和牛「初エッセイ本」まさかの執筆スタイルに同期のバイク川崎バイクが驚愕!

お笑いコンビ・和牛(水田信二、川西賢志郎)の初のエッセイ本『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』(KADOKAWA)。その出版を記念したオンライントークイベントが、3月3日(水)にSHIBUYA TSUTAYA公式YouTubeチャンネル「シブツタchannel」で生配信されました。MCは、2人のコンビ結成のきっかけを作った同期のピン芸人・バイク川崎バイク。リラックスした雰囲気のなか、著書への思いや、執筆のウラ話が語られました。

出典: FANY マガジン
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3月1日(月)に発売された本書は、雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)で2018年5月号から連載している2人の人気エッセイをまとめたもの。エッセイは2人が交互に執筆し、劇場への愛情を吐露する水田、故郷の祭りをグチりつつも愛する川西など、2人をより身近に感じられる内容となっています。

和牛の2人は息ぴったり!?

イベントでは、水田がこんなエピソードを披露します。

「(イベント開始前に)ちょっとだけお腹になにか入れようと思って、スターバックスでサーモンアボカドサラダラップを買って。楽屋で食べ終えたくらいに(川西が)スタバから帰って来て、なに出すんかなと思ったら、サーモンアボカドサラダラップ(笑)。コンビやなって思った」

うれしそうに語る水田に、「お前……その時に言うてくれよ。(水田は)なに飲んでた?」とはにかみながら聞く川西。水田がソイラテだと答えると、「ホットやろ?  それも一緒やねん!」と笑います。

出典: FANY マガジン
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さらに川西は「新大阪駅で時間があるとき、(スターバックスに)買いに行ったら、(注文の列の)2人くらい前に(水田が)おったりする。で、ソイカード渡されて、また(商品の受け取りの列で)2人くらい挟んで立ってるのも、めちゃくちゃ恥ずかしい!」と続けて、盛り上げました。

水田が「敬語」で書いたワケ

そんな息の合った2人のトークは脱線しながらも、本の話題に。

バイク川崎バイクが「水田くんは敬語で書いて(敬体・ですます調)いて、賢志郎は敬語を使わず書いて(常体・である調)いたのが気になった」と指摘。すると水田は「確かに俺、ずっと敬語や」とうなずきながら、「敬語じゃない言葉で書くと、人柄が出るからやと思うけど、偉そうに感じられる。だから、(そんな人柄を)隠すために敬語を使わせてもらった」とその理由を語ります。

出典: FANY マガジン
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続いて、「忙しくて時間がないなかでどういうときに書いていたのか」と尋ねられると、水田はクールなポーズを取りながら、「そろそろ担当の方から催促のメールが来るんじゃないかっていうタイミングで、ひねり出しますよね」と返答。川西も「俺もギリギリ。テーマがスッと出るときもあれば、ひねりにひねるときもある。リアルに苦戦はするよな」と執筆の苦労を明かしました。

「スクロールは3回半まで」

執筆にはスマホのメモアプリを使っているという2人。ところが、話しているうちに驚愕の事実が判明します。なんと、文字数の計算は“スクロールの回数”から推定しているとのこと。

それを聞いたバイク川崎バイクが、「文字数のカウントができるアプリあるよ?」とぽつり。水田が「ないよ!」と全力で否定すると、川西も「ある程度は融通が効くから、文字数はなんとなくでいい! スクロールは3回半まで。4回いったら(文字が枠に)入らへんってわかる!」と言い張ります。

そんな“斬新”な2人の執筆スタイルに、バイク川崎バイクは驚きを隠せない様子。思わず、「この話を聞けただけでも、このイベントの価値があったと思う!」と叫んでいました。

出典: FANY マガジン
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イベントの最後には、川西が「初めてのエッセイならではの初々しい感じは、この1冊だけやろうなと思います」とコメント。水田も「ほかのお仕事では発しないことも書いてますし、つぶやき的なことからメッセージ性のあることまで、思ったことを書かせてもらってます。ぜひとも買って読んでください」とアピールしました。

書籍概要

『和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。』

出典: FANY マガジン
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著者:和牛(水田信二、川西賢志郎)
定価:本体1,300円+税
発売日:3月1日(月)
発行:KADOKAWA

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