佐賀県住みます芸人メタルラックが佐賀空港でゆるキャラたちと佐賀愛を叫ぶ!

吉本興業所属の佐賀県住みます芸人のメタルラックと全日本空輸(ANA)、佐賀県は佐賀の魅力をアピールするために、九州佐賀国際空港(以下、佐賀空港)で動画の撮影を行いました。この動画は佐賀空港から佐賀県の魅力を伝えることで観光需要の喚起につなげていくものです。12月3日(金)に公開されたこの動画コンテンツはANAのYouTubeチャンネルをはじめ各SNSで展開される予定です。

30度超えの暑さでゆるキャラがピンチ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

今回、佐賀県の魅力を伝える動画撮影のために応援隊が結成され、吉本興業からは佐賀県住みます芸人メタルラックのノッポノナカと美意識タカシの2人が選ばれました。応援隊には他に佐賀空港ビルのスタッフ、ANA社員や県内各地のご当地ゆるキャラ16体(むっぴー、さがっぴぃ、壺侍、森川海人っ、からワンくん、ガタゴロウ、とっとちゃん、多久翁さん、おしくらマン、ありたん、つきみん、ガネッタ、かし丸くん、いまりんモーモーちゃん、くねんワン・くねんニャン)も参加し、丸一日かけて撮影が行われました。まずは応援隊総出で東京の羽田空港からやってくる11時25分着のANA981便の出迎えからスタートしました。

出典: FANY マガジン
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撮影当日は、10月半ばにもかかわらず気温が30度を超える真夏日で、遮るものが何もない炎天下の駐機場で到着する飛行機を出迎えます。あまりの暑さにメタルラックの2人をはじめ、ゆるキャラたちの激しい消耗が心配されたちょうどその時、遠くに小さな機影を発見、ようやく出迎えができる喜びと到着の安堵感で歓声があがりました。

着陸したボーイング737-800型機は、間近に迫るとその機体の想像以上の大きさとエンジン音の凄まじさに応援隊も圧倒されて固まってしまいましたが、到着した多くの乗客が総勢16体のゆるキャラをはじめとする応援隊を発見し、ボーディングブリッジから写真を撮ったり、大きく手を振ってくれたりしたことで、ゆるキャラたち応援隊も懸命に歓迎ムードを演出していました。

出迎えの後、メタルラックはANAエアサービス佐賀オペレーション課の渕野雅崇さんの案内で空港内のグランドハンドリングの仕事を体験しました。まずは、1年前に導入された自動で荷捌きを行う機械SBAL(Saga Baggage Auto Loading 通称スバル)について紹介を受けます。

このSBALは、日本の空港では佐賀空港だけにある最新鋭の機械で、備え付けのカメラが荷物の重さと形状を認識、スーツケースやカバンを吸い上げ、コンテナ内にキレイに積み込むことができます。佐賀空港にしかないこの特別な機械に、ノッポノナカもおもわず「ガバイすごか(とても凄い)」と佐賀弁で驚き、美意識タカシも「誇らしい」とご満悦。ノッポノナカは「この動画、寝る前に30分見られる」と思わず見とれていました。

その他にも重いものをラクラク持てるパワーアシストスーツ「HAL」をノッポノナカが装着して、25キロの荷物を実際にあげてみます。本当に荷物が簡単に持てるのか半ば疑いながら持ち上げたところ、あまりに簡単に持てたその衝撃に驚きの声をあげていました。この荷物を上げるだけで興奮するシーンはなかなか見られません、ぜひ、動画でご覧ください。

その後、国内でも数台しかないリモートコントロールのけん引機「MOTOTOK」が、300トンの飛行機を軽々と持ち上げ運ぶ凄いパワーに2人も思わず見入ってしまうなど、動画では、普段は入ることのできない最新鋭空港の裏側をメタルラックがしっかりレポートしています。

飛行機に乗らなくても楽しい空港

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

次に2018年から全面改修をスタートし、ようやくこの夏に改修が終わったばかりの空港ターミナルでの撮影に移りました。ターミナル3階にあるさがんれすとらん「志乃」では、ご当地グルメを試食。ノッポノナカは伊万里牛の入った佐賀ちゃんぽんを、美意識タカシは温泉たまごがのった佐賀名物のシシリアンライスをそれぞれオーダー。2人とも味や素材について的確な食レポを行っていましたが、すでに長時間撮影を行ったせいか、カットがかかった後も食べ続け、あっという間に平らげてしまいます。

食事の後は、この4月にリニューアルされたばかりのターミナル2階にある佐賀県内の特産品や名品を扱う「sagair (サガエアー)」の紹介。佐賀といえば佐賀市内で行われる熱気球大会「佐賀バルーンフェスタ」が有名ですが、その熱気球の生地を使ったサコッシュなどユニークなお土産が販売されています。

店内には他にも有明のりや有田焼、伊万里焼といった陶磁器、嬉野茶など県内各地の名産、人気商品が販売されおり、ショップの中には佐賀の銘酒を飲み比べできるバーコーナーもあるなど、飛行機に乗らなくても飲食や買い物をしに来る施設になっていました。

多くの人気商品が紹介されるなかで、ANA FESTAで販売されている、とくに最近、地元の人気が上がっている佐賀牛カレーと調味料「はねにんにくオイル」に関しては製造会社の方も来てくださり、メタルラックも佐賀牛カレーを試食で堪能。「はねにんにくオイル」の試食では、2人が既に愛用している事実が判明しました。

いつだって出迎えます!それが住みます芸人

出典: FANY マガジン
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この動画の撮影には佐賀県空港課の黒田哲也課長も駆けつけ、「これまで空港といえば飛行機を利用するから来る、という場所でしたが、大規模リニューアルの結果、飲食やショップが充実したことでなど機能だけでなく、魅力も向上しているので、ぜひ、遊びに来てほしい」と、応援隊の動画効果を期待していました。

撮影の終わりは、佐賀空港から羽田空港へ向かう19時発のANA458便のお見送り。3階の展望デッキから16体のゆるキャラとメタルラック、空港ビルのスタッフ、ANAの社員たちが一列に並び手を振る姿に、搭乗するお客さんたちもボーディングブリッジから手を振り返していました。離陸後、夕闇の中に小さくなる機影がみえなくなったところで、メタルラックをはじめ応援隊の長い一日が終わりました。

出典: FANY マガジン
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撮影も終わり、感想を聞かれたメタルラックのノッポノナカは、「たった一日でしたが、何年も佐賀空港で働いた気持ちになりました。(お客さんを)見送ったことで、また帰ってきて欲しい気持ちになりました」と述べ、美意識タカシは、「自分たちが生まれ育った場所だからこそ、もっと佐賀に来てほしいと思いますし、空港もリニューアルして頑張っていらっしゃるので、僕らも盛り上げていきたい」と、今後も佐賀の応援隊として佐賀をアピールしていくことを宣言していました。

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