新春に笑いを届ける「よしもと新喜劇お正月スペシャル」が、1月4日(土)にMBSテレビで放送されました! このステージの見どころは、なんといっても“新喜劇オールスター”がそろい踏みするところ。お正月ならではの豪華すぎる特別公演の様子を、芸人ライターとして活動している新喜劇の祐代朗功が報告します!

寛平GMや新旧座長が揃って登場
発表されたこの日のタイトルは「ハッピーニューパンティ~テックス! へび~な恋は山あり谷あり沼地あり!?」です。島田珠代がへび年にちなんだ「へび~な恋」をするストーリーであることが丸分かりで、客席から笑いが起きます。
正月の飾り付けをされたうどん屋を舞台に物語がスタート。早い段階から川畑泰史、吉田裕という新旧座長が立て続けに登場し、観客が拍手で出迎えます。65周年の“吉本新喜劇の顔”である珠代は、出てくるなり「明けましておめでとうございます」と挨拶。うどん屋で働く珠代がパンティテッークスを披露して、さっそく観客は大ウケです。

その後、酒井藍、すっちー、アキと現役座長が続々と舞台へ。常連客役の辻本茂雄が出てくると、珠代との息の合ったやりとりがスタート! 珠代は辻本に対して求愛だけでなく、なぜか“シンガポールの昆虫”ギャグもぶつけます。
続いて登場した間寛平GM(ゼネラルマネージャー)は、珠代と一緒に謎の動きを披露して客席は大爆笑。ただでさえ豪華なメンバーなのに寛平GMまで出演して、お祝いムードがさらに盛り上がりました。


“見下げ~てごらん~”から“乳首ドリル”まで
途中から、舞台は結婚式場へ。辻本との結婚を夢見て見学に来た珠代は、この会場で辻本の結婚披露宴が開催されることを知ってショックを受けます。天国から地獄へ突き落とされた珠代の様子が面白すぎて、観客は笑いをこらえられません。そして珠代は辻本の披露宴をメチャクチャにすると決心します。
しかし、これにはウラ事情が。実は辻本は刑事で、捜査のために偽の披露宴で新郎役をするだけ。刑事の同僚である内場勝則が登場すると、辻本のアゴいじりや、お約束の「え、そんなんできるんですか?」のくだりで会場を沸かせました。

続いて、本物の新郎新婦役である吉田ヒロと山田花子が登場しますが、2人の独特な雰囲気で場が微妙な雰囲気に……ここで再び寛平が珠代と変な動きを繰り返し、どんどん笑いが増幅します。
その後も、池乃めだかがお馴染みの“見下~げてごらん~”のギャグを披露したかと思えば、すっちーと吉田裕による“乳首ドリル”も炸裂!

寛平GMが新年の挨拶と鏡開き
話のなりゆきで新婦役を務めることになった珠代は、新郎役の辻本にことあるごとに抱きついてキスを迫ります。さらに珠代は、披露宴の余興として昨年11月に配信開始された曲「島田珠代ベスト~パンティーテック~」を、バックダンサーを従えてパフォーマンス!
石田靖が花子の元カレ役で登場するシーンでは、珠代と寛平がボケ倒します。そして再び、珠代が辻本にキスを迫ってお客さんは大爆笑。
最後に内場、ヒロ、辻本、石田、花子、珠代が「エクスタシー」の曲に乗せてダンスを披露すると再び大盛り上がりとなり、舞台はエンディングを迎えました。


新喜劇が終わったあとは、舞台上で新年の挨拶です。寛平が「新年明けましておめでとうございます。今後とも吉本新喜劇をよろしくお願いします」と口上を述べると、新年の抱負を聞かれた珠代が「必ず辻本さんにキスします」と、この日の新喜劇を蒸し返して笑いを誘います。
寛平、珠代、すっちー、酒井、アキ、吉田裕による鏡開きが終わると、寛平が締めの言葉を酒井にムチャぶり。酒井がへび年にちなんで「にょろにょろー!」と景気よくギャグをして、スペシャル公演は幕となりました。
今年も吉本新喜劇をよろしくお願いします!
