦進出なるか!?

●花崎天神(右):3回連続出させてもらって、まずはめっちゃうれしいのと、いかにもっと好きになってもらえるかみたいな……そんな気持ちで、できたら決勝行くぞ!と思ってます。さっき喫煙所の窓からデッカい飛行機を発見して、これは縁起いいぞと思ってテンション上がりまくってます!

●とくのしん(左):朝から相方のテンションが変なんで落ち着いてほしいです。

 

④鉄人小町(6年目)★初出場

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大会初出場で、テレビで漫才を披露するのも初。型にはまらないフリースタイル漫才で他の出場者から「何をするかわからない」と恐れられている。

●住友(左):初出場なんで、わかんないところに飛びこむ感じです。本当にぶつかっていくだけです。僕はネタ中に結構動いてしまうんで、たまにマイクを壊しかけることもあるんですが、そういうハプニングも見てもらえれば。シャレにはならないですけど(笑)。

●小佐一季(右):テレビでネタをすること自体も初めてで、もうほんまに失うものがないと思って、このままぶつかるだけです。相方がすごい暴れるので、その暴れ具合、むちゃくちゃ具合を見ていただけたらなと思いますね。

 

⑤タイムキーパー(5年目)

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ROUND2では下位となったが、役が憑依する演技力とそれを活かしたドラマチックな展開が魅力のコンビ。

●まついあきら(左):事前ROUNDには4回目の出場で慣れてきたのは慣れてきたので、それがどう転ぶかですね。ROUND2はボロ負けして、失うものはないんで、絶対決勝に行きたいですね。

●ひでき(右):ROUND2は審査員にボロクソ言われて結構くらったんで、今回は別に何言われてもいいくらいの気持ちでできるかなと思います。もう正直、今年行きたいです。決勝に上がったら優勝できると思ってるんで、ROUND3が意外と一番難しいかもというのはありますね。

 

⑥ぎょうぶ(7年目)

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ROUND2では審査員から高い評価を得たものの、惜しくも3位に。その後の「M-1グランプリ2023」では準決勝に進出した。多くの出場者が「手ごわいと感じるライバル」として名前を挙げた急成長中のコンビ。

●澤畑健二(右):前回は緊張であんまり本番のことを覚えてないんで、リラックスしてやりたいなと思います。前回はからあげ弁当を食べたらいい結果だったんで、今日はもうからあげ弁当食べて、ちょっとゲンかついでます。

●為国(左):僕は前回のことは全て覚えてます。今日はまだ何も食べてないんで、この後からあげ弁当食べます。

 

⑦チェリー大作戦(10年目)

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昨年度は敗者復活枠で決定戦に初進出し、4位に。今年度はラストイヤーとして最後のチャンスに挑む!

●宗安(右):今日がラストにならないことを祈ってるんで、まあ通過点ですね。ラストイヤーで獲るのが一番ドラマチックですし、今までそのために落ちてきたんで、ドラマ作りはもうここまでということで。優勝狙うのはもちろんですけど「一番いいコンビやったな」って思われるようにしようという気持ちですね。

●ねんど(左):秋に「鎌田キテレツ」という名前から「ねんど」に改名したんですけど、それから自転車盗まれたり、家賃が急に7万円上がったり、いいことが1個もないので、初めてのいいことが“決定戦進出”になってほしいです。たぶん賞レースの決勝に行って負けてる回数は今回の出場者の中でも僕らが一番多いと思うので、最後の最後に「チェリーが報われてよかったな」って周りにも思われるように頑張りたいと思います。

 

⑧バッテリィズ(10年目)

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エースのおバカキャラを活かした漫才が魅力で、「M-1グランプリ2023」では準決勝に進出。他の出場者から「手ごわいと感じるコンビ」として最も多く名前が挙がった2人が、ラストイヤーにすべてを懸ける!

●エース(左):ラストイヤーでラストROUNDなんで、何も変わらずやるだけです。もうやったるぞ! 本気出すぞ! 本気出します! 本気出してやるで、俺は!

●寺家(右):前回、事前ROUNDに出たときは初出場で、このフレッシュさで行くぞ! みたいな気合いの入り方だったんですけど、今回は最後なんで、ほんまに精一杯やるだけですね。みんながすべったらいいのに(笑)。

 

⑨例えば炎(3年目)★初出場

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今年度の出場者の中で最若手となる大会初出場のコンビ。同級生ならではのコンビネーションとキレのあるツッコミを武器に、番狂わせを狙う。

●タキノルイ(左):やっぱりびびって緊張してしまうと思うので、初出場ながら思いっきり楽しんでやることを意識して挑みます。あと、僕らは普通に漫才してるつもりなんですけど、「見たことない漫才するね」って言われるので、漫才が下手なのか上手いのか自分でもわかってないんですけど、上手かったり下手だったりを繰り返す僕らの“ピストン漫才”をぜひ楽しんでいただければと思います。

●田上(右):危ない言葉やな……(苦笑)。僕はytvに初めて来たので、慣れることから始めたいです。

●タキノルイ:もう1つ言っていいですか? 蛇が出るか龍が出るか、そういう漫才です。以上です。

 

⑩たくろう(10年目)

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これまで3度、決定戦に進出し、2018年度には準優勝を経験した。誰よりも「ytv漫才新人賞」を知ると自負する2人が、ラストイヤーで悲願の優勝を狙う!

●きむらバンド(右):とにかくいっぱい出させてもらってますし、最後は優勝して終わりたいです。「ytv漫才新人賞」でたくさんの方に知ってもらったところもあるので、恩返しの意味を込めて優勝したいと思います!

●赤木裕(左):最後っていうとね、相撲でいうところの千秋楽。バレーでいうところの第5ゲーム。高校野球でいうと3年生の夏の大会、、、今年もほんとに感動的でした。本当にいろんな最後がありますけども、最後はうまくいった方がいいと思います。なんとか決定戦に進出できるように頑張ります。頑張るぞ、オー!

⑪三遊間(5年目)

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一味違った視点から繰り広げるネタと、櫻井のハイトーンボイスが魅力のコンビ。結成5年前後のコンビが活躍する今、決定戦進出最後の2組に食い込めるか!?

●稲継諒(左):僕、さっきトイレ行ったんですけど、詰まらせて使えなくしちゃったんです……。なので、これを価値のあるうんこにするのか、価値のないうんこにするのかは今回の結果次第です。優勝して価値あるうんこにします。

●櫻井一世(右):いやー……全部吹っ飛びましたね。トイレ詰まらせたんやーってそっちに頭が持ってかれてますね。せっかく頑張ろうと思ってたんですけど、正直興ざめです。

 

⑫天才ピアニスト(8年目)

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2022年の「THE W」に続き、2023年は「NHK新人お笑い大賞」で優勝。勢いが止まらない女性コンビが、昨年度は無念の棄権となった決定戦の舞台を目指す!

●ますみ(右):まだ我々ラストイヤーじゃないんですけど、ラストイヤーの気持ちで、必ず決勝に上がるといった熱い気持ちがないといけないんだろうなと思ってます。出番も一番最後で、みんなが注目するだろうなって感じですし、その注目を浴びたまま決勝に行けたらかっこいいので、最後の2枠を掴みたいと思います。

●竹内知咲(右):横並びも勢いのあるメンバーですし、我々も事前ROUNDには何回も出てるんで、みなさんそろそろ飽きてきたんじゃないかということで、衣装を変えまして、今回、初登場のフリをさせてもらってます(笑)。目からだましに行って、「あ! フレッシュな子が来た!」という風に見せて行きたいなと思っております。必ず決勝に進んで、決勝で大爆発を起こしたいです!

番組概要

「3度のチャンスを掴み取れ ytv漫才新人賞 ROUND3」
放送日時:2月11日(日)16:00~17:30
放送:読売テレビ
※関西ローカル、放送後TVerで配信
MC:藤崎マーケット(田崎佑一・トキ) 
ゲストMC:モモコグミカンパニー
審査員:お~い!久馬(ザ・プラン9)、哲夫(笑い飯)、林健(ギャロップ)、文田大介(囲碁将棋)
出演:丸亀じゃんご、タチマチ、ボニーボニー、鉄人小町、タイムキーパー、ぎょうぶ、チェリー大作戦、バッテリィズ、例えば炎、たくろう、三遊間、天才ピアニスト (※出場順)

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