横澤夏子が声優に挑戦したアニメーション映画『君と花火と約束と』が7月17日(金)に公開され、東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶がありました。主人公・夏目誠役の佐藤勝利(timelesz)、ヒロイン・煌役の原菜乃華、鈴木慧監督、そして誠の母・由香利役の横澤夏子が登壇し、制作中のエピソードや作品の見どころなどを語ったほか、主題歌『消えない花火』を歌うtimeleszメンバーからのメッセージもサプライズで公開されました。

81年の時を越えたラブストーリー
真戸香の同名小説をアニメーション化した『君と花火と約束と』。日本三大花火大会のひとつ、新潟県の「長岡まつり大花火大会」を舞台に、東京に暮らす高校生の誠と煌を、打ち上げ花火が描かれた絵が結びます。長岡の夜空にきらめく花火の下、81年の時を越えて交わされた約束とは何か。1枚の花火の絵がつなぐ、時を越えた儚くも切ないラブストーリーです。
今回がアニメーション映画初主演となった佐藤は、上映直後でしんみりした空気が流れる客席に向かって感謝を語ると、「見ていただいて、この空気になっているということは、僕たちは素敵な映画を届けられたのかなと思っています」と挨拶しました。
横澤はこの日、着ていた白地にカラフルな色がペイントされたワンピースに触れながら、「勝利くんが、『それ、もしかして(作中に登場する)“双子花火”ですか?』って言ってくれたの! なんにも考えてなかったのに! スゴいと思って」と明るく笑いを誘いました。

「長岡の花火の凄さが伝わったのが嬉しい」
初日の感想を問われた佐藤は、客席に向かって「どうでしたか?」と呼びかけます。観客が大きな拍手で応えると、こう語りました。
「今日、公開することができて嬉しいです。ずっと声の仕事をやりたいと思っていたところ、今回オファーをいただいて、初挑戦だったので自信があったわけではないですが、一生懸命やらせていただきましたし、作品のチームの皆さんに育てて、支えていただきました。映画館に自分の声が流れるのはすごく感慨深いです」
これに続き、原は初日を迎えた思いをこう語りました。
「声を吹き込む前の映像を見て涙を流してしまうくらい、胸に来るストーリーだったので、こんなに素敵なかかわらせていただいてすごく嬉しいです。アフレコをしていた時期は寒かったので、夏がきて、こうして皆さんに(作品を)お届けできるのが、何より嬉しいです」

作品の舞台となった新潟出身の横澤は、「新潟では花火が夏の風物詩で、長岡の花火大会がすごいというのが伝わっていることが嬉しいですし、花火に込めた思いが伝わったんだなと喜びでいっぱいです」と話しました。
横澤「ここから声出しなさーい!」
ここで、キャスト3人が互いに質問をし合うことに。まずは横澤が、この夏の予定を尋ねると、timeleszのライブツアー中だという佐藤は、「週末はライブをやったり、(各地で)おいしいものを食べたりしています」と明かし、横澤が「じゃぁ、ツアースケジュールを見れば、どこにいるかがわかりますね!」と声を大きくして笑いを誘いました。
一方、横澤の「音楽室の先生」のネタが大好きだという原は、横澤に「誰かモデルがいるんですか?」と質問。「嬉しい!」と感激した横澤は、「小・中・高の音楽の先生をギュッとしています」と明かすと、頭のてっぺんを指して「ここから声出しなさーい!」と、ネタの一部を披露して原を喜ばせました。

「どうしようかな……」と熟考した佐藤が繰り出したのは、「休みの日は何をしていますか?」といたってノーマルな質問。これに横澤は「とてつもなく長い滑り台を探していまして、神奈川に100メートルの滑り台を見つけました。ぜひ、滑りに行ってみてください」と回答し、母親の顔を覗かせました。
timeleszメンバからのサプライズも!
ここで、今年の『長岡まつり大花火大会』で、映画の主題歌である『消えない花火』にのせたミュージックスターマインが披露されることがサプライズで発表されると、もう一つのサプライズ企画として、スクリーンにtimeleszの松島聡、原嘉孝、猪俣周杜、篠塚大輝が映し出され、会場は歓喜の声に湧きます。
4人は「勝利~!」と呼びかけると、主題歌を担当することが決まったときの気持ちについて、松島が「勝利が初めて声優を務めることが嬉しかったですし、大きなスクリーンで皆さんに楽曲を届けられたことが嬉しい」と語りました。

また、原が「今日、公開初日を迎えたということで、僕たちもスクリーンで見たいので、メンバーと日を決めて、皆で一緒に見に行きたいと思います」と言うと、メンバーたちは「勝利、一緒に行くよ!」と舞台上の佐藤に呼びかけました。
鈴木監督「前に進む元気や勇気になる作品に」
最後に、鈴木監督とキャストがメッセージを送りました。
「初日、そして舞台挨拶を迎えることができたのは皆さんのおかげです。心が温まる、背中を押されるきっかけになる作品を目指してつくったので、映画館を出た後に、何か前に進む元気や勇気になればと思っています」(鈴木監督)
「誠のまっすぐさに勇気をもらえる作品になっています。また、長岡花火も楽しみに、この夏を過ごしていただけたらと思います」(横澤)
「夏にぴったりの爽やかな青春ラブストーリーという側面だけでなく、長岡の花火に込められた思いみたいなものを次の世代に渡していくような素晴らしい作品になっていると思うので、たくさんの人に広めて、何度でも劇場に足を運んでいただけたらと思っています」(原)

「初めて声優をやらせていただいたアニメーション映画が『君と花火と約束と』という素敵な作品で、心の底から嬉しく思っています。皆さんにご覧いただいて、素敵な映画だと思ってもらえたら嬉しいですし、たくさんの方に『君と花火と約束と』でこの夏の思い出をつくっていただきたいので、ぜひ、広めてください。この映画を見届けてくださってありがとうございました」(佐藤)
映画『君と花火と約束と』は全国の映画館で絶賛公開中です。
