毎年恒例のミキの“漫才全国ツアー”がスタート! “全国制覇達成”節目の年の幕開けは昴生のブチ切れから!?

兄弟漫才師のミキ(昴生、亜生)による毎年恒例の全国ツアー『ミキ漫2025』が、5月5日(月・祝)に東京・有楽町よみうりホールで開幕しました。『ミキ漫』は全都道府県で漫才を披露することを目標に2018年にスタートした2人のライフワーク。今年は初開催の山形、埼玉、滋賀、大分を含む全国11カ所12公演を予定していて、“全都道府県制覇”を達成する節目の年です。幕開けとなったこの日の公演では、2人がこだわり続ける圧巻のしゃべくり漫才で観客を圧倒し、広い会場を爆笑の渦で包みました。

出典: FANY マガジン
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鳴りやまない拍手に「もうええわ」!?

今年もミキらしい、おしゃれでポップなオープニング映像のあとに登場した昴生と亜生。待ってましたと言わんばかりの拍手喝采に、早くも感無量といった表情の2人は「わぁ……、わぁ……」と声を漏らしながら、おじぎを繰り返します。そんな2人の姿に、さらに拍手が大きくなると、ついに昴生が「もうええわ! アホみたいに拍手しやがって!」とらしさ全開でブチ切れ、拍手を笑いに変えました。

兄の豹変ぶりに亜生は「えーっ!?」っと驚きつつ、客席に向かって「ありがとうございます!」と感謝。昴生も改めて「GWのさなかにありがとうございます」と感謝しつつ、「ほかに行くところがなかったんでしょうか」と再びぶった切って笑わせます。

続けて、11月21日(金)に再び有楽町よみうりホールで公演をすることを告げながら、「今日と同じメンバーでやりたい。そうしよう。また会おう。みんな、今日と同じ座席で!」と客席に呼びかけると、亜生も「うん!」と力強くうなずきました。

出典: FANY マガジン
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漫才は、亜生が“好き”と公言するミキファンにおなじみの“あの女優“に関するホットな時事ネタからスタート。兄弟の他愛のない会話から始まり、テンポのいい掛け合いで怒涛の展開を見せるミキらしいしゃべくりの長編ネタを5本披露しました。

幕間のVTRでは、亜生はもちろん、昴生もまだまだかわいかったころの貴重なVTRを盛り込んだ「ミキ兄弟ヒストリー」を展開。ほっこりとした気持ちのあとで大いに笑える、まさに兄弟コンビならではの企画で、観客を楽しませます。

出典: FANY マガジン
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「お兄ちゃん」と書いた“大先輩”とは…?

公演の土地ごとに内容が変わる、亜生が企画する恒例のゲームコーナーでは、昴生が2つのゲームに挑戦しました。

テーマは「亜生パビリオン」。大阪・関西万博にちなんだもので、クイズをしながら亜生について学べるという“パビリオン”です。構想図まで用意したといい、吉本興業が万博に出展しているパビリオン「よしもと waraii myraii館」にそっくりの、巨大な球体に亜生の顔があしらわれたビジュアルを公開しました。

ここで始まったのが「お兄ちゃんクイズ」。昴生から「お兄ちゃんクイズは“昴生パビリオン”やろ!」というツッコミが入りつつ、亜生が進行します。「お兄ちゃんクイズ」とは、亜生を含む4人の芸人が、昴生を思いながら書いた「お兄ちゃん」という文字を見て、どれが亜生の筆跡かを当てるもの。

昴生は「オレ、おまえの字わかるで」と自信満々でしたが、実際に4つの筆跡が並ぶと「えーっ! 難しいな」と首をひねります。しかし、線と線をきっちりつなげないという亜生のクセを見出し、4つの中から1つをチョイス。見事に正解しました。

残りの3つの「お兄ちゃん」を書いたのは、ロングコートダディ・兎、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル、中川家・礼二という3人。思わぬ大先輩の登場に昴生は驚いて床にひっくり返り、「礼二さんだけ、剛さんを思って(「お兄ちゃん」と)書かはったんやね」とつぶやいて笑いを誘いました。

出典: FANY マガジン
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盛り上がり過ぎて時間オーバー

ふたつ目のゲームは、亜生の人生を体験できる「亜生マウンテン」。亜生の子どものころの夢だったイルカの調教師をモチーフにした“調教師エリア”、二度の腕骨折を体験する“骨折エリア”、漫才の最中に昴生から機関銃のように飛んでくる唾を避ける“芸人エリア”、そして、声優として参加した映画「ライオン・キング」の世界観を体験できる“声優エリア”の突破を目指します。

昴生は「俺、お前の人生知ってんねんけど」とぼやきながらも、全エリアを突破して制限時間内に見事ゴール! 昴生が2ゲームともクリアしたことで、お客さんへのステッカープレゼントが決定し、客席が大いに沸きました。

盛り上がりすぎたツアー初日は大幅に予定時間をオーバーして終了。2人は「(時間が)押したのは俺らのせいや」と詫びながら、「楽しかった!」と満面の笑みを見せました。

出典: FANY マガジン
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『ミキ漫2025』は全国各地を巡り、12月12日(金)の千秋楽となる大阪・なんばグランド花月の公演では、初めてライブビューイングも実施予定です。サンパチマイクを前に、仲良く軽快にしゃべくりまくるミキの漫才を、お近くの会場で堪能してみては?

公演概要

ミキ漫2025 全国ツアー
チケット料金:前売:4,000円 当日:4,500円

【日程】 
▼愛知   
日程:5月31日(土) 
会場:御園座
▼高知    
日程:6月8日(日)  
会場:高知市文化プラザかるぽーと四国銀行ホール
▼北海道  
日程:6月29日(日) 
会場:函館市芸術ホール
▼京都    
日程:7月6日(日)  
会場:ロームシアター京都 サウスホール
▼広島   
日程:7月12日(土) 
会場:JMSアステールプラザ 大ホール
▼埼玉   
日程:8月11日(月・祝) 
会場:川越市やまぶき会館
▼山形   
日程:9月7日(日)   
会場:山形市民会館
▼滋賀   
日程:9月15日(月・祝)
会場:草津市立草津クレアホール
▼大分   
日程:10月19日(日)
会場:iichiko総合文化センターiichiko音の泉ホール
▼東京凱旋
日程:11月21日(金)
会場:有楽町よみうりホール 
▼大阪   
日程:12月12日(金)
会場:なんばグランド花月
※大阪公演ではライブビューイングを予定

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