太田夢莉の髪が…。撮影の裏話も飛び出た『風の中のピアノ』舞台挨拶

島ぜんぶでお~きな祭 第14回沖縄国際映画祭にて、4月16日(土)、那覇市の桜坂劇場ホールBで『風の中のピアノ』の上映と舞台挨拶が行われました。

出典: FANY マガジン
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1年の時を経てのお披露目

本作品は、家族との関係性で悩む21歳の柚(ゆず)が、同い年の「千恵子」という女性と出会うことから始まります。明るく無邪気な性格の反面、誰も知らない秘密を抱える千恵子との交流を通して、彼女の秘密とは何か、柚の人生はどう変化していくのか、秋の奈良県生駒郡三郷町を舞台にストーリーが進んでいきます。

上映終了後、千恵子役の太田夢莉、立川晋輔監督が登壇しました。

作品の初お披露目が島ぜんぶでお~きな祭 第14回沖縄国際映画祭であることについて、太田は「一年前に撮影していたけれど、撮影が途中で止まり、お蔵入りになるのではないかと不安に思っていたので、皆さんに無事にお届けできてホッとしました」と述べました。

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立川監督は「紆余曲折あって、太田さんの役を途中で違うものにしたり、撮影が止まった直後に太田さんが金髪のベリーショートになったりして、再撮ができるかどうかと思ったり」と裏話を披露しました。

太田が気に入った雪駄

太田は、映画の舞台となった三郷町で購入した雪駄を着用しており、「撮影中にもずっと履いていたんですけど、おしゃれで履きやすいし、この雪駄にメロメロです」と客席に雪駄が見えるように足をあげるという一幕も。続けて「映画の台詞でもあったように、本当に撮影中これしか履いていなくて、愛着がすごいですね」と語っていました。

雪駄をいただいたのに持ってくるのを忘れた、と話した立川監督に対し太田は「監督ー!」とすかさずツッコミを入れ、会場の笑いを誘います。

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最後は「(地域発信型の映画ということで)綺麗さだけではなく、各地域でいろいろ問題があって。そういうのも含めてその地域で生きている、というものを焼き付けられたらいいなと思い、頑張って撮りました。これを広めるように頑張っていきたいと思います」と締めくくられ、この日の舞台挨拶は和やかな空気の中、終了しました。

島ぜんぶでお~きな祭 第14回沖縄国際映画祭は2022年4月16日(土)、17日(日)の2日間、開催されています。

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