漫才&コント 二刀流芸人No.1が決まる! 新たなお笑い賞レース『ダブルインパクト』予選第1回戦から白熱の戦い!

新たなお笑い賞レース『ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』の予選第1回戦が、4月8日(火)から始まりました。初開催となる今回のエントリーは2,800組以上が集まり、漫才とコントの二刀流芸人たちが頂点を目指して熱い戦いを繰り広げます。

出典: FANY マガジン
©ytv

予選第1回戦は、各コンビ2分間で、漫才かコントのどちらかを選択して勝負に臨みます。テンポの良い掛け合いで観客を笑わせる漫才、そして練り込まれた設定やストーリーで楽しませるコント。それぞれのコンビが持ち味を活かしたパフォーマンスを次々と繰り広げ、会場は多種多様な笑いで満ち溢れました。漫才とコントが交互に登場する様は、まさに『ダブルインパクト』という大会名に相応しい、賑やかで勢いのある1回戦となりました。

賞レース王者やファイナリストが続々参戦!

■第1回戦(4月10日 東京会場)
ここでは、4月10日(木)、東京・シダックスカルチャーホールで開催された第1回戦(1部・2部)の模様をレポートします。

この日のMCを務めたのは、ヒロユキMc-Ⅱ。今回の概要や審査基準など、笑いを交えながら説明するなか、拍手の重要性を熱弁する一幕がありました。

「(出場者が舞台に上がったときには)大きな拍手で迎えていただき、大きな拍手で送り届けていただきたいと思います。皆さんが大きな拍手で盛り上げていただくと、演者も緊張が解けて、テンションが上がり、より良いネタをお届けできる。そうなんです。拍手を大きくするということは、皆さんがより楽しめる……(結果的に)自分のためになるということですね!」と訴え、会場を盛り上げました。

その後、トップバッターのやすと横澤さんから、『女芸人No.1決定戦 THE W 2024』ファイナリストのエルフ、『ツギクル芸人グランプリ2023』ファイナリストのまんじゅう大帝国、『キングオブコント2020』セミファイナリストの元祖いちごちゃんなど、実力者はもちろん、養成所を卒業したばかりの芸人1年生も登場。1部だけでも約80組が出場しましたが、出番が後半でも実力で爆笑をかっさらい、会場の空気を掌握するコンビやトリオもいました。

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©ytv/エルフ

2部は、『キングオブコント』3年連続ファイナリストのうるとらブギーズ、『M-1グランプリ』セミファイナリストのスタミナパン、シンクロニシティらのほか、『キングオブコント』王者が2組も登場!

コントではなく漫才を披露したのは、2022年チャンピオンのビスケットブラザーズ。漫才でも“らしさ”あふれるやりとりで会場をトリコに。この日のトリを飾った2013年チャンピオンのかもめんたるは、たった2分間というなかでも、彼らの世界観をたっぷりと堪能できるコントで爆笑をかっさらいました。

 

■第1回戦(4月16日 大阪会場)
大阪会場・予選第1回戦は4月14日(月)からスタート。ここでは、4月16日(水)に大阪・心斎橋パルコSPACE14にて開催された第1回戦の様子をレポートします。

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©ytv/MCの令和喜多みな実・河野良祐

MCを務めた令和喜多みな実・河野は、オープニングで「新たな賞レース『ダブルインパクト』が始まりました! この未知なる大会の第1回戦に駆けつけてくださって本当にありがとうございます」と観客に感謝を伝えつつ、「いろんなお笑いの賞レースがありますが、『ダブルインパクト』初回の第1回戦を観に行ったって、一生言えます!」と畳み掛け、客席の熱を上げました。

この日は150組以上がエントリー。出場芸人が「漫才」または「コント」どちらで勝負するのか、観ている側はネタが始まるまでわからないところもおもしろさのひとつ。正統派のスーツ姿もいれば、学生服や着流しなど、出場芸人の衣装もネタによってそれぞれで目が離せません。

また、テレビや劇場で活躍する芸人だけでなく、現役グラビアアイドルを擁するコンビや、ダンスを織り交ぜた漫才、楽器を用いたネタを披露する芸人、さらには高齢者コンビなど、ユニークな顔ぶれも会場を盛り上げました。

なかでも注目を集めたのは『M-1グランプリ2022・2023』決勝進出のカベポスター。この日は2分間に笑いをテンポよく散りばめた漫才で会場を沸かせ、観客の期待に応えました。また、結成4年目にして『M-1グランプリ2024』準決勝に進出した新星・例えば炎は漫才で実力を見せつけました。

大阪第1回戦では、他にも『M-1グランプリ』と『キングオブコント』の両方で決勝進出を果たした“ダブルファイナリスト”のアキナをはじめ、『THE W 2022』覇者の天才ピアニスト、『キングオブコント』ファイナリストの藤崎マーケットと隣人、そして2006年に『M-1グランプリ』決勝に進出した大ベテラン、ザ・プラン9など、大型賞レースで成果を残したそうそうたる顔ぶれが参戦。

さらに、チェリー大作戦やスマイル、セルライトスパといった関西の賞レースやテレビを賑わす実力派芸人も出場し第2回戦進出を決めました。

 

■第1回戦(4月24日 東京会場)
ここでは、4月24日(木)に東京・シダックスカルチャーホールにて開催された第1回戦(1部・2部)の様子をレポートします。

この日のMCを務めたのは、兼光タカシ。自己紹介する際、兼光は「昨年“インパクト”ある解散をしました兼光タカシです。よろしくお願いします!」と挨拶。「あれから1年2か月と2日が経ちました……なんのことかわからない人は『プラスマイナス兼光 寝耳に水』で検索してみてください」と述べて笑いを誘いました。

ものまねに定評がある兼光は、休憩前や大会終了後など、ネタに影響が出ない範囲でオール巨人、久保田かずのぶ(とろサーモン)のものまねを見せ、会場を和ませました。

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©ytv/MCの兼光タカシ

第1部は、『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』女王の3時のヒロインが、トリオの魅力を存分に発揮した漫才を披露。『M-1グランプリ』と『キングオブコント』のダブルファイナリストのロングコートダディはコント、『キングオブコント』ファイナリストの滝音は漫才で、『令和5年度NHK新人お笑い大賞』ファイナリストのレインボーはコントで魅せました。

第2部も目が離せません。漫才でも高い評価を受ける『キングオブコント』3年連続ファイナリストのわらふぢなるおはコントを、『THE W』3年連続ファイナリストのAマッソは漫才を、『歌ネタ王決定戦』王者のラニーノーズや、大人気コンビのEXITはイメージのある漫才ではなくコントをチョイスするなど、「漫才」と「コント」、それぞれどちらを選んで予選に挑むのかもこの大会ならではの見どころに。

ネームバリューは一切排除しての戦いでしたが、他大会で結果を残しているコンビは『ダブルインパクト』でも“衝撃”を与えるネタで、貫禄を見せました。

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©ytv/Aマッソ

5月7日(水)から開催される予選第2回戦は、漫才3分とコント3分の両方を披露し、その合計点で競います。これは、各コンビの総合的な実力が試される新たな戦い。果たして、どのような戦略でこの難関を突破するのか――。第1回戦を勝ち抜いた強者たちが、次にどんなパフォーマンスを見せるのか――。その結果に、早くも期待が高まります。

今後の予定

◎予選第2回戦 5月7日(水)から東京会場・5月15日(木)から大阪会場にて開催
「漫才3分」「コント3分」両方のネタを行い、合計得点で審査

◎準々決勝 5月28日(水)、29日(木)に東京会場・6月4日(水)に大阪会場にて開催
「漫才4分」「コント4分」両方のネタを行い、合計得点で審査

◎準決勝 6月18日(水)に東京会場にて開催
「漫才4分」「コント4分」両方のネタを行い、合計得点で審査

◎決勝 7月予定(日本テレビ・読売テレビ系にて生放送)
「漫才4分」「コント4分」両方のネタを行い、合計得点で審査

※詳細は公式ホームページに掲載。予選方法、スケジュールは変更の可能性があります。

番組概要

『ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』
放送時期:2025年7月
放送局:日本テレビ・読売テレビ系 全国ネット生放送

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