「還暦まで大会を続けたい」! 子どもたちのためのサッカーイベント『やべっちCUP』でナイナイ矢部がゴールラッシュ!!

ナインティナイン・矢部浩之が主催する子どもたちのためのサッカーイベント『やべっちCUP2024』が、12月28日(土)に千葉・高円宮記念JFA夢フィールドで開催されました。今回は矢部のほか、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、パンサー・尾形貴弘、コットン・きょんら芸人に加え、元日本代表の山瀬功治選手ら現役・OBを含むプロサッカー選手、YouTuberなどサッカーをこよなく愛するメンバーが参加。子どもたちと一緒に、白熱したプレーを繰り広げました。

出典: FANY マガジン
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矢部のゴールで優勝決定!

「子どもたちのためのサッカー大会を開きたい」という矢部の一言をきっかけに、2018年からスタートした『やべっちCUP』。小学生たちによる「U-12サッカー大会」では全12チームが4ブロックに分かれてリーグ戦を行いました。

また、芸人やサッカー選手による4つのチームによる大人チームのトーナメントマッチや、大人チームとU-12チームによるエキシビジョンマッチも実施されたほか、今回初めてサッカースクールも開催されました。

大人チームの決勝戦は、矢部が率いる“チームアタック”と山瀬選手やペナルティ・ワッキーが加わる“チームDr.ルルルン”という、現役サッカー選手も参加したチーム同士の対戦に。

まずは、左サイドにいたワッキーからパスを受けた山瀬選手が少しタメを作ってからゴール左下にシュートを決めて先制。しかし喜びも束の間、すぐさまチームアタックが追いつきます。

続いて、Dr.ルルルン陣内でチームアタックがフリーキックをゲットし、これを矢部がしっかり決めて逆転しました。しかしここからチームDr.ルルルンが怒涛の攻撃を見せ、ゴール前の細かなパスワークから、はんにゃ.・川島章良が決めて2対2の同点に。

その後も両者譲らない展開が続きましたが、試合終了間際、左サイドからの優しいパスをゴール前に詰めていた矢部が決め、3対2でチームアタックが優勝しました。

出典: FANY マガジン
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芸人たちは真剣なプレーはもちろんのこと、笑いも忘れません。試合中のイザコザでは、揉みくちゃになりながら大勢が集まったところからパンツ一丁の尾形登場するお約束の“団体芸”を披露する一幕も。また、コットン・きょんが山咲トオルのモノマネ姿でピッチに現れるなど、全力で大会を盛り上げました。

そして、激しく熱いプレーが見られた「U-12サッカー大会」の順位は下記のとおり。

1位:アルビレックス新潟U-12
2位:湖北台クラブ
3位:ダイナモ川越FC

大会終了後、矢部は参加した子どもたちにこう語りかけました。

「負けても勝っても、これをいい経験にして次の大きな大会や試合に生かしてください。毎年言ってますが、プロのサッカー選手になってコメントをいただけるのを、やべっちはいつまでも楽しみにしています。みなさん、これからも楽しみながらがんばってください」

そして「来年も『やべっちCUP』を行えたらと思いますので、またぜひ集まってください」と呼びかけて大会は終了しました。

出典: FANY マガジン
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見取り図・盛山は髪型だけ“伝説のプレーヤー”?

囲み取材には矢部、盛山に加え、山瀬選手、そして元プロ選手の那須大亮さんが参加。午前中にあった小学生チームとのエキシビションマッチも含めてゴールラッシュの矢部は、満足そうにこう語りました。

「楽しくて気持ちいい疲れですね。昔からそうなんですけど、“戦術矢部”っていう。日本代表コーチの名波浩さんがつけてくれた戦術で、『矢部さんは守らず、前でずっと張っといてください』って言われたんです」

出典: FANY マガジン
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見取り図・盛山は、「(エキシビションマッチで2ゴール決めたけど)シュートチャンスは22本あったので、僕は最悪のフォワードかもしれない……。ベンチからずっとどうにかしてくれ! という野次が飛んでました」と振り返ります。

矢部が盛山に「点の取れないバティストゥータ(元アルゼンチン代表の名選手)って言われてるもんね?」とツッコむと、盛山は「そうなんです。髪型だけはバティなんですけどね」と意気消沈。

対戦した小学生に「こいつ、スピードないからフリーにしとけ」と言われたという盛山は、「ちょっと恥ずかしいですけど(笑)、これも子どもと大人が対戦できる『やべっちCUP』のよさだと思います」と話しました。

出典: FANY マガジン
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「これからもいい意味で大きくなっていけたら」

一方、山瀬選手はやべっちCUPをこう絶賛します。

「プレーしている子どもたちもそうなんですけど、親御さんたちも含めてみんなが楽しめるアミューズメントパークみたいなところが『やべっちCUP』のすごさだなと。なかなかないですよね、こういう規模の大会」

さらに続けて、「そんな大会を、発信力のある矢部さんのような方が開催してくれるのは僕らサッカー界の人間からしてもありがたいですし、サッカー界のさらなる発展につながっていくんじゃないかなと思います」と話すと、矢部が「山瀬さんのコメントみたいなことを言いたかった。僕が言ったことにしといてください」と記者に“お願い”して笑わせました。

また、横浜F・マリノスなどで活躍してきた那須さんはこう語りました。

「子どもの元気な姿が見られること、また大人たちから子どもに元気を与えられること、その両方ができてるなと思います。元気がいちばんなので。いろんな業界、いろんな人を巻き込んで元気になれるいい大会だと改めて感じました」

出典: FANY マガジン
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今年はサッカースクールが新たに開催され、矢部は「規模が大きくなって、(キッチンカーなど)楽しめるブースも増えてきました」と感慨深そうに語ります。

「本当にいろんな方の協力のもと、成立しています。企業の方もそうですし、サッカー選手、芸人さん、スタッフもそう。みなさんに感謝しています。これからもいい意味で大きくなっていけたらと思ってますし、みんなに好きなサッカーを楽しんでいただけたらと思います」

「あと何回、開催したいですか?」と聞かれた矢部は、「走れる限り、ボールを蹴れる限りやっていきたい」と答えると、「いま53歳なので、とりあえず還暦で(続けるかどうか)考えます」と、まだまだ続ける意欲を見せました。

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