12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 OSAKA』2日目の公演が9月18日(日)、大阪城ホールとCOOL JAPAN PARK OSAKAで開催。
大阪城ホールでは「笑い飯・千鳥の大喜利ライブ〜LIVE STANDスペシャル〜」が行われました。
笑い飯と千鳥が長年にわたって開催してきた大喜利イベントが、史上最大級のキャパとなる大阪城ホールに降臨。ノブがMCを務め、西田幸治、哲夫、大悟、くっきー！（野性爆弾）、箕輪はるか（ハリセンボン）、山添寛（相席スタート）、ユースケ（ダイアン）という豪華メンバーが、いずれ劣らぬおもしろ回答を連発しました。
いきなり城ホールは「デカすぎる！ 」
病気療養から復帰したばかりで、生の舞台はこれが初めてとなるノブは、喜びつつも「舞台がでデカすぎる！ 」と苦情を。調べたところ大阪城ホールで復帰したのは「アリスしかいない」らしく、伝説のグループと同じスタイルの復帰となったことが納得いかない様子です。
出演メンバーは、初出演の山添や20年前から参加しているユースケまで実にバラエティー豊か。全員が『笑点』よろしく着物姿で登場すると、大悟は開口一番「やっぱりノブはいいよな〜」とニヤリ。楽屋での様子を暴露するひと幕もあり、「ノブがLIVE STANDのTシャツに激怒していた」理由が明かされると、場内は笑いに包まれます。哲夫はなぜか大阪城ホールのうんちくを語り始め、ノブから「盛り上げる挨拶をしてください！ 」とダメ出しされるなど、『大喜利ライブ』らしいリラックスした雰囲気のなか本編がスタートしました。
まずは「9月のあいうえお作文」から。9月18日は“かいわれ大根の日”ということで、“はうすさいばい”“ゆうきひりょう”といったワードを頭文字に7人で作文を完成させます。大悟の「はだかじゃねえか」から始まった作文は、強引すぎるハンドリングでとんでもない着地点へ!? 2つめの作文では、7番手をくっきー！から山添にチェンジするなど、フレキシブルな対応も。また、おなじみのヒット曲を替え歌にする大喜利にも挑戦し、挙手していないユースケを当てるなど、この日だけのノリも爆誕していました。
着物からTシャツに着替えると、今度は「シチュエーション大喜利」に突入。「ダンスレッスン」にまつわるシチュエーションで、小道具を使ったボケを考えていきます。「（大阪）城ホールでこんなベタなことする!? 」とノブに言わしめた哲夫渾身のボケをはじめ、回答をかぶせまくる『大喜利ライブ』イズムも炸裂しました。
続く「大喜利ライブ大喜利」でも、フリップを使ってお題に答えるシンプルな大喜利に大奮闘したメンバーたち。ノブのツッコミも冴え渡り、最後まで会場は大爆笑となりました。
“ツッコミ不死鳥”ノブの帰還をお祝い！
終演後の囲み会見には、笑い飯と千鳥が登壇。『大喜利ライブ』史上最大級の会場でのライブを振り返った笑い飯は、「あんまりウケへんのかなと思ってたけどそうでもなかった」（西田）、「いつもやってるところの何倍もの会場に、何倍ものお客さんが入ってくださったので、どんな感じになるかなと思っていたが、すごい笑ってくれはって気持ちよかった」（哲夫）と、揃ってホッとした表情。
大悟は「昔からのノリをやったらウケてくれたから、昔からのお客さんもだいぶんいたんやなと思った」と“古参ファン”の存在にも言及。一方のノブは豪華ゲストに触れ、「くっきー！さんは常連で、ユースケもおもしろくて、はるかは吉本の大喜利クイーンじゃないかというぐらいさすがでした。山添の大喜利は初めて見たけどおもしろい。ちゃんとした大喜利のところに出ていってほしいです。『IPPONグランプリ』とかありそうな気がしました」と、それぞれの持ち味を絶賛していました。
いきなり大舞台での復帰となったノブは、「お客さんの前に出るのは3か月ぶりとかでビビりましたけど、お客さんの笑い声に助けられた」と改めて感謝。主治医からは「まだあまり衝撃を与えないように」とクギをさされているだけに、西田は「哲夫のある答えで、めちゃくちゃハリセンでシバいてたんですけど、このままではノブが倒れてしまうと一瞬思った」と不安も!? 大悟曰く「会場が広く、合計1kmほど走って移動することもあった」そうですが、ノブは「でも、楽しかったからよかったです。スベり続けてたら倒れていた」と笑顔を見せました。
また、大悟は「やさしくなって帰ってきたらそれはそれでと思っていたが、やっぱり“ノブここにあり”。そういや、こういうヤツがわしの横にはいてくれたんだなって……」と、ブランクを感じさせない仕切りやツッコミを称賛。隣で聞いていたノブは「恥ずかしいねん！ どうすんねん、そんなんが記事になったら！ 」とツッコミまくります。
笑い飯の2人もノブの帰還を祝福。「ノブはよく休むんですが、戻ってくるたびにパワーアップしてる。ツッコミ不死鳥」と西田が言えば、哲夫も「ノブは日本一のツッコミ。復帰できなかったら違う大喜利ライブになってたんだろうなと思いますが、ちょうど小池（ノブの旧芸名）が戻ってきて……」とイジり倒し！ そんな哲夫ですが、ノブの療養中は「大丈夫か？」と心配して仏教書を差し入れてくれたとのこと。しっかり読み込み、無事に完全復帰を果たしたノブは「おかげで心がキレイになりすぎて、ツッコむのがイヤになった（笑）。哲夫さんの仏教書はオススメです」としっかりPRしていました。
なお、「笑い飯・千鳥の大喜利ライブ〜LIVE STAND スペシャル〜」はFANY オンラインチケットで配信中。9月23日（金）23時59分まで見逃し視聴可能（販売は同日正午まで）です。
FANY Online Ticketはこちら
いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日（土）、15日（月）、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。
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