本気の芸人バンド・ジュースごくごく倶楽部と京都の実力派ガールズバンド・おとぼけビ〜バ〜のツーマンライブ『ごくごくビ〜バ〜-DROP 18th ANNIVERSARY』が、11月19日(金)に大阪・アメリカ村DROPで開催されました。コロナウィルス感染拡大などの影響で、度重なる延期を乗り越えてついに実現した待望のツーマンライブ。今回は、芸人ライターのビスケッティ・岩橋淳がライブレポートをさせていただきます。
ジュースごくごく倶楽部は、大阪吉本所属の芸人で構成されています。メンバーは、ギターの辻クラシック(ニッポンの社長・辻)、ベースの堂前タオル(ロングコートダディ・堂前透業・山本プロ野球)、ボーカルのジンジャーエール阪本(マユリカ・阪本)、キーボードのあたし(滝音・さすけ)、ボーカル&ギターのエナジーなつみ(ねこ屋敷・河野菜摘)からなる6人組パーティーロックバンドです。
対するおとぼけビ〜バ〜は、2009年夏に京都で結成。2018年にはアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に出演。日本アーティストはX JAPANとおとぼけビ〜バ〜の2組だけということで話題になった超実力派バンドです。
この日のツーマンライブは会場チケットが完売となり、高い注目度がうかがえます。
先攻おとぼけビ〜バ〜にマユリカ阪本乱入!
「耳慣らし程度に楽しんでいったらいいんじゃねぇかな? じゃあ、始めましょ」と、まずはおとぼけビ〜バ〜のライブがスタート! 圧巻のパフォーマンスで会場を引き込んでいきます。
配信のコメント欄には、なんと出番待ちの辻&さすけも参加して、会場だけではなく配信も大盛り上がりとなりました。
演奏が終わって一度退場し、再びステージに戻ってきたところにピンクのワンピース姿のマユリカ・阪本も登場。「今日はスペシャルバージョンや!」と叫ぶと、おとぼけビ〜バ〜の「シルブプレ」をコラボで演奏しました。
芸人バンドと侮るなかれ
そして、ジュースごくごく倶楽部の登場。1曲目の「Cたくなる」から楽しく会場を盛り上げていきます。
もちろんステージングには芸人らしさもあるのですが、なにより個々の演奏力が非常に高いです。特にギターを担当している辻は、リフからギターソロまでバシッと決めていました。私もオンラインで視聴しながら、「すごいな」と画面の前で拍手していました。
中盤では新曲「サボりの歌」を披露。まさかの新曲披露に会場とコメント欄も大盛り上がりです。
本編が終わって、アンコールでメンバーが再登場。そこに呼び込まれたのは、おとぼけビ〜バ〜のボーカル・あっこりんりんとギター・よよよしえ。そして、この豪華コラボでジュースごくごく倶楽部の「泣く子も黙るセパレート」が披露されました。
ステージ上で歌い踊り盛り上げる完璧なパフォーマンスをする“ゲスト”の2人でしたが、自身の見せ場を邪魔された阪本は「黙れよ! 潰すなよこっちの見せ場!」と演奏後にブチ切れていました。このコラボだけでも観る価値があると思います。最高に面白かったです。
今回のライブは、ツイキャス配信のアーカイブ視聴が12月3日(金)までできるので、ぜひともご覧ください。お笑いファンも音楽ファンも大満足できるライブだと思います。僕は、すっかり両バンドのファンになりました。
以上、ご案内はビスケッティ・岩橋でした。
公演概要
『ごくごくビ〜バ〜 ―DROP18th ANNIVERSARY-』
日時:11月19日(金) 開場17:30 開演18:00
会場:アメリカ村DROP
出演:ジュースごくごく倶楽部 / おとぼけビ〜バ〜
チケット(ツイキャス):配信2,000円
ツイキャス配信のアーカイブ視聴はこちらから。
【おとぼけビ〜バ〜セットリスト】
1.間男
2.ハート
3.大殺界
4.ラブ
5.日陰
6.週6はきつい
7.ヤリチン
8.ジジイ
9.母性
10.穴兄弟
11.why
12.リーブミーアローン
13.サラダ
14.孤独死
15.パンツ
16.姑
17.よめのめし
18.シルブプレ(ジュースごくごく倶楽部コラボ)
【ジュースごくごく倶楽部セットリスト】
1.Cたくなる
2.ジュースごくごく倶楽部のテーマ
3.井上さん
4.筒香
5.サボりの歌(新曲)
6.タンパクスィッツあげるよ
7.勇者にしてあげる
en.泣く子も黙るセパレート(おとぼけビ~バ~コラボ)