吉本新喜劇の間寛平GM（ゼネラルマネージャー）の月例会見が、2月28日（金）に吉本興業大阪本社で行われました。目前に迫った『吉本新喜劇記念日2025』の最新情報に加え、バラエティー豊かなニュースが盛りだくさん！ “新喜劇の顔”島田珠代を筆頭に、未知やすえ、高井俊彦、平山昌雄らが登壇し、“65周年イヤー”のクライマックスに向けてにぎやかな会見になりました。
珠代が硬直する“シークレットゲスト”とは？
この日のMCを務めた千葉公平が、寛平GMと珠代を呼び込んで会見がスタート。やすえ、平山、高井はそれぞれのイベントをPRします。やすえは末成映薫とともに、3月23日（日）、リーガロイヤルホテル大阪でディナーショーを開催します。
『映薫とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ♡みたいなディナーショーpart8〜値上がりしちゃってごめんなさい〜』について、やすえはこうアピールしました。
「今回もいろんなゲストに来ていただく。発表したら、もっとチケットが売れるんじゃないかというほどスペシャルな方を呼んでいるけど、当日のお楽しみ……」
珠代が「誰にも言わないから……」とゲストの1人を耳打ちしてもらうと、切なくも面白い不思議な表情で硬直！？ 「どういうことですか！」と周囲を戸惑わせるほどの動揺を見せました。
当日に向け、やすえや末成のダンスレッスンやボイストレーニングはスタートしていて、今回も見ごたえたっぷりのショーになりそうです。
平山は、同じく3月23日（日）に大阪・なんばグランド花月で単独公演『ちゃんばら新喜劇4〜悪逆無道〜』を開催します。辻本茂雄、浅香あき恵、高井ら新喜劇の座員に加え、東映太秦映画村からスタントマンも多数出演。平山は「これぞアクション、ちゃんばらというものを見せます」と力を込めました。
ちゃんばらトリオの最後の弟子である平山は、JAC（ジャパンアクションクラブ）に所属していたこともある“肉体派”。平山に詳しい珠代からは「奥さんが13歳年上なんです」とプライベートにまつわるエピソードが披露されます。太秦の撮影所の売店で働いていた女性を好きになり、足繁くガムを買いに通って恋を成就させたんだとか。
高井は、ライフワークとなっている『しんきげきといっしょ！』を、3月30日（日）に吉本新喜劇セカンドシアター（YES THEATER）で開催します。高井が“歌のお兄さん”、森田まりこが“歌のお姉さん”になり、歌って踊って、ダジャレを言ってズッコけるイベントです。
上演中に赤ちゃんが泣いても心配無用！ 舞台をストップして、みんなであやして笑わせてから再開するという“家族連れにやさしい”配慮もあります。これには千葉も「娘を連れて行って泣かせたい」と興味津々。このイベントは今年で10年目に突入し、観客も世代交代していますが、高井は「ぎりぎりお兄さんとしてやらせてもらってます」と、変わらぬ全力投球を誓いました。
65周年ツアー千秋楽は座長たちが揃い踏み！
寛平GMは、3月8日（土）に『吉本新喜劇in沼津ラクーンよしもと劇場〜沼津に本物の吉本新喜劇がやって来る！〜』で、静岡に乗り込みます。沼津の劇場が誕生して今年で10年。寛平GMはイベントに込めた思いを次のように語りました。
「“寛平アメマナイトマラソン”もやってるし、ロケ番組（『時をかけるアメマ！ 寛平さんぽ』）もやらせてもらった。お世話になっている沼津に恩返しを」
そして3月2日（日）には、いよいよ『吉本新喜劇記念日2025』が開催されます。第1部はやなぎ浩二が最年長で座長を務める新喜劇、第2部は“65周年ツアー”の千秋楽として、寛平GMを含む5座長による新喜劇を上演します。公演の最後には、これからの新喜劇を盛り上げるための“ある発表”も用意されているとか……？
当日は吉本新喜劇公式YouTubeチャンネルで生配信を実施するほか、恒例のオンラインくじや記念グッズも販売。LAUGH & PEACE ART GALLERYで3月2日（日）まで開催中の『吉本新喜劇65周年写真＆アート展』では、乳首ドリルでおなじみの“マキザッパ”を制作するワークショップや、座員が似顔絵を描くイベントが行われます。
寛平GMは、「やなぎ浩二の座長が、どうなるのかものすごく楽しみ。82歳で、セリフを覚えられるかが心配」と笑わせつつ、「面白い新喜劇になるんじゃないか」と期待します。寛平GMによると、毎朝のウォーキングを欠かさないというやなぎは「欲も出てきたらしく、出番がなかったら“ちょっとここ出してくれよ”と言いに来る」そうで、「やなぎ浩二としてのフェロモンが出てきている。えらいもんやなあ」と感心しきりでした。
“注目座員”高関優に熱血アドバイス？
「今月のイチオシ座員」コーナーで登場したのは高関優。昨年末、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』（フジテレビ系）に出演し、注目度上昇中の若手です。千葉は「すごい男前なのに、自分が男前だと思ってない。もっと自分で“男前です”ってやっていったらいい」とアドバイスします。
珠代は高関について「（鼻まではいいのに）口がゆるい」とダメ出し！？ やすえは「こういう無口で楽屋でもあまりしゃべらない人は私のタイプ」と話し、「自信を持ってほしい。遠慮せず、もっと前に出なさい！」とハッパをかけました。
高関は『細かすぎて……』で見せたネタ「コスパよく稼ぐCMに出た時のアスリート」から、2本を生披露。さらに、3月21日（金）になんばグランド花月で開かれる『吉本新喜劇×北斗の拳コラボ新喜劇〜お前はもう笑っている！〜』を告知しました。
この公演には、寛平GM、酒井藍、アキら新喜劇メンバーだけでなく、千原せいじ（千原兄弟）、キャベツ確認中（しまぞうZ、キャプテン★ザコ）、EXIT（兼近大樹、りんたろー。）といった豪華ゲストが集結します。会見では“『北斗の拳』世代”の千葉や高井、平山が好きなキャラクターの話で盛り上がったほか、Mr.オクレが何の役を演じるかも話題になりました。
もちろん、珠代の“今月の顔”のコーナーも！ 長い前フリで周囲から総ツッコミを受けたあと、「私たちがお花なら、皆さんから栄養をいただきたい」と花壇に肥料を与えるギャグをお披露目し、さすがの破壊力で笑いを巻き起こしました。
千葉公平が東京で夜遊び！？
会見では、2月のトピックスの振り返りも。“65周年ツアー“は、広島、愛知、石川、群馬、宮城、秋田、青森、福島の8カ所を巡回し、各地で“満員御礼”の大盛況でした。
寛平GMは「テレビが流れていない群馬県や秋田県でも、めちゃめちゃ盛り上がった。“皆さん、新喜劇を見たことありますか？”と聞くと、初めての人がほとんどだった」と振り返ります。終演後、座員を乗せたバスを追いかけて手を振る子どもたちもいたそうです。
2月14日（金）には、東京で『吉本新喜劇inルミネtheよしもと』を上演。寛平GM×酒井藍がおじいさんと孫娘に扮し、抜群のコンビネーションで沸かせました。
2月19日（水）からの1週間は、京都・よしもと祇園花月の本公演でレイチェルが座長週に挑戦。千葉はレイチェルの座長ぶりについて「めちゃくちゃテンポがよく、吉田裕くんとの相性もよくて常に笑いが起きていた」と語ります。寛平GMがすかさず「千葉、遅れをとったらあかんで！ 結婚して子どもができて、落ち着き出したな！」とハッパをかけました。
ここで、千葉が育児についてアドバイスを求めると、「（妻は）ピリピリしているので逆らわないこと。とにかくキスの嵐にしなきゃ」（珠代）、「たまに帰ってきてお風呂に入れて“入れたったで”（と恩着せがましく言うの）はやめて。黙ってやれ」（やすえ）などリアルなコメントが続々。千葉が「初めて妻にウソをついたんです……」と言い出し、やすえが「『東京グランド花月』で東京に行って遊んだってこと？」と爆弾を放り込むひと幕もありました。
