六本木シアター1周年企画でKOC王者がそろい踏み! 主宰のカゲヤマ益田「さすがキングたち。すごすぎる」

コントをメインにした東京・六本木のYOSHIMOTO ROPPONGI THEATER(以下、六本木シアター)が、7月5日(日)にオープン1周年を迎えました。これを記念してその当日、カゲヤマ・益田康平企画・脚本の人気企画『台本もらって「即コント」』を上演! サルゴリラ(児玉智洋、赤羽健壱)、ライス(田所仁、関町知弘)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)という歴代キングオブコント(KOC)王者と、キング級の活躍を見せるドンデコルテ(小橋共作、渡辺銀次)が出演して爆笑を巻き起こしました。終演後のインタビューと合わせて、どうぞ!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

予測不能のコントにKOC王者が挑戦

『台本もらって「即コント」』は、カゲヤマ・益田が「六本木シアターの目玉コンテンツにしたい!」という思いでつくった、新しいコントのかたちです。タイトル通り、演者は事前に台本を渡されておらず、その場でセリフを暗記。コント中は台本が舞台後ろのモニターに映され、観客は「正しくセリフを言えるのか」というドキドキとともに、ハイカロリーな芝居に挑む芸人たちのコントを楽しみます。

この日は六本木シアターがオープン1周年ということで、益田が「書きすぎちゃった」と過去最長27ページの台本を制作。「ぶ厚すぎる!」「ムリだよ!」とコント王者たちのクレームが飛ぶなかで、「即コント」が始まりました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

コントが始まると、セリフを飛ばしたロングコートダディ・兎が適当なことを言ってごまかしたり、そもそもセリフを言うべきライス・関町が舞台上にいなかったり……。台本通りにいかないたびに会場は大爆笑に包まれます。

また、ライス・田所が長ゼリフを完璧に言いきったり、ドンデコルテ・渡辺が空手の型を披露したり、ガンマン役のロングコートダディ・堂前が登場するたびに衣装の帽子を替えたりと、盛りだくさんの内容でファンを楽しませました。

終わってみれば、約100分間の舞台で、笑いも取りつつ、しっかりとコントを完遂。充実の内容で、益田が「さすがキングたち。すごすぎる」と大絶賛する回になりました。

益田「初めてズルなしで最後までいけた」

終演後、ロングコートダディ、ドンデコルテ、カゲヤマ・益田の5人にインタビューしました。

──まずは今日のコントの感想をお願いします。

益田 今回は、六本木シアターの1周年にふさわしいスペシャルなゲストで。KOCのキングだらけで、大フィーバー中のドンデコルテもいて。凄まじいメンバーで、本当に最高の回になりました。台本も過去最長なのに、みんなの覚えがすごすぎて、カバーのし合いもめっちゃすごくて。初めてズルなしで最後までいけた感じがしました。

──実際に演じたみなさんはどうでしたか?

堂前 児玉さんが「そうと決まれば」って言うところを「こうと決まれば」って間違えた以外は、本当に良かったです。

益田 そこ、めっちゃ引っかかってる(笑)。

堂前 あれで、だいぶ締まりが悪くなりました。そこだけですね(笑)。

渡辺 自分の角刈り(のカツラ)はよかったの?

堂前 あれは100点。

一同 (笑)

 僕は、最後のセリフをばっと言って締めたかったんですけど、「これを言って終わりだ!」っていうセリフを原田に飛ばされたんですよ。

堂前 そうだったんだ。あるよな、先に行かれてまうパターンな。

 なんかフワッと終わりました。まあでも、いらないセリフっちゃあ、いらないセリフですけど(笑)。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

──兎さんは、セリフを覚え終わるのがいちばん早かったですね。

 僕は、最後のほうはセリフが少なかったんで。でも、覚え終わった4人(兎、関町、赤羽、きん)で台本を見ずに並んでたら、(益田に)「ネタを書いてないほうだ」って言われて。言われた瞬間に「ああ!」ってなって、めちゃくちゃ恥ずかしくなって。

一同 (笑)

 覚え終わって誇らしげにしてたのに、それしかできないからみたいになって。

益田 なんか4人に共通点ありそうだな、って思って。「あ、ネタ書いてないほうか」って。

渡辺 あれは性格悪いよ(笑)。あんだけ持ち上げてたんだから。

 あんだけ「すごい」とか言っといて。最後に「ネタ書いてないほうだ」はひどい。

益田 いや、でもプレイヤーとして素晴らしい人たちだっていうのが改めてわかりました(笑)。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

小橋 僕は、最初のほうはマジでセリフがなかったんで、逆に最後に急にセリフが出てくるから、めっちゃ緊張しました。緊張したせいで、ナダルさんに銃を向けるシーンで、ナダルさんの頭に銃をかなり強めにゴツゴツ当てちゃって。あれは、あとで謝りたい。

堂前 押しつけちゃったんや(笑)。

渡辺 僕は最初に長ゼリフがあって、それは僕をモデルに益田が書いたと思うんですよ。でも、ぜんっぜん覚えられなかった。自分で書いたセリフは覚えられるのに、人が書いたら覚えられないんだというのも驚きました。

堂前 はたから見たら、銀次っぽいセリフだったけどな。

 たしかに。覚えやすそうだなと思ったけど。

渡辺 ぜんぜん染み込まなかった。異物感があるものを無理やり飲み込んで。

益田 (笑)。でも、銀次の空手がウケたのは、めっちゃ嬉しかった。

渡辺 ああ、たしかに。前に空手の型を、益田に1週間やらされる罰ゲームがあったんです。それを知ってるお客さんが笑ってくれたね。

 めっちゃ知ってたね。かなりウケてたから。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

六本木シアターの目玉企画にしたい

──益田さんは、台本を書くにあたって意識したことはありましたか?

益田 僕がみんなのことをどんだけ好きなのか、わかってほしい気持ちを込めましたね。それぞれの「面白くて好きなところ」を、引き出せたらと思っていました。

渡辺 たしかにキャッチーな、優勝ネタからの引用もたくさんあったし。

 (サルゴリラの)お魚とかもね。

益田 そう。あれは、それぞれのファンの人にも喜んでもらえたらなっていう思いで入れています。

──今日やってみて、改めて『台本もらって「即コント」』の面白さとして気づいたことはありますか?

渡辺 こいつらをここで困らせてやろうっていう益田の意図が面白いですね。配役の名前がややこしかったりとか、そういうのが面白い。逆に覚えやすくしているところもあるし。

堂前 あとは、だんだん益田の判定が優しくなっていくのがいいですね。

一同 (笑)

 今日は序盤から優しかったよ。もとが優しいから(笑)。もっと間違えたやつはビリビリとか、厳しくてもいいかもって思うくらいだけど。

堂前 なんかほんまに意味わからんタイミングでお助けカードもくれたよな。

小橋 頑張ってるから、あげるよって(笑)。

益田 申し訳ないなと思って(笑)。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

──今後も『台本もらって「即コント」』は続けていきますか?

益田 そうですね。六本木シアターの目玉企画になればと思っています。ルミネでもやらせてはもらいますけど、基本はここでやりたいです。

堂前 僕らはこのコントに出たのは2回目ですけど、毎回展開が違うんやろなと思いますね。

 うん。毎回読めないよね。読めないから面白い。

六本木シアターができてからコントが強くなった

──今日の公演も超満員でした。1周年を迎えた六本木シアターへの思いも教えてください。

渡辺 やっぱりダブルインパクトの決勝進出者を見て思ったのは、ここができてから圧倒的に吉本勢が強くなったなって印象ですよね。

一同 たしかに!

益田 漫才師もコントをする機会が増えたからね。

渡辺 そうそう。ここでコントに強くなった芸人がどっかで結果を出して、またここに還元されていく。それが理想的な動きです。

──こういう劇場があることによって、コントが磨かれていく?

渡辺 絶対そうですね。出番があると、絶対強くなっていきます。

小橋 僕らなんて、漫才が8割なんで。漫才とコントを選べたら、自分からはやんないんですよ。ここの出番を入れてもらえるから、無理やりコントをやることができる。

渡辺 そうなんですよ。コントは台本を2日前に提出しないといけないとか、漫才にはない手続きがあるので。

 リハもあるしな。

渡辺 そう。だけど、こうやって仕事としてもらえたら絶対やるから、伸びざるを得ない。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

──それでは最後に読者の皆さんに向けて、そんな六本木シアターのアピールをお願いします。

渡辺 吉本のコントの粋(すい)を一撃で観られる劇場です。

 集まっていますね。ここに吉本のコントの総決算が。

堂前 今日のお昼の寄席もチャンピオンまみれで、本当にすごい豪華なメンバーでしたね。

益田 平日の夕方にジャルジャルさんが出てるときもあるもんね。

 そう。ジャルジャルさんが、出てますからね。ジャルジャルさんを観られますよ!

渡辺 あんま知られてないんじゃない? なんばグランド花月で史上初のコントトリを取ったジャルジャルさんが、平日の夕方に観られるよって。

 歴史を変えたんですからね、吉本の。それほど認められたコント師が観られるよと。

堂前 一度来てみろ。来ないのであれば、こちらから行くことになる。

渡辺 どうした? ホトトギスみたいな感じでしゃべり出したけど(笑)。

堂前 とつぜん家に、こちらから行くぞ。

小橋 (ファンは)それだと嬉しいかもしれない(笑)。

益田 あと、駅もめっちゃ近くて。喫煙所もすぐそこにあるんで、おすすめです。アクセスは、劇場史上1位。雨に濡れないです。

渡辺 めちゃくちゃ近いからね。本当に6番出口すぐ。

堂前 あと地味にエレベーターに乗らなくていいのもデカい。帰るときに、わりとすぐ帰れる。

小橋 たしかに。いいとこまみれです。

益田 ぜひ観に来てほしいです!

六本木シアター1周年特別企画!「台本もらって『即コント』」の模様は、大好評につき配信期間の延長が決定! FANYオンラインにて7月19日(日)23:59まで見逃し配信が視聴可能です。


配信概要

六本木シアター1周年特別企画!「台本もらって『即コント』」
◆出演者
カゲヤマ・益田康平、サルゴリラ、ライス、ロングコートダディ、コロコロチキチキペッパーズ、ビスケットブラザーズ、ドンデコルテ

見逃し配信期間:7月5日(日)20:45~7月19日(日)23:59
※販売は7月19日(日)12:00まで

チケットURL:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/products/roppongi26070520

<YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER>
公式HP https://roppongi.yoshimoto.co.jp/
公式X https://x.com/yoshimot6ppongi
公式Instagram https://www.instagram.com/yoshimoto_roppongi_theater
公式TikTok https://www.tiktok.com/@yoshimotoroppongitheater

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ