ドラ1指名のイチゴを獲り合い!? 6チーム「ドラフト会議」で早くも白熱…漫才団体戦「よしもと漫才リーグ」新シーズンが10月開幕!

漫才団体戦『よしもと漫才リーグ2026』が今年も10月に開幕します。今シーズンは、東西で争った前回から原点に立ち戻り、東京の6チームが千葉・よしもと幕張イオンモール劇場の舞台で対決! 8月4日(火)には、各チームのメンバーを決めるドラフト会議が開催され、リーダーたちが早くも熱い火花を散らしました。FANYマガジンでは、ドラフト会議終了後の各リーダーたちを直撃し、ドラフト会議の感想やシーズン開幕に向けた意気込みを聞きました! (撮影は、芸人カメラマン・とものかつみが担当しました)

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

各チームのリーダーが9組を指名

『よしもと漫才リーグ』は、2023年にタモンズ・大波康平が考案し、よしもと幕張イオンモール劇場で熱戦を繰り広げました。昨年は東西2リーグ制となりましたが、今年は改めて6チームがひとつのリーグで激突。10月に開幕し、各チームが2回ずつ総当りで対決するリーグ戦が来年8月まで続きます。

ドラフト会議では、各チームのリーダーが参加表明者リストから結成15年以下のコンビを6〜7組、結成16年以上のコンビを2〜3組の計9組を指名。競合した場合はくじ引きで決定します。また、特定の条件を満たしたチームは、リスト外の芸人に直接参加交渉ができるルールで行われました。

今シーズンのリーダーに選ばれたのは、滝音(秋定遼太郎、さすけ)、ドンデコルテ(小橋共作、渡辺銀次)、ダブルヒガシ(大東翔生、東良介)、ヨネダ2000(誠、愛)、金魚番長(箕輪智征、古市勇介)、大王(山内仁平、渡辺ポット)の6組です。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

滝音チーム「漫才リーグとコントリーグの両方優勝しているのはオレらだけ」

1位 イチゴ
2位 ダイタク
3位 トット
4位 ケビンス
5位 ダンビラムーチョ
6位 ブラゴーリ
7位 世間知らズ
8位 太鵬
9位 フルーツポンチ

ドラフト1位で指名したイチゴ(イクト、木原優一)は、ヨネダ2000と大王も指名し、3チームが競合。見事当たりを引き当てた秋定は「きたー!」と喜びを爆発させました。ドラフト会議中、実力派がそろった9組について問われると「めっちゃバランスがいいメンバー」と自信をのぞかせました。

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

さすけ (くじで)外したところもあったから、ちょっと怪しいかなと思っていたんですよ。でも、最終的に獲得できたメンバーを見たら、だいぶ強かったですね。

秋定 強いよな。やっぱりイチゴを獲れたのはでかいと思います。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――9組のなかで注目メンバーを教えてください。

さすけ ダイタク(吉本大、吉本拓)さんはオモロいねんけど、このままやと「ダイタクチーム」になる可能性あるよな。

秋定 飲まれる可能性あるな。

さすけ 「お前らさ、もっとこうしたらいいんだよ」と指示を出されて……最終的に傀儡(かいらい)政権になりそう。 

――『よしもと漫才リーグ』の魅力はどんなところでしょう。

さすけ 「チームのために頑張るところ」じゃないですか。

秋定 マジでそうやな。大会で1位を獲るのもうれしいですけど、チームやと全員がうれしい。うれしい人の母数が違うんです。あと、「漫才リーグ」と「コントリーグ」の両方に所属し、なおかつ両方優勝しているのはオレらだけ。しかも『ダブルインパクト』も優勝できたんで、けっこう通じるところがあると思います。

――意気込みをお願いします。

さすけ 大王チームとあたしらは(前回優勝の)エバースチームからの“のれん分け”です。“つながなアカンな”と思っています。

秋定 確かに。中学野球で優勝したチームのメンバーが、それぞれの高校でチームを結成してぶつかるみたいな感じやな。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

ドンデコルテチーム「獲れなかったインテイクをトレードで狙う」?

1位 デニス
2位 タモンズ
3位 カゲヤマ
4位 きっと君はくるさ
5位 ゆにばーす
6位 鶴亀
7位 おとうふ
8位 くらげ
9位 ゴング

初期『漫才リーグ』でタモンズが立ち上げたチーム「神速ティッド」を再現しようとしたドンデコルテ。大王と競合したことでオリジナルメンバーのインテイク(鈴木龍平、まえかず)を獲得できずに悔しい思いをしましたが、新メンバーを加えて優勝を狙います。

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

渡辺 インテイクだけ獲れなかったのがね……。

小橋 各々の力が強くても勝てないのがプロ野球の世界なんですよ。それはここでも一緒。誰一人欠けてはならなかった。ゴング(リュージ、四角)さんが欠けることしか想定していなかったんで。

――(笑)

渡辺 ゴングさんは、チームライブでは必要なのですが、漫才のほうではいらないんです。なぜなら、四角さんが大きい声で「オレは努力はせーん!」と言っていましたから。そのとき、本当にいらないなと思いました。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――(笑)

小橋 ただ、チームライブには必要な方々。だから9位は育成ドラフトです。

渡辺 吉本に言って、ギャラはチームライブのみ払ってもらうことにしようかなと。

小橋 ここからインテイクを狙っていきますよ。プロ野球の世界にはトレードがありますので。

渡辺 トレード会議のライブが1回増えるかもな。

――9組のなかで注目メンバーを教えてください。

渡辺 「神速ティッド」リーダー、そして「漫才リーグ」創始者のタモンズ。ここは外せないでしょうね。

小橋 ゴングさんは育成枠なので、戦力としては考えてないんですけど、注目ではあるんです。努力してなくてもチームが明るくなるので必要な存在なんですよね。あとは、新メンバーのおとうふ(武藤バブルス、山中伸之)にも期待です。

――『よしもと漫才リーグ』の魅力はなんでしょう?

渡辺 袖で「行ってこい!」とエールを送るって、なんかいい。団体競技を思い出すし、懐かしさも感じます。

小橋 チームライブで作戦会議をするチームもいるので、お客さんはそれを見て楽しめますし、僕たちも相手がどんな人選でどう戦ってくるのか楽しみです。個々の能力が高くても勝てない場合があるのも面白いですよね。だからこそ、インテイクはほしかったです。

――最後に意気込みをお願いします。

小橋 これからは、インテイクを取り返す作業をするのみです。

渡辺 私は本番までに機嫌を直します。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

ダブルヒガシチーム「大阪ワンチームで、なにわのパワーを見せます」

1位 カベポスター
2位 ツートライブ
3位 からし蓮根
4位 セルライトスパ
5位 シモリュウ
6位 ド桜
7位 マルセイユ
8位 CITY
9位 ビスケットブラザーズ

昨年、リーダーとしてチームを準優勝に導いたダブルヒガシは、実力派大阪漫才師を中心に指名。9組そろった段階で大東は「前回準優勝やったんで、大阪魂でリベンジしたい」と意気込みました。抜群の結束力で優勝を狙います。

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

 「大阪から呼んだらダメ」と聞いたので、とにかく(出場表明をしたメンバーが書かれた)リストのなかから大阪上京メンバーを探しました。前にやったときは、チームの雰囲気を大事にして楽しそうなチームを作ったんですけど、今回もその名残りで、大阪で固めたほうがいいなと。

大東 一丸となる確率は上がったなと思いますね。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――9組のなかで注目メンバーを教えてください。

 ド桜(かつやま、村田大樹)のかつやまですね。今回、大阪NSC(吉本総合芸能学院)か関西出身で固めたんですけど、唯一、かつやまだけ違うんで。

大東 どこまで足並み揃えてくれるか。

 そういう意味でもド桜はキーマンやと思います。

――出演者も見る人も熱くなる『よしもと漫才リーグ』は、どんなところに魅力があると思いますか?

 ライバル心というか、「同世代の漫才師に負けたくない」という空気感があるからこそ盛り上がるんかなと思います。

大東 何か名誉があるわけでもないし、出るまでは正直、「これなんやねん」と思っていたんですよ。でも、いざ始まったらみんな「マジで負けたない」ってなる。勝負事というのもあって、熱くなっちゃうんですよね。

――意気込みを聞かせてください。

 今回リベンジを果たし、優勝してみんなで打ち上げに行きたいです。

大東 今回も大阪ワンチームで、なにわのパワーを見せます。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

ヨネダ2000チーム「漫才リーグ…ひき肉にしてやんよ!」

1位 狛犬
2位 ボブのコーラ
3位 ヘンダーソン
4位 ななまがり
5位 ド天国
6位 プリズンクイズチャンネル
7位 はるかぜとともに
8位 アケガラス
9位 タケゾウ

ドラフト1位でイチゴが獲れず、狛犬(坂口トラック、櫛野)を獲得。2位にボブのコーラ(とあ、本田たかお)を指名すると、今度は金魚番長と競合しましたが、こちらは見事獲得できました。9組の顔ぶれを見て、誠は「チャレンジングなチームではありますが、このチームで勝てたらデカい」とコメントしています。

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

 われわれ的には“攻めた”理想のチームができあがりました。

 コンセプト通りですね。

――9組のなかで注目メンバーを教えてください。

 アケガラス(King Boy、ガネ)は同期なので、一緒に頑張りたいですね。

 プリズンクイズチャンネル(竜大、最強の庄田)さんは唯一、ベテラン枠以外で先輩。私たちの恩人です。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――プリズンさんとヨネダさんのエピソードを聞いたことがあります。

 われわれが劇場メンバーになれなくて絶望していたとき、朝まで一緒に飲んでくださって救われたことがありました。なので、プリズンクイズチャンネルさんはマストで獲りたかったメンバーです。

――ヨネダ2000さんは昨年の大会にも参加しましたが、どうでしたか?

 「個人で負けてもチームが勝つ」という複雑な状況がありましたね。喜びたいけれど、喜びきれない感覚が初めてでした。

 参加してみて初めて「こんなに熱くなれるんだ」と思いました。

 前回振るわなかったなか、リーダーにしていただいてありがたいので、私たちが負けてる場合じゃないぞと思っています。

――最後に意気込みをお願いします。

 いけ!

 「漫才リーグ」……ひき肉にしてやんよ!

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

金魚番長チーム「後輩ばかりを固めて言うことを聞くようにした」

1位 ゼロカラン
2位 ナユタ
3位 イワサキ
4位 照山おうちごはん
5位 スカチャン
6位 2丁拳銃
7位 ただならぬ刀
8位 クリアノート
9位 テキセツの街

昨年もリーダーとしてチームを引っ張った金魚番長。『第47回ABCお笑いグランプリ2026』で戦った王者・ゼロカラン(ワキユウタ、たいが)をはじめ、若手実力派の漫才師が多く集まりました。ドラフト会議中、リーダーであるドンデコルテに「副リーダーをやってもらいたい」と懇願する一幕も!?

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

古市 思い描くチームができました。

箕輪 前回、(芸歴が)上の方もいて従えきれなかったんで、今回は後輩ばかりを固めて言うことを聞くようにしました。先輩の2丁拳銃(小堀裕之、川谷修士)さんとスカチャン(みや、ヤジマリー。)さんもいらっしゃいますが、2組とも優しいし、ある程度、言うことを聞いてくれるので大丈夫です。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――注目メンバーを教えてください。

古市 おそらく、照山おうちごはん(金山、ほかぞの、O竹良い)や、ただならぬ刀(まんたろう、ビエラ・J・ダニエル)は「漫才リーグ」初めてだと思うので、ちょっと注目したいですね。あと家が近いメンバーもいるので、一緒に帰れるのもうれしいです。

箕輪 今回、リストにはなかったテキセツの街(山下よしあき、東郷)に急きょ連絡することになったんですけど、あんなに早く参加表明してくれるとは思わなかったです。信頼に値しますし、ぜひ注目してほしいです。

――『よしもと漫才リーグ』の魅力とはなんですか?

古市 なんか空気が重いんですよ。お祭り騒ぎの感じではないので、それがいいのかもしれません。

箕輪 みんなタイマンになったら、ちゃんと負けたくない。全組いいネタを持ってくるのがいいなと思います。

――ライバルチームは?

古市 ヨネダ2000さんチームが似たようなコンセプトで若い人ばかりなので、ちょっと負けられないですね。

箕輪 ドンデコルテさんチームですね。ドンデコルテさんにはうちのメンバーに入ってもらいたいです。

古市 だから無理だって!

――シーズン開幕に向けた意気込みをお願いします。

古市 去年のチームは1勝しかできなかったので、2勝したいです。

箕輪 (劇場のあるイオンモール幕張新都心の)フードコートの美味しいお店を探したいです。

古市 もうねーよ。探し尽くしたろ!

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

大王チーム「めぞんってコンビが面白いので…」

1位 めぞん
2位 9番街レトロ
3位 ミカボ
4位 インテイク
5位 兄弟
6位 オズワルド
7位 ツーナッカン
8位 LLR
9位 マリーマリー

複数回にわたって他チームと競合し、メンバー選びが難航した大王チーム。しかし、ふたを開けてみれば『M-1グランプリ』ファイナリストや、『ザセカンド』ノックアウトステージ進出コンビなど、粒ぞろいの9組がそろいました。

――メンバーの顔ぶれを見てどうですか?

山内 最高です!

渡辺 イチゴは獲りたかったですけどね〜。残念でした。

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

――9組のなかで注目メンバーを教えてください。

山内 ベテラン枠から、ツーナッカン(中本幸一、中山逸紀)さんとLLR(福田恵悟、伊藤智博)さんを獲らせてもらったんですけど、2組は若手芸人がたくさん出てる「ワイガヤ」というライブに出ていらっしゃった方々なんです。僕らも「ワイガヤ」にたくさん出ているので、「チームワイガヤ」として獲らせていただきました。

渡辺 「チームワイガヤ」? ワケわからないって! 僕の注目は、まだあまり知られてないですけど……めぞん(吉野おいなり君、原一刻)ってコンビが面白いので、これを機に知ってもらえたらうれしいですね!

――(笑)。では、『よしもと漫才リーグ』とはなんでしょう。

山内 チーム戦ってあまりないですからね。

渡辺 去年、エバースチームで出させてもらったんですけど、結果発表で2対2になったとき、めっちゃ熱くなったんですよ。チーム戦だからこそ盛り上がるんじゃないかなと思います。

――ライバルチームはいますか?

山内 滝音さんチームと(ドラフトで)何回もカブったし、イチゴさんやダンビラムーチョさんも獲られちゃったので、どうにか勝ちたいですね。

渡辺 ダブルヒガシさんのチームってめっちゃ面白そうなメンバーじゃないですか。戦うのが楽しみですね。

――意気込みをお願いします。

山内 ふざけんな!

渡辺 ……意気込みがふざけんな?

撮影:とものかつみ
撮影:とものかつみ

開催概要

『よしもと漫才リーグ2026』
開催期間:2026年10月~2027年8月(※都合により変更になる可能性がございます)
会場:よしもと幕張イオンモール劇場
キャプテン:滝音、ドンデコルテ、ダブルヒガシ、金魚番長、ヨネダ2000、大王

「よしもと漫才リーグ2026」公式サイト:https://www.manzai-league.com/

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