ジャルジャル福徳は「ほごつかさ」さん!? 人気芸人4組がコント作りで法務省とコラボ

実力派コント師として知られるジャルジャル、チョコレートプラネット、シソンヌ、3時のヒロインの4組が、「更正保護ボランティア」を題材に、法務省とコラボしたコント作りに挑戦することになりました。7月1日(木)に東京・霞が関の法務省で開催された「第71回 社会を明るくする運動」のキックオフイベントでは、この4組が登場。真剣にネタ作りに取り組む様子が報告されました。

出典: FANY マガジン

省が主唱する「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行のない地域社会を目指す全国的な運動で、今年で第71回目。法務省と吉本興業ホールディングスは、これまでもこの運動の広報啓発活動として、さまざまな取り組みを行ってきました。

今回は人気芸人4組が、幅広い世代に楽しみながら活動を知ってもらうため、犯罪や非行をした人の更生を助ける「保護司」や「協力雇用主」、女性のボランティア団体「更生保護女性会」、学生ボランティア団体「BBS会」に取材し、それぞれがオリジナルコントを作ります。

ジャルジャル後藤がまさかのヘッドハンティング

「保護司」とコラボしたコントを作るのは、ジャルジャル(福徳秀介、後藤淳平)の2人。今回、保護司として活動している人たちに取材した際に、さっそく2人が即興で、「保護司」を「ほごつかさ」と読んでしまうコントを披露した映像が流されます。

取材で実際に保護司と対面した印象について、後藤が「(事前に)知識を入れずにお会いしたんですけど、みなさん、すごくおしゃべりでした」と話すと、福徳は「だからこそ、誰でも心を開くんじゃないかなと思った」と率直な感想。さらに、後藤は「保護司にならないか、とヘッドハンティング的なことをされました」と明かします。

コント作りについて、福徳は「笑かしたいし、(保護司の活動を)広めたい」という狭間で悩んでいることを告白しつつ、「日本中の人が笑うコントを作って、保護司になろうと思う人が増えれば」と意気込みました。

ゆめっちは法務副大臣から直々にスカウト!?

チョコレートプラネット(松尾駿、長田庄平)は、仕事を通して社会復帰を手助けする「協力雇用主」への取材を担当。長田は「(取材した会社の)会長が饒舌で、芸能人の友達が1人しかいない人見知りの僕でもしゃべりやすかった」と振り返ります。

コント作りでは、更生保護について伝えるための見せ方に苦労したようですが、松尾は「ベースは長田さんが作ってますけど、モデルと原案は会長」と明言。長田は「そのままだと思われると語弊があるけれど、会長に聞いた話を盛り込んでいます」とアピールしました。

問題を抱える少年少女たちと触れ合う「BBS会」への取材を終えたばかりだと話したのは、3時のヒロイン(かなで、福田麻貴、ゆめっち)。ネタ作りを担当する福田は、「BBS会が何かということを伝えるところから始めないと」と意気込みます。

ここで田所嘉徳法務副大臣がゆめっちをスカウト! 「メイク動画がすごい。BBS会の活動のなかで、子どもたちに教えてあげてほしい。歓迎しますので、入って活動してください」と誘われたゆめっちは、「めっちゃいい! やりたい!」と前向きに答えていました。

シソンヌじろうはそのまま入会!?

シソンヌ(長谷川忍、じろう)は、更生保護に協力する「更生保護女性会」とコラボします。これまでもコントのなかで数々の個性的な女性を演じてきたじろうは、取材前からすでにノリノリ。「コントができ次第、本ネタにさせてもらおうかなと思います」と言いながら、想像上の更生保護女性会メンバーを演じてみせると、客席で見ていた上川陽子法務大臣から拍手が。長谷川も「いい意味でお節介な奥さま方がたくさんいらっしゃると聞いてます。取材しなくても、すぐにできそうな気もしてます」と、早くも手応えを感じている様子です。

さらに、「シソンヌ、ちょっとずるいじゃん。本人出てきてるじゃんと思われるようなコントを作りたい」と力が入るじろう。「ネタ終わって、そのまま僕が更生保護女性会に入る可能性もある」と続けると、長谷川から「すぐ女性会に入ろうとするじゃん」とツッコまれていました。

このほか、この日のイベントでは、社会を明るくする運動フラッグアーティストの谷村新司さん、東京藝術大学の日比野克彦教授、上川法務大臣によるトークセッションも開催されました。

出典: FANY マガジン

4組によるコント作りの様子は、7月1日(木)から順次、吉本興業と法務省の公式YouTubeチャンネルで公開されます。出来上がったコントは、ジャルジャル、チョコレートプラネット、3時のヒロインについてはそれぞれのYouTubeチャンネルで、シソンヌは吉本興業公式YouTubeチャンネルで公開される予定です。

法務省の公式YouTubeチャンネルはこちらから。
吉本興業の公式YouTubeチャンネルはこちらから。

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