2017年度から『大阪府安全なまちづくり大使』を務める西川きよしファミリー（西川きよし、ヘレン、忠志、かの子）の再委嘱が決まり、6月17日（金）に大阪・プリムローズホテルで大阪府の吉村洋文知事から感謝状の贈呈と委嘱状の交付が行われました。この日は、3年ぶりに「大阪府安全なまちづくり推進会議」の総会が対面で行われ、西川ファミリーの4人への再委嘱が満場一致で承認されました。
「府民に寄り添う」西川ファミリーを信任
西川ファミリーの再委嘱は、高齢者を狙った特殊詐欺への警鐘を鳴らす広報啓蒙動画への出演や、さまざまなキャンペーン活動、そして大阪府民に寄り添う気持ちが評価されてのこと。大阪府と大阪市、大阪府警などでつくる「大阪府安全なまちづくり推進会議」の会長でもある吉村知事から西川ファミリーに感謝状と委嘱状が手渡され、続いて、大阪府警本部長からタスキを授与されました。
吉村知事は4人に対して、笑顔でこう語りました。
「今年度も就任いただき、本当にありがたい。大阪の治安は改善していますが、特殊詐欺は増加傾向にあります。官民一体となって『ストップ！ ATMでの携帯電話』運動を推進していくことも決まり、こうした取り組みを大阪府民へ周知させていくためにも、府民に届く大きな声を持つきよし師匠はじめ、皆さんのお力をお借りしたい。『小さなことからコツコツと』です」
改めて「小さなことからコツコツと」
感謝状が手渡されて「小さなことからコツコツと。ほんま、ええ言葉やね」と語るきよしに、「自画自賛」とたしなめるヘレン。「お父さん。芸歴長いのに、マイクのスイッチ入ってへんやんか」とツッコむかの子。仲睦まじい家族の様子に、思わず会場からも笑いが起こります。
きよしは、再委託されたことについてこう語りました。
「今年も引き続き、大役を授かりました。家族はもとより大阪府民の皆さまと力を合わせて、利他の精神を発揮して“世のため人のため”ちょっとずつでも、より安全で暮らしやすい大阪を実現していけたらうれしい。大阪人は情の厚い人が多いですから、スマホ片手にATMを操作するお年寄りを見かけたら、『大丈夫でっか？』『そのおカネ、どうしはりますのん？』と声がけをしていきたい。家族ともしっかり話し合って、頑張っていきたい」
このきよしの思いに合わせて、ヘレンもこう話します。
「本年もファミリーで大使を仰せつかりました。私たち府民が安心して暮らせる毎日を目指して、微力ながら、がんばりたいと思います。私もきよしも後期高齢者となりましたが、ただ守っていただくばかりでなく、自分たちもしっかりと前を向いて進んでいきたい。特殊詐欺の電話を受けてしまったら、わけがわからないまま、不安なままに振り込んでしまうこともあると思います。被害に遭われる方が1人でも減るように、力一杯、取り組んでいきます」
息もピッタリ「ストップ！ ATMでの携帯電話」
一方、忠志は感謝の言葉も。
「防犯啓発動画やいろんなキャンペーンに参加させていただくたびに思うのが、皆さまに支えていただいているということ。今日は感謝状をいただきましたが、こちらから感謝状を贈りたい気持ちでいっぱいです。安全なまちづくりの一助となれるように、精一杯努力します」
最後にかの子は、自分の体験を紹介しながら大役への意欲を表しました。
「本年も、家族と力を合わせて、頑張っていきたいと思います。私も“安まちメール”を登録していますが、特殊詐欺、特に還付金を謳った詐欺にご注意くださいという内容が、本当に多いです。愛犬との散歩中、ご近所の方に出会うたびに、いろいろなお話をさせていただいています。なにか身近なところから、お役に立てることがあればうれしいです」
最後に、吉村知事も交えて「ストップ！ ATMでの携帯電話」「小さなことからコツコツと！」と、息もピッタリに声を揃えた西川ファミリー。最新の広報啓発動画は、YouTubeの「大阪府警安まち公式チャンネル」でも視聴できます。
YouTube「大阪府警安まち公式チャンネル」はこちらから。
