2023年1月14日（土）・15日（日）にマリンメッセ福岡で開催される『LIVE STAND 22-23 FUKUOKA』。その出演者の最後の1枠を賭けた『LIVE STAND 22-23 FUKUOKA 出演枠争奪戦』が、12月28日（水）によしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場で行われました。エントリーしたのは、福岡よしもとの芸人12組。それぞれが全力でネタを披露した結果、夢の舞台への出場権を獲得したのはとらんじっと（あらた、原ノコシ）でした！
福岡ネクストエイトと予選通過の12組が激突！
2022年夏、東京、大阪で開催されたお笑いフェス『LIVE STAND』。2都市合わせて延べ約4万5000人を動員した史上最大のお笑いイベントの最後を締めくくる第3弾が、いよいよ福岡で開催されます。
この日のライブに出場したのは、福岡よしもとの若手選抜ユニット“福岡ネクストエイト”の8組――カーネギー（松相遼、さわとおる）、とらんじっと（あらた、原ノコシ）、ザ・ローリングモンキー（ムサシ、カツキ）、中村圭太、インクルージョン（米沢大志、坂下登哉）、出目金（あつし、橋本康平）、太宰（てつ、あやむ）、パスタとパスタ（ふぢわら、まなべ）。
そして予選から勝ち上がった4組――一閃（タゾエ大作戦、白石つよし）、ベングルー（とよしま修平、篠原）、バリカタめんたいZ（まり凛、いしづち君）、気になるあの娘（カイト丸山、にわか片山、ぬま水沼）という計12組です。
ネタバトルのファーストステージは、4組ずつA、B、Cの3ブロックに分かれて戦い、各ブロックから1組がファイナルステージに進出。勝ち残った3組が1つの出場枠を巡って競います。
審査は、4人の審査員票のほか、観客の投票がいちばん多かった組に「お客さん票」1票が加算されます。ネタ時間は3分間。MCは、サカイスト・マサヨシが務めました。
ファーストステージは激戦
Aブロックは、パスタとパスタ、とらんじっと、気になるあの娘、ベングルーの4組。コント、漫才が入り交じる見ごたえのあるブロックで、ネタ終了後はすぐ審査です。お客さん票は、気になるあの娘が獲得。しかし審査員票の結果、とらんじっとがファイナルに進出。とらんじっと・あらたが「審査員の方にコーヒーをおごってよかった」と話すと、相方の原ノコシがすかさず「本当にそういうことになるよ！？」とツッコみました。
Bブロックはザ・ローリングモンキー、インクルージョン、バリカタめんたいZ、出目金。MCのマサヨシから「食前と食後にも食べている」と暴露された大食漢のザ・ローリングモンキー・カツキや、マダムの風格漂うバリカタめんたいZ・まり凛など、個性が光るブロック。最終的に勢いのある漫才を披露したインクルージョンが勝ち残りました。
Cブロックは、一閃、カーネギー、中村圭太、太宰の4組。お客さん票は中村圭太が獲得し、審査員票でカーネギー、太宰も1票ずつ獲得しましたが最終的に中村圭太がファイナルステージに進みました。
「もうネタ時間わけ合って3組で出よう！」
くじ引きで決まったファイナルの出番順はインクルージョン、とらんじっと、中村圭太。それぞれが全力でネタを披露しました。
ネタ終了後、トップバッターのインクルージョン・米沢は「（残りの2組が終わるのを）待っている間もドキドキしていた」と感想を漏らします。舞台袖でザ・ローリングモンキーのムサシに「がんばれ」と声をかけてもらったそうです。とらんじっとは「ファーストステージで気になるあの娘と接戦になったんですが、沼さん（ぬま水沼）が『お前ら、絶対に行けよ』と言ってくれた。沼さんのぶんまでがんばる」とコメント。ピン芸人の中村は「誰にも声かけてもらってないんですけれども……。心は寂しがり屋、それが中村圭太」と謎のアピールをしました。
そしていよいよ結果発表。焦らされる空気に我慢できなくなった、とらんじっと・あらたが「たぶん、（本番の）ネタ時間は3分だから、ネタ時間をわけ合って3組で出よう！」と言い出す一幕も。
結果は、インクルージョン1票、中村圭太1票、とらんじっと3票で、「LIVE STAND 22-23 FUKUOKA」最後の出演枠は、とらんじっとが獲得しました！ ガッツポーズで喜んだあとに深々と頭を下げた、あらたと原ノコシ。「福岡吉本の気持ちを背負って、がんばってきます！」と宣言しました。
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