『美 少年』の差し入れに女子大興奮! 『真夏の少年』高野渚&佐藤綾香SPインタビュー

ジャニーズJr.の6人組アイドルグループ『美 少年』が主演を務める金曜ナイトドラマ『真夏の少年~19452020』(テレビ朝日系)の最終回が、9月18日(金)に放送されます。それに先立って、6人と同じ2年B組の生徒役として出演する、吉本興業主催のオーディション『第1回 美笑女グランプリ』グランプリの高野渚(市川唯香役)と準グランプリの佐藤綾香(藤井日向役)にインタビューしました。

『美 少年』演じる高校生の6人が、終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人・三平三平(博多華丸)と出会うところから始まる本作ですが、18日の放送では三平の秘密が明らかに。少年たちと三平の物語が、ついに完結を迎えます。

現実味がなかった初出演

出典: FANY マガジン

――高野さんは『異世界居酒屋 のぶ』(WOWOW)、『女子高生の無駄づかい』(テレビ朝日系)に続いて3作目のドラマ出演です。話がきたときは、どういう気持ちでしたか?

高野 新形コロナウイルスの影響もあって、少し不安な気持ちだったので、「市川唯香ちゃん役が決まりました」って連絡がきたとき、ふだんのときよりも倍以上に喜びました。めちゃめちゃ嬉しかったです。

――佐藤さんは初演技だったそうですね。

佐藤 (話を聞いた時は)現実味がなかったというか、どういうことなのか理解するのに時間がかかりました。ドラマの内容は知っていたんですけど、顔合わせするまでは不安でした。

――いざ撮影に入ってみて、自分のなかで収穫はありましたか?

高野 共演者の方が、どうしたら作品が面白くなるのかを考えて意見を出されていたのを見て、すごいなって思いました。私は演じるのでいっぱいいっぱいな部分があったので、アドリブや自分の意見を出せるようになりたいと思いました。

佐藤 みなさん演技の上手な方ばかりだったので、「こういう表情を作るんだ」とか「こういうときにこう動いたら相手に伝わるな」っていうことが知れたのと、カメラワークも意識しないといけないことも勉強になりました。

「テレビに自分が映っている」不思議

出典: FANY マガジン

――反省点も多いと思いますが、嬉しかったことはありますか?

高野 お弁当が美味しかったです(笑)。お肉系と魚系を用意してくださって、毎回「どっち食べよう」ってめっちゃ迷って……。もちろん撮影もすごく楽しかったんですけど、ごはんを楽しみに頑張れました。

佐藤 私たちのクランクアップの日、『美 少年』さんからアイスの差し入れがあったんですけど、ハーゲンダッツとかたくさんあって、女子たちみんな大喜びでした(笑)。

――ドラマは最終回間近ですが、いざ自分が出ている作品をみて、どんなことを思いましたか?

高野 「あのときに撮ったものがこうなるんだ」っていうことが多くて……。4話でドローンを使った撮影があったんですけど、どんな感じの映像になるんやろ?ってワクワクして、実際に放送を見たら、真上から撮れたり、自由に動けたり、ドローンならではの良さが詰まっていて、これはドローンだから撮れたシーンだったんだなって思いました。

佐藤 (普段は関西弁なのに演技では)標準語なので、自分じゃない感じはします。あと、友だちみんなに出演しているって報告したわけではなかったので「え? 出てた?」ってLINEがきて。テレビに自分が映っているんだって、あらためて不思議な気持ちになりました。

本当のクラスみたいだった撮影現場

――共演の博多華丸さんはどんな方でしたか?

高野 顔合わせの時に、ご挨拶にいかせていただいたんですけど、「目が大きい方だな」って印象を持ちました(笑)。一緒のシーンで撮影していても、目の演技が上手だなって。三平さんは戦時中から来た軍人さんで、みんなにアドバイスする優しい方なんですけど、まさに華丸さんみたいだなって思いました。

佐藤 スタッフさんともフランクに話されていて、柔らかい雰囲気をお持ちの方だなって思います。

――連続ドラマ初主演を務めている『美 少年』の印象はどうですか?

高野 私は学校のシーンが多くて、『美 少年』の皆さんが揃うところはあまり見なかったんですけど、毎回楽しそうにしている印象です。6人仲が良さそうでした。

佐藤 皆さん気さくな方で、生徒役の人たちにも話しかけてくださったりしたので、和気あいあいとした現場になりましたし、引っ張ってくださいました。

――現場の雰囲気も良かったんですね。

佐藤 和やかな感じでした。控室で待つ時間もあったので、そこで生徒役の皆さんと話をして仲良くなりました。

高野 本当のクラスみたいでした。

夢だった学園モノの次の目標は……

出典: FANY マガジン

――昨年11月に開催された『美笑女グランプリ』が終わって約1年。高野さんはドラマのほか、バラエティでも活躍していますが、振り返ってみてどうですか?

高野 自分が夢見た仕事や人に会ったりして、急に世界が変わったんですけど、ただただ来た仕事をやりこなすのに一生懸命だったので、気づいたら1年たっていました。まだ半年もたっていない気分です。

――特に印象に残っている仕事はありますか?

高野 ダウンタウン・浜田雅功さんの『浜ちゃんが!』(読売テレビ系)に出させてもらったんですけど、ふだん観ている番組だったので、本当に嬉しくて、決まったときは飛び跳ねましたし、浜田さんに会えるのだけでも嬉しくて、収録中もニヤニヤが止まらなかったです。

――浜田さんにはツッコまれたんですか?

高野 頭叩いてもらいました! 痛くなかったんですよ。すごいなって思って。頭叩かれたときも「痛い」ってリアクションしないとダメだと思うんですけど、めっちゃ嬉しかったです。

――佐藤さんもラジオに出たり、YouTubeをやったりとさまざまな媒体で活躍していますが、振り返ってどうですか?

佐藤 (状況は)変わったんですけど、地に足をつけるように意識はしていました。なので、一つひとつ理解しながら進めていけているかなって感じはしています。フワフワすると調子に乗っちゃうんで(笑)。

――印象的な仕事はありましたか?

佐藤 お笑いが大好きで、2019年にあった『さんま・岡村の花の駐在さん』のチケットが取れなくてすごく悔しい思いをしていて……。今年こそは絶対行く!って『岡村隆史の花の駐在さん』のチケットを買おうとしたら、今度は予定が入っていけなかったんですよ。今年もテレビで観るしかないなって思ったら、出演者として出ることになって……。観るんじゃなくて出るんや!って驚きました。嬉しかったです。

――今後の目標などを教えてください。

高野 前に出させてもらった『女子高生の無駄づかい』も今回の『真夏の少年』も学園モノで、そもそも学園モノに出るのが夢だったので、嬉しかったんですけど、今度は家族の温かさを感じるファミリー系の物語に出てみたいです。

佐藤 具体的なものではないんですけど、ドラマ、映画など、たくさんの映像作品に関わりたいなって思っています。

番組情報

『真夏の少年~19452020』最終回

放送局:テレビ朝日

日時:9月18日(金)23:15~

出演:美 少年、博多華丸、高野渚、佐藤綾香ほか

公式サイトはこちらから。

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