静岡県沼津市に2014年7月7日(日)にオープンした沼津ラクーンよしもと劇場が、今年の7月7日(日)でありがたいことに10周年を迎えました! それを記念した『沼津ラクーンよしもと劇場オープン10周年記念特別興行「よしもとお笑いスペシャルライブ」』が7月6日(土)と7日(日)の2日間、沼津市民文化センター大ホールで開催。劇場オープンと同時に静岡県住みます芸人になった私、ぬまんづ・原いい日が、当日の会場レポートをさせていただきます!
出演者は中川家(剛、礼二)、トータルテンボス(大村朋宏、藤田憲右)、ザ・パンチ(パンチ浜崎、ノーパンチ松尾)、ロバート・秋山竜次、ジョイマン(高木晋哉、池谷和志)、囲碁将棋(文田大介、根建太一)、タモンズ(大波康平、安部浩章)、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)、インディアンス(田渕章裕、きむ)、令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)、そしてわれわれ住みます芸人、富士彦、さこリッチ、ぬまんづ(うえたけ、原いい日)! この豪華なライブに、会場には約1500人のお客さんが来場しました。
ロバート・秋山が「オレたち〜! 商店GUY!」
開場すると、ロビーでは沼津ラクーンよしもと劇場のグッズや、佐久間一行デザインの10周年記念グッズの販売、そして沼津の名物「のっぽパン」と劇場がコラボした特別なのっぽパンが販売されました。
この特別なのっぽパンは住みます芸人が自ら販売しましたが、限定120本が、なんと開始10分で完売!! 沼津のお客さまの温かさと応援ムードをひしひしと感じました。
ステージでは、さこリッチとぬまんづによる前説があり、お客さんと「沼津サイコー!」(ぬまんづ・うえたけが10年間続けているギャグ)で一体になると、会場は最高の雰囲気に!
開演時間になって緞帳が開くと、まずはMCの富士彦がステージに。「劇場の10周年を記念して、この方が駆けつけてくれました!」と紹介すると、ロバート・秋山が登場します!
実は富士彦とロバート秋山の2人は、静岡朝日テレビの情報番組「とびっきり!しずおか日曜版」の大人気企画で特番にもなった「オレ達商店GUY!」で、一緒に番組出演をしています。
「オレたち〜! 商店GUY!」という掛け声に、客席から商店GUYポーズが返ってきて、さっそく地元ならではのアットホームな空気に。さらに秋山の“体モノマネ”による梅宮辰夫も登場し、トップバッターとは思えない大興奮のステージとなりました!
出囃子に合わせて1500人の手拍子
ここから賞レースチャンピオンや人気芸人による大爆笑のステージが続きますが、ここでスゴイことが起きます!
全国の劇場で沼津ラクーンよしもと劇場だけに起きる“特別な現象”――沼津の寄席では、ここだけで使われる出囃子に合わせて、お客さん全員が手拍子で迎えるという”沼津あるある”があるのですが、粋な計らいで、今回のスペシャルライブでもその出囃子が使われて、なんと1500人のお客さまがそれに合わせて手拍子で迎えてくれたのです!
これには袖で聴いていた僕も、感動でちょっと泣きそうになりました!
大爆笑のステージと温かいお客さまの手拍子が交互に繰り広げられ、あっという間に終演時間! 公演終了後には住みます芸人がロビーに出て、10年間の感謝を伝えました!
翌日7月7日にもメンバーを変えて公演を行い、こちらも大盛り上がり、土日両日来場してくださるお客さまもいらっしゃり、本当に沼津サイコー! ありがたさマックス!の2日間となりました!
10周年ありがとー!!
2014年にオープンしたときには「なんで沼津なの?」「期間限定ですぐにいなくなっちゃうんじゃないの?」などと言われていた沼津の劇場ですが、10年経ち、いまでは沼津の観光名所のひとつになっているのではないでしょうか!(少なくとも僕はそう思っています!)
沼津の劇場ができて10年、その舞台にたくさん立ったことで賞レースのファイナリストになり、さらには優勝する芸人がいたり、沼津が初舞台になった新コンビがいたり、テレビのバラエティ番組で沼津劇場の話題が出たり――と、いろいろなことを体験させてもらいました。
特に相方の「沼津サイコー!」のギャグは全国のテレビで何回も使ってもらって、これは本当に劇場がなかったら絶対に体験できないことだったと思います。
そんな沼津ラクーンよしもと劇場ですが、これから20周年、30周年と迎えられるように、そして沼津の皆さんに笑いはもちろん、いろいろ返せるように、僕らも頑張っていきたいと思います。
沼津では劇場のほかにも、毎年恒例の「寛平アメマナイトマラソン」など、さまざまな取り組みをしています。美味しいものや素敵なものがたくさんありますので、ぜひ沼津の劇場と合わせて沼津観光にもいらしてください!
行きますよ〜、沼津サイコー!! 10周年ありがとー!!