大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)所属の若手トリオ・生姜猫(川﨑、ケージュ、カンサイ)が、7月10日(金)に東京・YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERで東京での初単独ライブ『ぱあく』を開催しました。“ほぼ新ネタ”のコントで構成されたステージで、東京のファンに生姜猫の“いま”を披露。終演後に3人を直撃し、東京初単独ライブの手応えや『ぱあく』に込めた思い、これからの意気込みを語ってもらいました。

立て続けに7本のネタを披露
生姜猫は、幼なじみの川﨑、ケージュ、カンサイという芸歴4年目トリオ。昨年ごろから急速に頭角を現しはじめ、芸歴5年目以下の「UNDER5 AWARD」決勝進出、「NHK新人お笑い大賞」準優勝、「M-1グランプリ」準決勝進出、さらに「ぐるナイ おもしろ荘」準優勝など、実績を残してきました。
今回の『ぱあく』は、そんな3人にとって東京での初めての単独ライブ。チケットは完売し、大阪の劇場で腕を磨いてきた生姜猫への期待感が、開演前から高まっていました。
オープニングは、公園でたそがれる老人のコントを披露。ネタ終わりにかけて怒涛の展開を見せ、さっそく会場に笑いの渦を起こします。

その後、息つく間もなく全7本のコントを披露。医者、アイドル、学生など多彩な設定を行き来しながら、ネタごとに異なる角度から笑いを生み出し、芸歴4年目とは思えない表現の幅を見せました。
最後のコントでは、際どいワードも交えた生姜猫らしい笑いを展開。ラストまで大盛り上がりで、東京初単独ライブを鮮やかに締めくくりました。

東京の会場は「あたたかかったし、やりやすかった」
終演直後に生姜猫の3人を直撃しました。
――東京初単独ライブ『ぱあく』を終えた感想を聞かせてください。
ケージュ 無事に終わってよかったなっていう感じです。本当に。
川﨑 あったかくて。いい人ばっかり!
カンサイ 確かに。あったかかったっす。いいお客さんでした。
ケージュ ほんまに今日の朝ぐらいまで内容もまだフワフワしてる部分もあったんですけど、「ネタ合わせしよう」って言って、3人でカラオケ行って。ネタもできてないのに、カラオケしてる時間ありました。
カンサイ けっこう歌ったな。でも、その部分の良さが出てたんちゃう?
ケージュ 出てないよ(笑)。
川﨑 そのなかでも一応、配慮して1人1曲じゃなくて、3人で1曲歌いました。
カンサイ 書かんやろ、それ(笑)。なんの情報やねん。
――大阪と東京のお客さんの違いはありましたか?
ケージュ 年齢層じゃないですか。
川﨑 ちょっと高かったですね。30代、40代の人も来てくれてた。それは相当嬉しかったな。
カンサイ 大阪の単独だと、ふだんから来てくれるお客さんなんですけど。今回は、「1回、2回ぐらいは見たことあるけど……」ぐらいの人たちが来てくれたんで、嬉しかったですね。それでも、あたたかかったし、やりやすかったです。
――今回、新ネタコントで挑むことにした理由を教えてください。
ケージュ それには明確な理由があって。先々月ぐらいに、大阪のシカノシンプさんという先輩が、六本木シアター(YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER)で単独をやられて、それが新ネタで挑戦してて、「カッコいいな」と思ったんです。並びたいなという意思で、させていただきました。
カンサイ ただ1個、正直訂正があって。“ほぼほぼ新ネタ”っていう感じです。
ケージュ すみませんでした!
3人 (笑)
カンサイ オール新ネタって言うと、ほんまに怒ってくる人もいるんで。「見たことあるぞ」って。
ケージュ そやな。「ウソついてるやん」って、思われちゃうんで。
川﨑 あと去年、「漫才が面白い」って言ってもらえるようになったんで、今年はコント中心にしたかったのもあります。
カンサイ 確かに。「コントを見てほしい!」という気持ちでやりました。

――今日のライブで、それぞれ手応えを感じたところを教えてください。
カンサイ 僕は最初かもしれないです。オープニングコント。
ケージュ&川﨑 確かに!
カンサイ あれはネタの内容でちょっとモメたんですよ。でも、だいぶ悩んだ結果、最初にしてはいいスタートを切れたんでよかったですね。自信がつきました。
川﨑 僕は最後のネタで、タオルを出したところですね。
カンサイ 確かにめちゃめちゃよかったな。気持ちよくウケてた。
川﨑 あれは気持ちいい。
ケージュ なんやろう……僕は最後のネタで飛び出してきて、「最悪や、ヌキなしやった」って言ってウケたとこですかね。
カンサイ それ、書けるんすか(笑)。
ケージュ 「ウケんねや……ウケてええんや」と思いました(笑)。
カンサイ 安心したな(笑)。
――際どいネタでも、ちゃんと笑ってくれるお客さんでしたね。
川﨑 嬉しかったです。
カンサイ わりと普段からああいうことをするんで、それが伝わってるんかもしれないですね。
ケージュ 免疫がついてる(笑)。

一言で言えば「面白っすぎる3人組」?
──本日の単独ライブを経て、賞レースに向けた手応えはいかがですか?
カンサイ 僕らは、賞レースに向けたネタづくりがホンマに苦手で。「たまたまライブで面白かったネタを賞レースでもやったら出られた」みたいな感じなので。それを、逆に持続させていきたいです。
ケージュ 確かに狙わんほうがいいかもしれない。
カンサイ まったく狙わずに、とにかく面白いと思うことをやって。いちばん好きなやつを賞レースにかけたいですね。もう、とにかく賞レースでいけそうなやつを思いついたら、いけるっていう感じなんで。ほんまに奇跡を待つというか。頼むから思いついてくれって感じ。
川﨑 奇跡待ち?(笑)
――7月26日(日)には、『ABCお笑いグランプリ』の決勝もあります。
ケージュ やっぱり、好きなのをやりたいですね。
川﨑 うん。3択ぐらいか。まあ理想のこと言ったら、今日の最後のコントをしたいよな。
ケージュ いや、それはやばいよ(笑)。
川﨑 「ヌケなかったってー!」って。
カンサイ 審査員、ブチ切れるよ。
ケージュ ABC出禁になる(笑)。

――最後に全国のまだ生姜猫を知らない人たちに向けてアピールをお願いします。
川﨑 一言でもいいですか。「面白すぎる3人組」だよね。
ケージュ やばいって。
カンサイ きっつー。きっついなー。
ケージュ なんでお前、ずっとハードル上げるん? こいつ取材で毎回、めっちゃえぐいこと言うんですよ。「西の天才は生姜猫だ」みたいな。
カンサイ 天下取るとかな。
川﨑 面白すぎるの、「面白」と「すぎる」の間にちっちゃい「っ」を入れてもらっていいですか。
ケージュ こだわり、なんやねん!
川﨑 「面白っすぎる」でお願いします。
カンサイ もうそれでいきましょう。
ケージュ あ、あきらめた。
3人 (笑)
生姜猫東京初単独ライブ『ぱあく』の模様は7月17日(金)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。
FANYオンラインチケット:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
