オズワルドがM-1ふまえてアドバイス! 料理人No.1決定戦『CHEF-1グランプリ』が今年も開催

次世代スター料理人No.1決定戦 『DRAGON CHEF』 が『CHEF-1グランプリ2022』とタイトルを変え、今年も開催されることが決定しました! 全国から集まった若き料理人たちが頂点を目指してしのぎを削るこの大会。12月20日(月)に都内で開かれた開催発表会見では、豪華審査員たちとともに登壇した番組MCの南海キャンディーズ・山里亮太が、大会を通じて成長するシェフたちの姿を熱く語りました。

©CHEF-1グランプリ 2022
©CHEF-1グランプリ 2022

「2本目、大事だぞ」

吉本興業 とABCテレビが、地域創生をテーマに日本の食文化を応援し、世界へと発信するこの大会。前回は、全国から夢と情熱を持った40歳未満の料理人761人がエントリーし、北海道代表・下國伸シェフが初代チャンピオンとして優勝賞金1,000万円とNo.1の称号を手にしました。放送以来、店は連日盛況、イベントなどにも引っぱりだことのことで、料理界でのさらなる活躍が期待されています。

そして、2022年。『DRAGON CHEF』はさらなる発展を目指し、タイトルを『CHEF-1グランプリ』へと進化。大会サポーターも昨年のM-1王者・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)から、今年のM-1で2位となったオズワルド(畠中悠、伊藤俊介)にバトンタッチされました-−。

©CHEF-1グランプリ 2022
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「(大会概要など)詳しいことを聞かされていない」というオズワルドの2人。さっそく違和感を口にします。

「今年のM-1優勝は錦鯉さん。……これは(2位のオズワルドでも)、みなさん納得しているんですか?」

すかさず山里が「“むしろ”よ」とフォローしますが、「“むしろ〇〇”と言ってください!」と畠中。それでも「“むしろ”よ!」と姿勢を崩さない山里に笑いが起こりました。

注目ポイントを聞かれた伊藤は、50歳と43歳のコンビ・錦鯉にM-1で負けたことから、「(CHEF-1と同じく)40歳未満という年齢制限をM-1にも適用してほしい。そうすれば、優勝だったんですよ!」と恨み節を口にします。

また、CHEF-1出場者へのアドバイスを求められると、畠中が「僕らから言えることは『2本目、大事だぞ』ですね。料理を2品出すことがあるのかわからないですけど、あるとしたら2本とも仕上げてほしい」と自身のM-1の反省を踏まえ、アドバイスを送りました。

©CHEF-1グランプリ 2022
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完璧の“もう一歩先”を

今回の大会でジャッジを任されている審査員たちも超豪華。5人それぞれが参加者に向けてエールを送りました。

和食「日本料理かんだ」の神田裕行さん(前大会でも審査を担当)は、審査基準の“食べる人に感動を与える唯一無二のオリジナリティ”について言及します。

「おいしさが見た目を超えてくる料理ってなかなか出合えないんですが、なかには違う角度からアプローチして仕上げてくる料理人さんもいらっしゃいます。技術が勝つのか、アイディアと知識と現代の瞬発力が勝つのか。それが今回の見どころだと思っています。料理界の世代交代かもしれないこの時代に、若き素晴らしい才能が参加されることを期待しています」

©CHEF-1グランプリ 2022
©CHEF-1グランプリ 2022

フレンチ「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」の 関谷健一朗さんは、参加者に期待することについてこう語ります。

「僕も国内外のコンクールに挑戦してきました。(参加者には)完璧を求めてほしいです。少しでも妥協すると、味につながってしまいます。完璧だと思った“もう一歩先”を目指してがんばってほしいと思います」

プレイヤーとしての意気込みを述べたのは、イタリアン「リストランテ・イ・ルンガ」 の堀江純一郎さんです。

「正直、僕はプレイヤーですし、いまでもいろんな方に批評・批判を受ける立場です。ある程度、自分のことを棚に上げないとジャッジはできない。オファーを受けた以上は、それをすべてひっくるめて、次世代の料理人の役に立つような関わり方をしていきたいです」

大会は“夢のある場所”

中華「慈華(いつか)」の田村亮介さんは、オファーを受けたときの心境をこう語ります。

「ジャッジ(審査)をする話はこれまでにもあったのですが、すべてお断りしていました。自分はプレイヤーでもありますし、まだまだだと思っていたんですけど、今回のコンセプトである地域創生や、若い人たちへチャンスを与えるというお話を聞いて、“経験したい”と思いましたし、若いパワーを見たいなと思いました。真剣に取り組ませていただきます」

©CHEF-1グランプリ 2022
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ワインエキスパートの瀬川あずささんは、4人とはまた違った視点で審査していくと言います。

「料理人だけでなく、主婦の方でも挑戦できるコンテストはあまり聞いたことがありません。そういう意味では、一般の方でもトップになれるような大会です。私は食べ手として、1人の女性として、(ほかの審査員と)別の視点から料理と向き合えるんじゃないかなと思っています」

前回に引き続きMCを務める山里からも、熱い想いが語られました。

「この大会はかなり厳しく、審査されるたびにいろんなものをぶち壊されますが、そこで新しいアイデアを生み出し、(出場者が)まったく違うシェフに成長していく姿を見てきました。前回優勝した下國シェフは、チャンピオンとは思えないくらいずっと怒られていましたが、チャンピオンになったとき無敵の状態になったんです。もし、(今回の応募で)“自信がない”ってブレーキをかけているんだったら、そんなこと思っていてもしょうがない。参加すると信じられないパワーを生み出せるかもしれない、“夢のある場所”だと思っています」

©CHEF-1グランプリ 2022
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『CHEF-1グランプリ』は、日本全国47都道府県から集まった若き料理人たちが、優勝賞金1,000万円とNo.1の称号を目指して料理の腕を競います。出場資格は40歳未満、プロアマ・料理ジャンルも問わず、夢と情熱があればだれでもエントリー可。応募は公式サイトから2022年1月31日(月)まで。

公式サイトはこちらから。

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