毎年10月の「大阪府安全なまちづくり推進月間」に合わせて大阪府警・西淀川警察署が10月20日（木）に開いた「特殊詐欺被害防止キャンペーン」で、大阪府安全なまちづくり大使（安まち大使）を務める西川きよしファミリーを代表して長男・西川忠志が「一日警察署長」に就任しました。この日は地域の大型スーパーで啓発活動も行われ、集まった市民に防犯グッズを手渡しながら、特殊詐欺被害防止を訴えました。
「1人でも多くの人に…」
制服に着替えた西川は署長室前に姿を現すと、持ち前のよく通る声で「おはようございます、吉本新喜劇の西川忠志です」「本日はよろしくお願いいたします」とにこやかに挨拶します。
大谷等署長から委嘱状とタスキを渡された西川は、安まち大使として「日ごろから、家族も私個人も、特殊詐欺被害防止の啓発活動に力を入れている」と話し、「1人でも多くの地域の方々と触れ合いながら、管内における特殊詐欺被害が減るように呼びかけていきたい」と意気込みを語りました。
この日のために初めて吉本新喜劇を観賞したという大谷署長が「あいにく忠志さんの出演はなかったが、代わりに、いまもむかしと変わらず元気に舞台で活躍される父上の姿にパワーをもらった」「お笑いは人の心を豊かにする素敵な職業」などと語ると、西川は「公務に忙しいなかでのお心遣い、ありがたい限りです」「本日は西川家を代表して、精いっぱい務めます」と感謝を伝えました。
地元スーパーで市民に呼びかけ
続いて西川は、地元の買い物客で賑わうイズミヤスーパーセンター福町店に向かい、防犯グッズを配りながら特殊詐欺被害防止を訴える啓発活動に取り組みました。西川の姿を一目見ようと朝早くから集まった市民や買い物客に対して積極的に手を差し伸べながら、「特殊詐欺の被害にあわれていませんか？」「ATMで高齢者の方がスマホ片手に操作していたら、声をかけてくださいね」「ご家族や友人、知人にも今日の話をお伝えください」などと熱心に語りかけます。
集まった人たちは西川に握手を求めたり、写真撮影を依頼したり、「きよっさんにそっくり」と感想を漏らしたり……。西川は時間の許すかぎり、１人ひとりに真摯に対応していました。
