4月13日(日)の開幕までいよいよ1カ月を切った大阪・関西万博。国内外のパビリオン建設も急ピッチで進み、オープニングに向けて準備に余念がありません。今回の万博では、吉本興業ホールディングス株式会社も「笑いのチカラで、こころとからだの健康を」をテーマにしたパビリオン「よしもとwaraii myraii館」を出展。3月20日(木・祝)には、この“よしもとパビリオン”から、BSよしもとの万博特番「発信Live ジモトノチカラ!~大阪・関西万博開催直前SP~」が3時間にわたって生放送され、西川きよしをはじめとした人気芸人たちが万博の魅力を発信しました。

高さ20メートルの赤い球体の謎
「発信Live ジモトノチカラ!」は、BSよしもとで毎週月曜から木曜まで、日本全国の“ジモト”の魅力をたっぷりお届けする3時間生放送の番組。
今回は水曜のMC・ヤナギブソンとアシスタントのやました、木曜MCを担当する西川かの子、そして大阪・関西万博のスペシャルサポーターを務めるNMB48から平山真衣、EXPOウォッチャーの二神敦氏が登場しました。さらに、東京のスタジオにいる月曜MCのチュートリアル・福田充徳、火曜アシスタントのCRAZY COCOとも中継をつなぎます。

番組がスタートすると、まずは気になる「よしもとwaraii myraii館」の紹介から。メインエントラスとなっている高さ20メートルの大きな赤い球体は、名付けて「笑顔の球体 タマー」!! アートディレクター・MASARU OZAKI氏は、そのコンセプトについてこう説明します。
「“選択”と“存在”の不思議さがコンセプト。“固定概念”を置いて触れてみることでフィードバックが得られます。宝探しがいっぱいできる空間です」
クリエイティブディレクターのクラパット・ヤントラサー氏も、「建築が人々を笑顔にし、遊びを探求するきっかけになることを願っています。このパビリオンは人々が集う人間的な場所にしたいですね」とメッセージを伝えました。

「笑顔の球体 タマー」と「アシタ広場」では…
「笑顔の球体 タマー」の内部はアーティストのMASARU OZAKI氏が手掛け、プロジェクションマッピングなどさまざまな演出がされます。
また、建物を出たところの「アシタ広場」について、総合プロデューサーの小松純也氏は「アシタがある広場」であると説明。畳を敷いて靴を脱いでゴロゴロできる癒しの空間「IKOI」が設置されるほか、ノンバーバルパフォーマンスやコメディショー、さらには、盆踊りにカラオケやダンスを融合させた新しい参加型イベント「盆踊りのアシタ」など、毎日開催される野外イベントで盛り上げます。

東京のスタジオではCRAZY COCOから、「よしもと waraii myraii 館」では“笑顔検知ツール”を使って来場者の笑顔の数を集めること、さらに“感情分析ツール”でステージブログラム体験の表情を計測し、感情の変化を分析、蓄積していくことが紹介されました。
芸人たちもパビリオンに興味津々
ここで西川きよしが登場! 万博会場に来たのは今回が初めてとのことで、「来てみたら想像以上、素晴らしい!」と絶賛です。1970年の万博では漫才を披露したことに触れながら、「この次の万博も狙っています」と笑わせます。

番組では、芸人たちによる世界各国のパビリオン紹介も。
滋賀県住みます芸人のノーサイン(乾、北斗)は、オランダパビリオンについて、オランダ総領事館のマルタイン・フーレ氏に話を聞きました。フーレ氏によると、パビリオンのテーマは「コモングラウンド」で、外観が波のようになっているのは、海との関係を表しているとのこと。そして、建物にある大きな球体は「次世代の太陽」を表したもので、「中にも入れます」と紹介しました。
大阪府住みます芸人のspan!(水本健一、マコト)は、パソナグループパビリオンの「PASONA NATUREVERSE」から中継。「動くiPS心臓」や「空飛ぶ手術室・未来の眠り」などの展示について説明すると、東京のスタジオにいるチュートリアル・福田は「行きたい!」と興味津々です。
そのほか韓国、中国など、さまざまなパビリオンの話を聞いたきよしは「海外旅行に行ってるみたい」と笑顔でした。

番組では、「大阪グルメEXPO2025」に出店するお店から中継も。担当するのはモンスーン(T@TSU、小山英機)です。グルメメニューを試食した2人は、「うま〜!」とそのおいしさに驚嘆していました。
さらに、かの子からは、6月15日(日)に国連と吉本興業がタッグを組んだイベント「Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO」が開催されることも発表されました。「みんなが笑顔になる1日」を目指し、万博各会場でさまざまな催しを展開します。

印象的だったスタッフの笑顔
エンディングで福田が「めちゃくちゃ行きたくなった」と話すと、span!も「万博にしょっちゅういると思います」と大阪住みます芸人らしくアピール。やましたは「彼氏がいないので、二神氏さんと一緒に」とひとボケしました。
準備しているスタッフが笑顔だったことが印象的だったと話したのは、かの子。「スタッフも、大阪の人も、世界の人も楽しみにしている万博だと感じました」と収録を振り返りました。
最後にきよしは、「こんな素晴らしいパビリオンが建っていてビックリした。この時点で想像以上、本番が待ち遠しい。古い表現になりますが、お誘い合わせのうえ、ご来場ください!」と呼びかけました。

ワクワクする感覚が湧き上がってきた
収録後の囲み取材でも、芸人たちは万博への期待感でいっぱい。きよしが「79歳になるんですが、童心に帰って、孫や家内、家族で来たい」と話すと、かの子も「中に入ったら、どれだけワクワクするかというのが湧き上がってきた。みなさんも来ていただいて、この感覚を味わっていただきたい」とアピールしました。
ヤナギブソンは、よしもとパビリオンについて「ステージの向かい側に、笑顔の球体 タマーがこっちを向いて笑ってくれているので、どれだけスベってもウケてるような感じ。ほかの劇場でスベっても、ここでメンタルヘルスできます!」と笑わせます。
これまで多くの万博を見てきた二神氏は、よしもとのパビリオンについてこう評しました。
「ここに来れば、笑って健康になってがんばっていこうという元気がもらえるんじゃないかと思います。(これまでの万博パビリオンで)笑いをテーマにしたことはあったとしても、会社を挙げてというのは、世界初だと思います」

最後に、改めてパビリオンを見た印象を聞かれたきよしは、「できることがあったら手伝いたいと思います」と笑わせたあと、自分自身が出演していた1970年大阪万博を振り返りながら、「今回、二度目ということで、生きててよかったと思います」と笑顔を見せました。

「よしもとwaraii myraii館」では、3月20日に公式サイトがオープンし、公式XとInstagramも始まるなど、開幕に向けて着々と準備が進んでいます。
公式サイトはこちらから。
公式X(旧Twitter)はこちらから。
公式Instagramはこちらから。
「発信Live ジモトノチカラ!~大阪・関西万博開催直前SP~」のアーカイブはこちらから。