どーも! 芸人ライターのブロードキャスト!!・吉村憲二です! 幸せになろうよ!!
今年も、間寛平師匠が発起人である「寛平アメマナイトマラソンin沼津2024」が3月23日(土)に開催されました。沼津中央公園をスタートして沼津の夜景を堪能できるコースを走るマラソン大会として、4年目となった今年も多くの方にご参加いただきました。
今年もわたくし吉村は5キロコースを走らせていただき、この大会のよさを思う存分伝える大役を拝命。ただ走るではなく、お笑いあり、沼津グルメありの笑顔あふれる1日の興奮と感動の1日をたっぷりお届け致します!
「なんやかんやと~ありがとうね~」
「アメマ」がいけないのか…
今年も雨……ですが、芸人たちがステージに登り、笑いで雨をふき飛ばそうとオープニングへ。寛平師匠、ロンドンブーツ1号2号・田村亮、ロバート・山本博、スリムクラブ(真栄田賢、内間政成)、“静岡県住みます芸人”の富士彦、さこリッチ、ぬまんづ(うえたけ、原いい日)、“走るタレント”中村優といった豪華メンバーで盛り上げます。
5キロコースのスターターは南海キャンディーズのしずちゃんが担当。昨年と同じくスタート前がわちゃわちゃと楽しく、ランナーとして出場しないとわからないワクワク感とドキドキ感は健在でした。
スタートすると、昨年と同様、雨なのに笑顔にあふれている市民ランナーたちの姿。芸人と一緒に走るという醍醐味、そして雨ではしゃぐ子どものようにとても楽しそうに走っているのがとても印象的で、「雨でもやっぱり楽しい!」――そんな参加者の皆さんの声が聞こえてくるのが、このアメマナイトマラソンの魅力のひとつです!
5キロを走り終えて、寛平師匠に話を聞くと「もう雨、イヤやなぁ、しょうがないから来年は日程変えるか。『アメマ』がよくないのか、もうなくそう」と冗談交じりのコメント。それでも、その後に「でも、晴れちゃって晴れちゃってなぁ~んちゃって! 絶好調! 雨なんてどうってことないわ~い!」とギャグを飛ばしてまわりを笑かしてくれました。
やっぱりこんなときの芸人は、その場を明るくしてくれます。寛平師匠は、最終的に「ランナーは寒いの大変やけど、走る皆さんには本当に感謝しかない」と熱くまとめて、とても暖かいマラソン大会だと肌で感じることができました。
本当に楽しめるアメマナイトマラソン、あなたも走りたくなりません? 来年、ぜひ一緒に走りましょう!
今大会いちばんの盛り上がりは…
夜の10キロコースと25キロコースのマラソンまでの間のお笑いステージは、すべて雨天中止……。肌寒いこともあって、多少暗いムードになるなか、救世主が現れました!
人気ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の“ムッチ先輩”役で話題となった俳優・磯村勇人さんがシークレットゲストとして登場! 沼津市出身の磯村さんは、市制100周年記念の「燦々(さんさん)ぬまづ大使」を寛平師匠と一緒に務めています。
10キロコースに出場するサバンナ・八木真澄、さこリッチ、げんき~ず・宇野けんたろう、レイザーラモンHG、25キロコースのオレンジ・田中哲矢、ぬまんづ・うえたけ、十手リンジン(エナジー西出、十田卓)が控えるなかで磯村さんが登場し、会場のボルテージは最高潮に。
スターターを務める沼津市の賴重秀一市長、ぼる塾・きりやはるか、スカチャン(みや、ヤジマリー。)も一緒に盛り上がります。
磯村さんは芸人たちのギャグの洗礼を浴びながらも、「あいにくの雨ですが、どうかケガだけは気を付けてください!」とランナーにエールを送り、その勢いのまま25キロコースのスターターも務めました。こんなサプライズが待ってるアメマナイトマラソンは、やっぱり楽し過ぎる!
「餅つき大会」が楽しすぎる
ステージイベントの多くが中止になるなか、「これだけは絶対やるんだ」という強い意思が感じられたのが、餅つき大会でした。つく人とこねる人の呼吸を合わせて、声を上げて餅をつくだけで、不思議と笑みがこぼれ、「餅つきって、こんなに楽しいものだったか」と思い出させてくれます。
アメマナイトマラソンには欠かせない風物詩として、この餅つき大会は定着してほしい――。醤油ときな粉の餅を頬張りながら幸せな気持ちで、そう思いました。
このほかにも、ステージでは加藤学園高等学校応援団、シンガーソングライターのKOKONAさんやフルヤトモヒロさんがそれぞれのパフォーマンスでランナーにエールを送ります。
すると、その想いが届いたのか、次第に雨が止んでいきました。偶然だと言う人がいるかもしれませんが、僕は、その応援やエールが天に届いて雨が止んだと信じています。
マラソンの楽しさだけじゃなく、イベント企画でも楽しませてくれるこのアメマナイトマラソンは、やはりサイコーです!
街の人が笑顔になるマラソン大会
「寛平アメマナイトマラソンin沼津2024」が終わってみて、やはり参加してよかったとつくづく思います。
悪天候で条件は悪かったかもしれない。
ステージも続々と中止になっていって残念だったかもしれない。
でも、やっぱりランナーが走って、そこに応援があって、笑顔があふれて、芸人たちがさらにそれを加速させる。
こんなにも街の人が笑顔になるマラソン大会は、ほかにないと思います。沼津の街を活気づけるために始めたこのアメマナイトマラソン、その役目はすでに果たしていると言いたい!
そして、寛平師匠が連呼していた「なんやかんやと~ありがとうね~」というギャグにすべて集約されている気がします。
雨だったり、中止だったり、いろいろ大変かもだけど、「なんやかんやと~ありがとうね~」
来年もまた走って盛り上げて記事を書きたい! また来年の寛平アメマナイトマラソンでお会いしましょう! ありがとうね~!