メガネが似合う著名人に贈られる『第33回日本メガネベストドレッサー賞』の表彰式が、10月27日(火)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、「よしもとメガネ選抜」として銀シャリ・橋本直、アインシュタイン・稲田直樹、相席スタート・山﨑ケイ、ミキ(亜生、昴生)の5人が受賞。それぞれが“メガネ芸人”としての喜びを語りました。
銀シャリ橋本“うまいこと”言って受賞の喜び
5人が受賞したのは、今回から新たに新設された「芸人部門」。
表彰式では、5人を代表して橋本が挨拶。「よしもとメガネ選抜ということは、僕の知らないところで厳しい予選があったんでしょう。見事勝ち抜いて、表彰していただけました」と喜びます。
芸人として駆け出しのころはなかなか顔を覚えてもらえなかったこともあったようですが、「漫才師のメガネの人とか銀シャリのメガネのほう、メガネのツッコミの人と覚えてもらえるので、メガネって本当にありがたい」と感謝。そこからも「漫才師はメガネのレンズのように2つで1つです」「これからも愛(eye)される芸人として、死力(視力)を尽くして、誰かのお眼鏡に叶うようにがんばっていきたいと思います!」と“うまいこと”を連発して会場を沸かせました。
ミキ昴生のメガネ失敗談
囲み取材では、改めて橋本以外の4人も受賞した喜びを語ります。
「僕らは兄弟ということがピックアップされますけど、“兄弟”より前に“メガネ”のコンビ」とアピールする昴生に対して、「先にメガネをかけたんは僕!」とクレームをつける亜生。「あれはお兄ちゃんが高1やったかな? 僕がかけてるのを見て、かっこいいなって(つぶやいた)」と回想すると、昴生はすぐさま「そんなこと言ってない!!」ときっぱり訂正します。
さらに、亜生は「お兄ちゃん、ふだんはサングラスかけて長めのコートを着てる」と暴露。
橋本から「1回、舞台でもサングラスかけてたんやろ?」とツッコまれた昴生は、慌てて説明します。
「外に出たら(紫外線に反応して)サングラスになるメガネをかけてて。小学校の営業で、どうも~!って出たんですけど、ぜんぜんウケへん。どうしたんかなって思ったら、太陽の光を浴びてサングラスになってたんです」
新婚のケイに昴生「幸せが溢れ出てる!」
一方、稲田は「とても光栄。メガネでだいぶ(顔を)マイルドにしていただいている」としみじみと感謝します。
「視力が悪くなるというのはいいことでないですが、メガネをかけることによって賞をいただけたということは、“人間万事塞翁が馬”ですね」と故事成語を使って心境を語ろうとしますが、“人間万事~”が出てこず、しどろもどろに。昴生に「わからんなら言わんでええ!」とツッコまれていました。
「芸人になってメガネをかけるようになったら、急に色気があるって言われるようになった」と話すのは10月14日(水)に結婚したばかりのケイ。「“いい女”みたいな芸風も、メガネがあったからこそたどり着いたようなもの」と感謝しつつ、昴生から「(結婚したことで)幸せが溢れ出てる!」と声をかけられて満面の笑みを見せます。
結婚前に夫の落語家・立川談洲と付き合っていることを、芸人仲間には報告していなかったというケイ。
「普通によくデートしてたんですけど、私、メガネを外すと誰にも気づかれないんです。だから、2人でディズニーランドにも行きましたし、江ノ島、中華街……ベタなところには全部行ったけど、知り合いの誰かとすれ違っても気づかれなかった」
そんな意外な盲点をついた「逆変装」の効果を語り、「同じ職場でこっそり付き合ってる人とか参考にしていただければ!」とアドバイスを送りました。
なお、そのほかの部門には、加藤勝信官房長官(政界部門)、タレントの古館伊知郎(文化界部門)、俳優の中井貴一(芸能界部門・男性)、女優の吉田羊(芸能界部門・女性)、俳優の滝藤賢一(サングラス部門・男性)、モデルでタレントの藤田ニコル((サングラス部門・女性)、モデルの生見愛瑠(特別賞SDGs部門)が選ばれました。