米国コロラド州出身の吉本新喜劇座員・ジャボリが、3月1日(土)に大阪府大東市で行われた「第9回 三好長慶公武者行列 in 大東」に参加しました。ジャボリは、大東市に縁の深い戦国時代の武将、三好長慶公に扮して武者行列を先導。法螺貝や太鼓が響くなか、街を練り歩きました。

甲冑姿で得意のダジャレを披露!
三好長慶は大東市と四條畷市にまたがる飯盛城に拠点を置いた戦国武将です。大東市では今回の武者行列に際して、国内在住の外国人を対象に三好長慶役を公募。これにジャボリが応募して選ばれました。
メイン会場となった大東市の北条公園には出店が並んだほか、「三好長慶 大茶会」などのイベントも開催。そして正午、法螺貝が鳴り響くと会場に武者たちが現れます。大東市の逢坂伸子市長が挨拶に立ち、参加者に「最後まで元気に武者行列を!」とエールを送りました。
来賓の挨拶のあと、法螺貝と太鼓が鳴り響くと、甲冑に身を包んだジャボリが登場! ジャボリは甲冑について「重いかと思ったら、思い出のおかげで重いです」と得意のダジャレを披露します。

そして、ジャボリと一緒に行列に参加する“三好長慶隊”の面々もステージに登場。逢坂市長と一緒に記念撮影し、全員で「エイエイオー!」の勝どきを上げました。
続いて“子ども長慶”が登場し、それぞれが意気込みを語ったあと、ステージ上でジャボリたちと一緒に再び勝どき。そして、思い思いの装束に身を包んだ約250人の参加者が“城門”をくぐって武者行列がスタートします。

行列を終えて「感動ですね」
北条公園を出ると、まずは東高野街道のほうへ。子どたちと先頭を行くジャボリは時折、「エイエイオー!」の勝どきを上げ、歩行者に手を振りながら前進しました。
この日は、春を思わせる汗ばむほどの陽気。途中の公園で休憩して、しっかり水分補給します。沿道には、旗を振って行列を応援する人たちの姿も。そして野崎参道商店街では記念撮影も行われました。
市内を流れる谷田川沿いには地元の小学生が書いた絵が飾られ、行列を盛り上げます。武者行列の参加者は、川のすぐ横を通る電車に向かっても勝どきを上げました。

公園まで戻ったジャボリは、行列参加者をハイタッチで出迎えます。そしてステージ上へ移動して“戦勝報告”を受け取ると、最後に全員で「エイエイオー!」と声を合わせました。
行列を終えたジャボリは「感動ですね」と笑顔。そして甲冑の衣装について、色やデザインがすばらしいと絶賛しながら、「毎日着てもいいくらい」と話して笑わせます。最後に、イベントに参加できたことを感謝すると、「吉本新喜劇の応援もよろしくお願いします!」と締めくくりました。