見取り図、独フランクフルト×浦和レッズ“直前イベント”に登場! リリー「まばたきなしで試合を見る!」

ドイツサッカートップリーグのブンデスリーガに所属する名門、アイントラハト・フランクフルトが、初の日本ツアーで来日中です。11月16日（水）には、埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦。試合直前にスタジアムイベント広場特設ステージで行われたファンイベントでは、見取り図（盛山晋太郎、リリー）が登場し、サッカー指導者・解説者の鈴木良平氏とトークを行いました。

アイントラハト・フランクフルトは、ドイツ有数の名門チームとして知られ、現在は長谷部誠、鎌田大地という2人の日本人選手が所属。昨シーズンは、欧州クラブが参戦するUEFAヨーロッパリーグを42年ぶりに制覇し、今シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで活躍しています。今回の初の日本ツアーでは、吉本興業がオフィシャルアクティベーションエージェンシーとなり、見取り図がオフィシャルアクティベーションタレントに就任。アイントラハト・フランクフルトの日本での文化交流やファンイベントなどのアクティベーションを実施します。

この日の「ブンデスリーガジャパンツアー2022 powered by スカパーJSAT さいたまシティカップ浦和レッドダイヤモンズ vs アイントラハト・フランクフルト」のあとは、19日（木）に大阪で「ブンデスリーガジャパンツアー2022 powered by スカパーJSATガンバ大阪 vs アイントラハト・フランクフルト」が開催されます。

サッカー好きの盛山は興味津々

ステージに登場した見取り図は、“オフィシャルアクティベーションタレント”という耳慣れない肩書きに「自分たちでも、あんまり何をするかわかってないんです」と笑わせつつ、試合を盛り上げることを宣言。リリーは「日本でフランクフルトを見られるのは最初で最後かも。試合が始まったら、まばたきなしでいきます」と、貴重な試合にワクワクしている様子です。

見取り図とトークを行ったのは、“ミスターブンデスリーガ”の異名を持つ鈴木良平氏。1970年代にドイツの名将バイスバイラー監督のもとでコーチ修業を積み、84、85年シーズンにはブンデスリーガ1部・ビーレフェルトのコーチ兼ユース監督を務めたという経歴の持ち主です。そんな、ドイツサッカーの生き字引ともいえる鈴木氏を迎え、まずは「フランクフルトのここがすごい」というテーマでトークしました。

鈴木氏が「攻撃がアグレッシブで、早くシュートに結び付けようというサッカーなので退屈しない」とフランクフルトの特徴を話すと、リリーは「僕の小学校のときのサッカーと同じ戦術ですね」とポツリ。すかさず盛山が「岡山の小学サッカーと一緒にすなよ！？」とツッコみます。

さらに、フランクフルトの強みについて鈴木氏が「監督が理論的なので、攻めるだけじゃなくて戦術的にまとまったチームになりつつある」と話すと、またしても「小学校のときの早瀬監督と同じだ」とボケるリリー。慌てて盛山がフォローに入りますが、鈴木氏は「笑い取るのが商売だからね、しょうがないよね（笑）」と寛容な対応で、見取り図の2人も思わず「それは言わないでください」と慌てていました。

しかも一連のやり取りで、なぜかリリーのデニムのお尻の部分が破けたそうで、その情けない姿に「何がアクティベーションタレントや」と盛山もあきれていました。

鈴木氏は、フランクフルトの注目選手についても解説。長谷部選手は「選手、クラブ、サポーター全員に尊敬されている」そうで、鎌田選手も「彼がいなかったらフランクフルトの攻撃は成り立たない」とのこと。また、「ボール扱いが完璧な天才」というマリオ・ゲッツェ選手などについてもたっぷり語り、見取り図の2人は熱心に聞き入っていました。

盛山の芸人サッカーチームを盛り上げるには？

サッカー好きな盛山は、「脱線しますけど、（ワールドカップ2022の）初戦のドイツ戦（11月23日開催）は、日本はどうしたらいいんですか？」などと鈴木氏を質問攻めにする一方、「僕、たまにインスタでフリーキックの写真を上げたりしているんです」とアピールも忘れません。

そんな盛山は最近、EXIT（兼近大樹、りんたろー。）や空気階段（水川かたまり、鈴木もぐら）、ミキ（昴生、亜生）らそうそうたるメンバーと「もりちゃんずユナイテッド」というサッカーチームを結成したとのこと。「これからもっとチームを大きくしていきたいんですよ」と語る盛山に、リリーが「キックを鈴木さんに見てもらったら？」と突然の提案をします。

「オレ、監督なのになんで！？」と言いつつキックのモーションを見せる盛山ですが、鈴木氏は「最悪だね(笑)」とバッサリ。盛山は「こんな狭いところで無理ですって！」と必死に言い訳していました。

実力が気になる「もりちゃんずユナイテッド」の初試合は、「相手がガチすぎて、芸人は１回もハーフラインを越えられなかった」（盛山）とのこと。鈴木氏から「チームを盛り上げていくには、とにかく楽しくやること。楽しくやればうまくなるし強くなる」とアドバイスされると、盛山は「サッカーを盛り上げていくために、これからも試合をもっとやっていきたい」と決意を新たにしていました。

イベントでは、サッカーの指導についての話題も。ドイツサッカー協会の指導者S級ライセンスを持つ鈴木氏は、14科目の実技、ペーパーテスト、口頭試験をクリアしたそうで、見取り図の2人はビックリ！

盛山が「僕も子どもたちにサッカーの楽しさを教えられるっていうJFAのD級ライセンスを取ろうと思ってるんです」と明かすと、鈴木氏は「ミスばかり指摘するのはダメで、うまくできたことを褒めるところから始めないと」「教えすぎると自分で考えなくなってしまう」などと指導のコツを伝授。盛山は深く納得した様子でした。