ダイタクが競輪バラエティのMCに抜擢!「仕事でギャンブルできるなんて」相席スタート山添のギャンブル秘話も

毎週月曜~金曜の22:00からBSよしもとで放送中の競輪バラエティ「チャリロトよしもと」の火曜新MCに、ダイタクが抜擢されました。番組を終えての感想はもちろん、M-1グランプリやキングオブコントへの意気込みなどインタビューしました。

出典: FANY マガジン
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「チャリロトよしもと」は、毎週月曜~金曜の22:00から放送されている競輪バラエティ番組です。相席スタート・山添(月曜MC)、レインボー(木曜MC)などの人気芸人が競輪に挑戦し、曜日対抗回収率バトルを繰り広げています。

仕事でギャンブルできるのが一番幸せ!

――競輪番組のMCに抜擢されたということで、自転車にまつわる面白い話を教えてください。

 僕ら熊本の田舎出身で、昔はよくいろんなところにチャリンコで遊びにいってました。
大と学校からどっちが早く家まで帰れるか競争したことがあったんですけど、結構な坂道だったんで、大がカーブ曲がり切れずにゴミ捨て場の袋の山にチャリンコごと突っ込んで。あ~死んだと思ったら、大がほんとに漫画みたいに魚の骨を頭にのっけてバッてでてきて。嘘だろこいつって。

 嘘なんですけどね(笑)。
小学生の時、その坂道をチャリンコ両手手放しでいけるかっていうのが流行ってたんですけど。

 度胸試しみたいな。

 こえーなこえーなって言ってたら、ヨコからお兄さんがさーってきて。そのお兄さんが両手手放しでその坂を下って行ったんですけど、その時にカップヌードルのシーフードのビッグを食べてたんですよね。

――初回放送を終えての感想をお願いします。

 めっちゃ楽しかったです。仕事でギャンブルできるのと仕事で酒が飲めるのがほんと一番幸せなんで。毎週火曜日はラッキー!って思ってます。

 ボートレースとか競輪の仕事とかいただくんですけど、やっぱギャンブルの仕事って楽しいんですよね。雰囲気もかたくるしくないじゃないですか。スタッフさんもクズなのかなって思えたり(笑)。それに、競輪に詳しくなれるっていうのもいいですよ。解説してくれる方が詳しいんで勉強になって、プライベートにも活かせるな、と。

 昨日やったなあ、岸(ネルソンズ)と飲みながら。

 飲みながらギャンブルやるんですよ、よく。

――同期の相席スタート・山添さんに競艇を教えたのはお二人とのことですが。

 パチンコとかスロットは、普通に生活してたら誰でも経験するじゃないですか。

 パチンコはギャンブルとは言えないですけどね。

 遊戯ね。楽しく遊べる。

出典: FANY マガジン
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 僕らが先に、先輩たちからパチンコ・スロット以外のギャンブルを教えてもらったんですよ。グランジの大さんとか、すーなかさん(怪獣)とか、LLRの福田さんとかりゅうじさんとか。競輪とかボートレースってなるべく手を出さない方がいいよって言われるんですよ。青天井のギャンブルなので、熱くなるとすごい金額負けるじゃないですか。

 僕らが始めたときがネットで買える状態だったんで、余計に。

 昔はね、本当に電話投票とか、場に行かないといけなかったじゃないですか。ある日、僕と拓と山添と後輩と6人ぐらいで、ライブ終わりに、当時∞ホールの近くにあったマルハンに行ったんですよ。そしたら、営業時間残り1時間半ぐらいで山添が使っちゃいけない生活費を3万ぐらい溶かしたんです。

――それを取り返すために……ということですか。

 そうですそうです。それまで山添は、ボート手だしたら借金まみれになるぞって怒られてたんですよ。

 「ボートだけはやるなって言ってんだろ!」みたいな。

 なんですけど、パチンコで負けて……その日パチンコ屋さんから帰る道玄坂の道のりで「ちょっとダイタク、ボート教えてくれへん」って。そっから2年ぐらいすごかったよな、山添な。

 うん。だから、あいつはずっとタダで仕事してるような感じでしたよ。1日のギャラよりも負けてたんで。仕事じゃ取り返せないんですよ、ギャンブルの負けって。それ以上に負けちゃうんで。

 山添は負けることに対しての耐性があんまなかったと思うんですよ。僕らは18からずっと色んなギャンブルやってたんで耐性があったんですけど、たぶん山添はなくて、一歩踏み入れちゃったらもうすごいスピードでいっちゃったっていう……。

――とはいえお二人も、無茶な賭け方をしているイメージがあります。

 基本的には一桁配当に賭けたくはないですよね。

 やっぱ的中率とか回収率を重視すると、なかなか難しいじゃないですか。オッズ高いところに賭けた方が効率がいい、ということですかね。

 僕らがよく「わかってた」って言うんですけど。一番人気がきても「わかってたよ」って思えるじゃないですか。当たった・外れた・わかってた、があるんで、「わかってた車券」はもう買わないです。どうしてもそこしかないときは買いますよ、絞ってその1点だけ。

出典: FANY マガジン
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 マクールっていうボートレース雑誌の元副編集長の三吉さんって方がいて。ボートの配信にもいっぱい出られてる方なんですが、彼の買い方がもう本当に素晴らしくて。ほんとに1,000円を10万にしたり20万にしたりとか、ドラ(配当が高い買い目)を5点買って、そこが来て10万とか。そういうのがうまいなーと思って。同じ1,000円を5倍に賭けて1点買いよりも、絶対そっちの方がいいだろうなっていう。5,000円っていらないじゃないですか。ほんとはいるんですけど(笑)。ギャンブルずっとやると、1日トータルで5,000円勝ちだったら、1万円負けでも一緒かなっていう感覚。

 100円が500円になって嬉しいかって話なんで。だったら100円が1万円になった方が嬉しいじゃないですか。どっちかなって考えたとき、やっぱり1万円って。僕が公営競技のCMとか見ててすっごい嫌いなのが1個あるんですよ。「100円から楽しめる」っていうやつ。100円じゃ楽しめない、100円から楽しめない!!

 本来は楽しめるんですけどね、現実的ではないですよ。あと当たりやすいってやつもね(笑)。

M-1で「オズワルドを苦しめたい」

出典: FANY マガジン
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――今年も賞レースの季節になりました。お二人がこれまでで印象に残っている賞レースの思い出を教えてください。

 今はM-1中心でやってますけど、一番思い出に残ってるのは2014年のTHE MANZAI。僕らが6年目のときですね。THE MANZAIに出場した中から大体50組ぐらいが認定漫才師に選ばれるんですけど、僕らその年初めて2回戦に行って、人生で一番ウケたんですよ。周りもお客さんも関係者も「ダイタクは100%認定漫才師だった。いや、何だったらこのネタ決勝あるな、決勝いくだろ!」ぐらいに思ってたはずなのに、政治的圧力によって認定漫才師にならなかった。ちゃんと書いてくださいよ、「政治的圧力」って!
基本芸人さんって、結果を受け入れられるものなんですよ。俺たちもウケたけどあそこもウケてたもんなー、とかじゃなくて、俺たちが一番ウケてたんですよ! なのに行かなかったっていうことがあったので……それが一番覚えてますね。後にも先にもあれよりウケたこと1回もないんで。完全なる、政治です。

 僕はなんだろうなー。やっぱ山梨の「ててて!TV」。

 後輩のダンビラムーチョが、ててて!TVっていう番組やってて。特番の「ててて!TVゴールデン金笑漫才スペシャル」で優勝したんですよ。

 山梨の演芸評論家の方が、ネタ終わってCM入りまーすっていうとき、僕らが座るまでずっと振り向いて見ててくれたんですよ。相当ささったんだな~、あの演芸評論家の方に、って。

――今年のM-1グランプリの意気込みをお願いします。

 そりゃあね、決勝いかないと。

 そうですね、最低決勝じゃないですかね。決勝で普通にやれれば、優勝できるかなって思ってます。あと、オズワルドの優勝阻止してやりたい。あいつら優勝できなかったら、また1年苦しむんだなって(笑)。オズワルドは優勝できなかったときに、「あー悔しいな」とかじゃなくて、「また1年やんないといけない」って思うらしいんですよ。M-1グランプリってね、みんな早く卒業したいんですよ。楽しんでるのファンの人だけですよ。

 そうそう、出てる人はね~もう、しんどいな!!ってなるんですよ。

りんたろー。なら100万負けても大丈夫?

出典: FANY マガジン
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――チャリロトよしもとの初回放送で「落ち着いたら競輪場で飲みたい」と仰っていましたが、もし芸人さんを連れていくなら誰でしょう。

 僕はキンボシの有宗ですね。競輪の仕事もちょっとやってましたし。あと誰だろ。りんたろー。とか連れてってもいいな。

 りんたろー。とか、金持ってるやつハマらせたいんで……ワンチャンゆにばーすのはらちゃんとか連れて行って、「たのしー!!」とかなってバカみたいに賭けさせたい。

 りんたろー。なんて、別に100万負けたって何とも思わないでしょ(笑)。

――7月22日の単独ライブについて、メッセージをお願いします。

 本業は漫才師なんで、ギャンブルと同じぐらい漫才頑張ってるんで。来られない方はオンラインのチケットを買うか、オンラインチケット分ギャンブルやってください(笑)。

 ほんと、チャリロトよしもとの3レース分ぐらいの時間で終わるので。よかったらぜひ。

――8月8日のネルソンズとのツーマンライブでは、コントを披露されるとか。

 キングオブコントもね、毎年出てるんですよ、ここ3年ぐらい。

 漫才師にとって準決勝はなかなか高い壁なんですけど、今年は狙ってて。準決勝まで行ってやろうと思って。

 準決勝でスベりたいんですよね。漫才師がたまたま準決勝行くと、場違いみたいな雰囲気で大体スベるって聞くんで、その気持ちを味わいたいなと。

 信じられないぐらい緊張するんですよね。キングオブコントっていうか、コント自体。暗転板付きっていうの普段しないんで。

――最後に、まだチャリロトよしもとを見たことがない方へ、番組の魅力をPRお願いします。

 100円から楽しめて、当たりやすいんで(笑)。皆さんぼくらと一緒に楽しみましょう。

 ミッドナイトは7車立てで当たりやすいんで(笑)。

 簡単に当たるので(笑)。

出典: FANY マガジン
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(取材・構成:netkeirin編集部伊藤千裕)

公演概要

『ダイタクの60分漫才~2022 夏~』
日時:7月22日(金)開場18:30/開演19:00/終演20:15
会場:ルミネtheよしもと(東京)
出演者:ダイタク
料金:配信 2,000円
チケット:FANY Online Ticketにて好評発売中

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番組概要

『競輪LIVE!チャリロトよしもと』
放送日時:毎週月曜~金曜 22:00~23:00
出演者:
【月】山添寛(相席スタート)、谷川愛梨、島袋香菜
【火】吉本大、吉本拓(ダイタク)、森咲智美、橋本梨菜、葉月あや
【水】ディエゴ、生いっちょう(ストロベビー)、才木玲佳
【木】ジャンボたかお、池田直人(レインボー)、清水あいり
【金】大村朋宏、藤田憲右(トータルテンボス)、さとう珠緒
【解説】加藤慎平、林雄一、競輪小僧、木三原さくら ほか

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