「こんな楽しいこと、あるか!?」という“デラックスな寄席”…『東京グランド花月』が開催間近! 酒井藍座長が見どころ熱弁

漫才、落語、コント、そして吉本新喜劇まで、珠玉の笑いが集結する『東京グランド花月』が、9月15日(火)~9月21日(月・祝)の7日間、東京・IMM THEATERで開催されます。今回のグランド花月で披露される吉本新喜劇の座長を務めるのは酒井藍です。そんな酒井に新喜劇の魅力や、『東京グランド花月』ならではの見どころについて直撃しました!

出典: FANY マガジン
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『東京グランド花月』は家族で楽しめるテーマパーク

――『東京グランド花月』は、なんばグランド花月(NGK)のような本格的な寄席演芸を東京で楽しめる公演です。酒井さんから見た「NGK本公演」の魅力を教えてください。

やっぱり生ならではのパワーと臨場感ですね。「顔むくんでるな。昨夜、よう飲まはったんかな」とか、「ちょっと寝ぐせついてるな」とか、舞台に出てる人のコンディションまで見ることができます(笑)。

たとえば(島田)一の介師匠は、ちょっとツルッとされてますけど、意外と襟足が跳ねていたりするんです。日によってすごい外ハネのときがあって、かわいいんですよ。

――遭遇できたらお得な気分になれそうですね。今回の出演者も、大御所からお笑い賞レースの王者、現在ブレイク中の人気芸人まで、一度にはなかなかお目にかかれない顔ぶれです。

デラックスですよね。「こんな楽しいこと、あるか!?」って思います。だからこそ、生ならではのハプニングも含めて、観に来ないと感じられないものがあって、こんなお得なことはないです。ある意味、吉本興業のテーマパークみたいな感じです。

テーマパークにはいろんなアトラクションがあってひとつの楽しい場所になっているように、『東京グランド花月』もいろんな面白い人たちがいっぱい出てきますので、家族みんなで楽しんでもらいたいです。

出典: FANY マガジン
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――酒井さんの考える、NGK本公演の中での新喜劇の役割や魅力を教えてください。

本公演のいいところって、みんなでひとつの“寄席”を作っているところだと思うんです。漫才師さん、落語家さん、ピン芸人さんらがバトンを繋いで盛り上げてくださる。私らは最後にそれを受け取って、「よし、新喜劇も頑張るぞ!」ってなるんです。

舞台袖のモニターで、前の方がすごくウケてると「わあ、今日めっちゃウケてる! 新喜劇も頑張らな」ってドキドキします。せっかく直前まで盛り上がってたのに、新喜劇で盛り下げるわけにはいかない。お客さんには「全部面白かった。観に来てよかった」と思ってほしいから、新喜劇もしっかり頑張らなければ、といつも思っています。

――『東京グランド花月』の新喜劇は、NGK本公演と基本的には同じなんですか?

そうですね。私のイメージでは、『東京グランド花月』はすごくウェルカムで迎え入れてくださっている感じがあるんです。お客さんも、元気で明るくて、温かいイメージです。だから私らも「東京、行くで!」ってイキることなく、いつもどおりを心がけています。

もちろん、アドリブでご当地ネタが入ることはありますけど、基本はNGKでやっている新喜劇そのままです。

出典: FANY マガジン
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――これまでの『東京グランド花月』の中で、思い出深い出来事はありますか?

座長に就任したとき、裃(かみしも)を着させてもらって、お祝いの口上をやらせていただいたことです。2017年7月、座長に就任したタイミングでNGKで行い、(その年の)9月の『東京グランド花月』で、東京国際フォーラムでも座長就任の口上をやらせてもらいました。

まだ東京にお邪魔することがそんなになかった時期やったのに、皆さんが「おめでとう」って迎えてくださったのがすごくありがたかったし、うれしかったです。

新喜劇のために奈良から毎週末のようにNGKへ

――酒井さん自身も、新喜劇に入る前は奈良からNGKまで本公演を観に来ていたそうですね。

新喜劇に入る前は公務員だったんですけど、ずっと新喜劇に入りたかったので、日曜日はほぼ毎週NGKに来て当日券売り場に並んでいました。

――その想いが実って2007年に「第3回 金の卵オーディション」で新喜劇に入団しましたが、初舞台のことは覚えていますか?

覚えてます! 公務員時代は、客席側から緞帳が開くのを見てました。でも自分が初めて舞台に立ったとき、緞帳が上がっていって……私、逆サイドから見てるんや! っていう感動がありました。

それから「タラタラッタラ~♪」(吉本新喜劇のテーマ)が、舞台の間近にあるスピーカーから爆音で聴けたことにも「こんな大きいベース音、鳴ってたんや!」って感激しました。客席で聴いてるときはベース音が入ってたことに気づかなかったです。腹の底に響くようなあの重低音を聴くと、いまも気が引き締まりますね。

出典: FANY マガジン
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――憧れていた舞台に立った感動はひとしおですね。

川畑(泰史)兄さんが座長で、めちゃくちゃ緊張しました。私は紙袋を持って出て、それを床に置くというシーンがあったんですけど、紙袋って置くと「パリッ」って音がするじゃないですか。その音が鳴るだけで「しまった!」って。

いま思えば全然悪いことじゃないんですけど、そのときは「絶対に音を立てたらあかん!」ってゆっくり置いてました。うれしさと感動と身震いと……。いろいろ全部、ありましたね。

出典: FANY マガジン
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――その10年後、2017年7月に酒井さんは座長に就任しました。初めて座長として本公演の舞台に立ったときは、どんな心境でしたか?

緊張もありましたけど、とにかく必死で。ふだん初日って、始まる前に本読みをしたあと、もう一度、台本を見返して頭に入れてから舞台に出ます。でも初座長公演の初日は、本読みのあとにすぐ口上があって、口上が終わったら裃から衣装に着替えてすぐに舞台が始まって、バタバタでとにかく汗だく。

ハァハァってなってる私に森田まりこ姉さんが「大丈夫、大丈夫」って声かけながら背中をさすってくれたんですけど、お礼を伝える余裕もなくほぼ無視してしまって(笑)。

でも、一緒に口上に出てくださった内場(勝則)兄さん、辻本(茂雄)兄さん、川畑(泰史)兄さん、すっちーさんは、焦ることなく何事もなかったかのようにスンと舞台に出てはるから、「かっけぇ~!」って思いましたね。

「新喜劇ラブ」の気持ちは誰にも負けない

――酒井さんが新喜劇でいちばん大切にしていることはなんですか?

とにかく昔から「新喜劇ラブ」なので、そのラブさが出せるように、と思ってます。新喜劇って面白いだけじゃなく、ホロッとくるところもあって、だけど最後は笑って終われるから好きなんです。昔からの先輩方が繋いできた人情のある吉本新喜劇を守っていきたいです。

そこに、マネしたくなるようなギャグが乗ったり、いろんなノリができたりするのも新喜劇のよさです。そういうものを全部ひっくるめて、「ラブ」って感じですね。ラブさは誰にも負けないと思います。

私が言うのもおこがましいんですけど、そんな吉本新喜劇のおもしろさがこれからも続くように、しっかり皆さまに伝え続けて、次の世代にバトンを渡せるようにしたいです。

出典: FANY マガジン
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――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします!

豪華メンバーですし、その顔ぶれの中で吉本新喜劇もしっかり皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります。

IMM THEATERもすごく観やすくて、新しくてきれいな劇場です。客席が、(明石家)さんま師匠の顔が浮かび上がるように配色されていて、まさに「生きてる(I)だけで丸(M)儲け(M)」っていうシアターです。

吉本新喜劇も、小さいお子さんから大人の方々まで楽しんでいただける内容です。これを観て、「新喜劇っていいな」「私もやりたいな」と思ってくれる、かつての私みたいな子がひとりでも増えたらうれしいです。

公演概要

『東京グランド花月』
日程:9月15日(火)~9月21日(月・祝)
場所:IMM THEATER
チケット:前売5,500円 当日6,000円

出典: FANY マガジン

9月15日(火)
①14:30開場/15:00開演 
②18:00開場/18:30開演
<出演>
博多華丸・大吉、村上ショージ、テンダラー、5GAP、金属バット、メンバー、マユリカ、蛙亭、バッテリィズ

9月16日(水)
①14:30開場/15:00開演 
②18:00開場/18:30開演
<出演者>
フットボールアワー、桂三度、パンクブーブー、NON STYLE、もりやすバンバンビガロ、ガクテンソク、金属バット(①のみ)、見取り図(②のみ)、滝音、ヨネダ2000 ほか

9月17日(木)
①14:30開場/15:00開演 
②18:00開場/18:30開演
<出演者>
中田カウス 漫才のDENDO、ジャルジャル、陣内智則、ダイアン(①のみ)、囲碁将棋(②のみ)、もりやすバンバンビガロ、トット、ミキ、コットン、EXIT

9月18日(金)
①15:00開場/15:30開演 
②18:00開場/18:30開演
<出演者>
西川きよし、中川家、ハイキングウォーキング、銀シャリ、ネルソンズ、レインボー、ラニーノーズ、たくろう ほか

9月19日(土)
①9:30開場/10:00開演
②13:00開場/13:30開演
③16:30開場/17:00開演
<出演者>
千鳥、ザ・ぼんち、ミルクボーイ、桂かい枝、ギャロップ、シマッシュレコード、シソンヌ、すゑひろがりず、紅しょうが ほか

9月20日(日)
①9:30開場/10:00開演
②13:00開場/13:30開演
③16:30開場/17:00開演
オール阪神・巨人、タカアンドトシ(①③のみ)、矢野・兵動、はりけ~んず(②のみ)、佐久間一行、ちょんまげラーメン、ビスケットブラザーズ、たくろう、エバース(①②のみ)、ドンデコルテ(③のみ) ほか

9月21日(月・祝)
①9:30開場/10:00開演
②13:00開場/13:30開演
③16:30開場/17:00開演
桂文枝、COWCOW、あべこうじ、銀シャリ(①③のみ)、サルゴリラ トット(②のみ)、ジェラードン、ガベジ、豪快キャプテン ほか

【全公演出演】
<吉本新喜劇>
座長:酒井藍
内場勝則、島田珠代、烏川耕一、千葉公平、のぶよし、もじゃ吉田、 多和田上人 、吉岡友見、 松浦景子、横山裕輝、アイリスガワ

『東京グランド花月』公式サイト:https://tgk.yoshimoto.co.jp/
『東京グランド花月』公式X:https://x.com/tg_kagetsu

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