12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 OSAKA』の初日の公演が9月17日(土)、大阪城ホールやCOOL JAPAN PARK OSAKAで開催。大阪城ホールでの初日のラストを飾ったのは、見取り図が考案した「ロッカーサッカー」のガチバトル『LIVE STAND GACHI～「ガチ」でロッカーサッカー日本一決定戦！やれんのか！～』でした。
「ロッカーサッカー」とは2019年に誕生した2対2で繰り広げる新しいスポーツ。チームの一人が敵陣のロッカーに入って先に扉を閉めた方が勝ちといういたって明快なゲームです。対戦チームにロッカーに入られないよう、体を張った攻防戦を繰り広げますが、一切の暴力はNGという平和の精神にも重きを置いています。
ガチ歌に言いたい放題の舌戦も
『LIVE STAND 22-23 OSAKA』で3年ぶりの復活を遂げた「ロッカーサッカー」。今回、このゲームを良く知る令和喜多みな実・河野が進行を務めました。出演は、見取り図を筆頭に、おいでやすこが、アインシュタイン、霜降り明星・粗品ら人気芸人たち。合間には“ガチ歌”を熱唱するハーフタイムショーもありました。出場した６コンビは、優勝をかけて熾烈なバトルを展開。１回戦の前には映像による前哨戦もあり、言いたい放題の舌戦も見ごたえがあります。闘志を燃やして真剣勝負を繰り広げる芸人達に、会場も大いにヒートアップしました。決勝戦を制したのはどのコンビか、ぜひ配信でお楽しみください！
見取り図とミルクボーイが…
エンディングでは、見取り図とミルクボーイがトロッコに乗ってアリーナを巡回。ステージでは、テーマソング「LAUGH! LAUGH! LAUGH!」を出演者たちが歌唱し、最後まで盛り上げました。
「世界に通用するスポーツ」
1日目のステージを終えたミルクボーイと見取り図が囲み取材に応じ、「ロッカーサッカー」や『LIVE STAND』の感想などを話しました。
見取り図のイベントから誕生したゲーム「ロッカーサッカー」が、大阪城ホールという大きなステージで3年ぶりに復活したことについて「改めて世界に通用するスポーツだと感じました」と見取り図・リリー。盛山も「スーパーボウル（アメリカンフットボールの優勝決定戦）とあんまり遜色なかった」と自信をのぞかせます。観客の熱気も大いに伝わってきたことから盛山は、「芸人がボケずにガチで白熱するから、お客さんの心がどんどん入ってきた」と、それぞれの試合を称えました。
実は、体調不良のため「ロッカーサッカー」には参加できなかった盛山。代役をザ・プラン9 爆ノ介が務めました。客観的にこのゲームに興じる芸人達を見て盛山は「生物の本能が出ているというか。みんな、ゲームが始まったら勝ちにいく。負けたくないという気持ちが出ていましたね」と活躍を称えました。力技を見せたミルクボーイ・内海も「そうやね」と同意し、「ゲームが始まると男のパワーを見せたいというか。俺、守谷日和さんを抱きかかえたけど、今になってむちゃくちゃ腰が痛いです。あんな力、普段は出えへんのに、試合やから出ました」と振り返ります。なお、守谷日和は、急きょ欠席となった霜降り明星・せいやの代役で出演しました。
エンディングではトロッコに乗った２組。先日、東京で行われた『LIVE STAND 22-23 TOKYO』で一足先にトロッコ体験をした見取り図は余裕を見せます。「僕らはトロッコに乗るのは２回目なので、えらいもんで慣れました。楽しかったですよ。1回目の時は恥ずかしかったんですけど、今日は楽しくできました」とリリー。
直前まで知らされず…
一方、初のトロッコ体験をしたミルクボーイは「サプライズ・トロッコだったのよ」と内海。「僕らは初めてやったので、緊張しましたね。しかも、直前まで乗るとは知らされていなくて。何とか守谷さんに乗ってもらえへんかなと思っていたんですけど(笑)。自分たちを選んでいただいたという嬉しさもありました。けど恥ずかしさもあって…」と胸の内を明かしました。
会場には、「筋肉見せて！ 」と書かれたうちわを駒場に掲げた観客もいたそうで、「俺はそれを見て会釈だけしました」と駒場。筋肉を見せるなら1年間、体を仕上げなくてはならないそうです。
今回、東京・大阪で12年ぶりの開催となった『LIVE STAND』。「前回のときは、僕らはまだ2年目とか3年目の超若手だったので、1分ネタとか、ユニット漫才のコーナーだけに出た記憶があります。今回はマイクを握らせていただけたのでよかったです」と盛山。リリーは「前回の東京の『LIVE STAND』では、最初と最後にちょっとだけ出番があるだけで、7時間ぐらい空き時間がありました。なので、その間に品川の友達と遊んでいました(笑)」と告白しました。
当時はまだ、よしもと漫才劇場の劇場メンバーにも入っていなかったミルクボーイ。まったく縁がなかったそうですが、「それやのに今回、出演もして、トロッコに乗って。内海なんてお客さんに向かってエアハグもしていましたから」と駒場。そんな状況に「夢がある」と内海は胸を張ります。そして、「今回、出られなくて悔しい思いをしている若手にも夢を与えられたと思います。次に開催するときには、その若手たちがトロッコに乗って、エアハグしている可能性もありますよ」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
なお、『LIVE STAND GACHI ～「ガチ」でロッカーサッカー日本一決定戦！ やれんのか！ ～』はFANY オンラインチケットで配信中。9月22日（木）23時59分まで見逃し視聴可能（販売は同日正午まで）です。
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『LIVE STAND22-23 OSAKA』は9月17（土）、18日（日）の2日間、大阪城ホールなどで開催。18日の大阪城ホールでの公演チケットは売り切れましたが、COOL JAPAN PARK OSAKAでの公演は一部当日券がありますので、ぜひチェックしてみてください。
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また、COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールと会場近くで行われている「芸人の森」では、芸人による各種ワークショップが楽しめます。一部、事前申し込みが必要なワークショップがありますので、ぜひチェックを！
18日のタイムテーブルはこちら
いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日（土）、15日（月）、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。
『LIVE STAND 22-23』公式HPはこちら
