福井県住みます芸人 飯めしあがれこにお単独ライブ『こにックスまつり』開催! 生徒たちが出演&裏方で大活躍!

3月2日(土)、福井県、若狭町住みます芸人の飯めしあがれこにおが、単独ライブ『こにックスまつり』を開催。会場となった福井市フェニックス・プラザの収容人数2,000枚のチケットが完売。当日は漫談や漫才、コメディ舞台などが披露されたほか、スペシャルゲストも多数出演。満員の会場が大いに盛り上がりました。

出典: FANY マガジン

バトントワリングからイベントがスタート

オープニングは、こにおが福井工業大学附属福井高等学校、同附属福井中学校のバトントワリング部の生徒たちとともに、バトントワリングに挑戦。息の合った演技を見せると「こにックスまつり、スタート!」の声で、いよいよライブがスタートします。

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まずはこにおの漫談から。改めてこにおがステージに登場すると、会場からは拍手が起こります。中にはこにおの地元である名田庄の人たちによる「2,000人、完売しました!」の横断幕も。こにおはそれをイジりつつ、「2,000人、完売しました!」と声を上げると、再び会場は拍手に包まれました。

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こにおはまず先ほど披露したバトン練習の裏側やイベント準備時のエピソードを披露。12月中旬の時点でチケットが70枚くらいしか売れてなかったそうで、スタッフから「(2,000枚じゃなく)1,000枚でいきましょう」、「2階席のことは忘れてください」などのアドバイスがあったことを明かし、笑いを誘います。そして改めて2,000席が完売したことについて、会場に感謝を伝え、「飯めしあがってますか〜?」「めしあがってまーす!」などのコール&レスポンスで盛り上げました。

そして前説を務めたMen’s石橋、ほりえるによって持ち込まれた炊飯器の蓋を開くと、福井県を形どった海苔アートを披露し、拍手を浴びます。

それからは高校時代に家出した際、最終的に警察犬に発見された話、もうすぐ福井県でも開業する北陸新幹線についてなど、地元に関するエピソードで笑わせると、「今もっとも輝いているのは僕だ!」と叫んで、漫談を締めくくりました。

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こにおの同級生で元相方、ロングコートダディも登場!

続いて、ゲストのロングコートダディが登場。堂前は福井県おおい町出身で、こにおとは保育園、小中の同級生で元相方という間柄です。ロングコートダディの2人が登場すると、会場からは「おかえり〜!」の声も。堂前は地元の遊園地である「芝政を忘れたこと、ありません!」と話して拍手を浴びますが、岡山県出身の兎は「何それ?」。そこから動物園をテーマにした漫才で大いに盛り上げました。

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会場のあちこちに生徒たちの姿が!

今回のイベントは吉本興業と包括連携協定を結ぶ学校法人金井学園とのコラボプロジェクト。約50名の生徒たちが、イベントの制作、運営、PRから小道具、衣装、楽屋、舞台への出演などで活躍しました。プロモーションを担当したのは、藏龍之輔さん、生田希佳さん、吉村友希さんの3人。全員が福井工業大学附属福井高校2年生です。

これまでに公演の準備を進める様子などを写真に撮り、インスタやXなどのSNSにアップ。本番前にも芸人にライブ前の意気込みなどをインタビューしたほか、本番前の台本読み合わせの取材も敢行。

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人気芸人を前に「緊張しました」、「オーラがすごかったです」と話しつつ、積極的にPR活動を行っていました。ほかにも受付担当の生徒たちは、来場者からチケットを受け取ると、半券といっしょにBSよしもとで月に一度オンエアされている『つるつるいっぱい学園』のシールを手渡し。会場内では、来場者を座席に誘導する案内係や楽屋、舞台で裏方を務めるなど大活躍でした。

おなじみの新喜劇メンバーたちがギャグを連発!

ロングコートダディの漫才のあとは、Men’s石橋、ほりえるが中説で盛り上げます。そしてコメディ「こにおの、召しあがれない日!?」がスタート。福井中学校1年生の中川陽太朗さんが出演者の名前の読み上げを担当しますが、緊張のせいか少し噛んでしまうと、石田靖からツッコミが。その様子に会場からは笑いも起こります。

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フェニックス・プラザ近くにあるそば屋台の店主である石田と、その後輩で石田の彼女の弟、こにお。こにおは石田のそば屋台で働くことになりますが、とある勘違いから警察沙汰に巻き込まれ……というストーリー。

石田のほかに吉本新喜劇からは井上安世、吉田ヒロ、今別府直之、重谷ほたるが、さらにロングコートダディ、span!(水本健一、マコト)、武者武者(杉岡勇治、濱坂恭平)、福井県住みます芸人の笑福亭笑生、カリマンタン(会田勇人、高橋むつを)、ピン芸人のMen’s石橋、ほりえるほか、多数の芸人たちが出演しました。

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今別府がお馴染みの「ピッ」を披露すると、span!はミニコントを連発。ロングコートダディは、こにおの新人のころのエピソードで爆笑をゲット。ヒロは石田と持ちギャグで対決するなど、芸人たちが次々と登場し、会場を沸かせます。フェニックス・プラザで行われるイベントに出演する役としてアイアムアイも登場。「お客さんといっしょに歌いたい」と歌のレッスンも行いました。

教員や生徒たちも舞台上で堂々の演技!

そして金井学園の教員、生徒らも舞台に。教員役の吉田伸作さんは実際にも金井学園の教員。息子役を務めた中学3年生の舛田彩連さんといっしょにボケやコケなどに挑戦しました。舛田さんは華麗なムーンウォークも披露し、拍手を浴びます。

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今別府演じる直子の友人役は、金井学園教員の大谷茜さんが担当。石田にビンタを入れる、今別府のボケを誘うなどの熱演で盛り上げます。警官役を演じたのは中学2年生の為重凜香さん。自己紹介で中学生であることを明かすと「警官なのに中学生?」と石田からツッコミが。為重さんは先輩警官役のカリマンタンとともに、一生懸命な演技を見せてくれました。先ほどの読み上げで笑いをとった中川さんは吉本組・若頭役。池乃めだかの登場ギャグ「見下げてごらん」で再び笑いを取ると、そのあともspan!、石田、ヒロらと堂々の絡みで、会場の笑いを誘いました。

出演者全員が楽しんだステージが終了

出典: FANY マガジン

舞台終了後には、出演者全員がステージに。こにおは「ありがとうございます!」と挨拶すると、まずいっしょにバトントワリングを行った生徒たちを紹介。生徒たちは「楽しかったです」、「いっしょに演技できてうれしかったです」、「イケメンでした」、「頑張りを見て感動しました!」と、口々にこにおを絶賛します。

そしてコメディに出演した人たちもコメント。吉田さんは「最高の舞台に立たせていただいてありがとうございました」、大谷さんは「2回もビンタする役、申し訳なかった」と話しつつ、「またこういう経験をしたい」と笑わせます。舛田さんは「得意技であるムーンウォークが決まってよかった」、為重さんは「すごく楽しかったです」、中川さんは若頭の役のまま「告知するぞ!」と、翌日に自身が出演するという舞台の告知も行いました。

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堂前は元カノが見に来ていたので気合いが入ったとコメント。兎はこにおの成長した姿を見られるのがうれしいと話しつつ、オープニングではバトンを4回しか回してなかったと暴露し、笑わせました。そして、こにおはほかの出演者全員にも感謝を伝えると、コメディで練習したアイアムアイの曲を全員で歌ったあと、会場をバックに記念撮影。ライブは終了しました。

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福井の人がひとつになれた!?

ライブ後の囲み取材にはこにお、石田、そしてコメディに出演した吉田さん、大谷さん、舛田さん、為重さん、中川さんが参加。こにおは会場に出て行ったときに、お客さんがたくさんいて気持ちよかったと話すと、みなさんのおかげでここまで来られた、と改めて感謝。そして、福井県の嶺北での大きいライブは初めて、そこに嶺南の人にも来ていただいて、福井の人がひとつになれたかな、と笑顔を見せました。

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石田は今回のライブについて、「子どもたちがスタッフを担当する試みが新しい、すべてが挑戦している感じた」と讃えると「こにおの性格と正反対、そしてまさかここまで人任せとは……」と笑わせます。さらに、「いつもの新喜劇ではないけれど、こにおが作った世界にいろいろなメンバーが集まって、温かい空気だった」と振り返り、「来年もできるかはわからないけど、住みます芸人のみんなが福井を盛り上げるためにがんばっている」と住みます芸人たちを評価。2週間後に迫った新幹線開通についても言及し、「大阪、東京などあちこちに発信して、福井のお笑いを盛り上げてくれれば」とエールを送りました。

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さらに石田は、PR担当の生徒からの、今日のコメディのアドリブで一番好きなものは? という質問には「覚えてないです!」と即答。ただキャストの読み上げで生徒の中川さんが「いのうえやすよちゃんの名前を“あんよ”と読んだ、あれでつかめた、いい空気になった」とニッコリ。

そして舞台については「臨機応変、何が起こるかわからない、きっちりしたヤツは無理」と話すと、教員の吉田さんも、本番でアドリブを入れてもらえたのは、子どもたちにとってもいい経験になると思う、とうなずきました。

今日のことを忘れずにがんばりたい!

出典: FANY マガジン

中川さんは「楽しかったし、いい経験になりました」と話すと「夢である漫画家、総理大臣に向かって、この経験を生かしてがんばりたい、なんでもできると思って大きな夢に向かっていきたい」と笑顔。石田と台本を書くという約束もしたとのこと。

舛田さんは「テレビで見ている芸人さんが目の前にいる、よく考えたらすごい、不思議な時間」と振り返ると、「高校進学もあるので、今日のことを忘れずに高校で生徒会などがんばっていきたい」と話しました。

「吉本新喜劇みたいな舞台に立ててうれしかった」と話したのは警官役を熱演した為重さん。練習から楽しかったそうで、自身の演技は80点と自己採点。

教員の吉田さんは、「生きた教育ができるいい機会になった」と話すと、「福井を盛り上げていきたい思いがある、ぜひ第二弾も実現していきたい」と今後について言及。

同じく教員の大谷さんも、「めったにない機会でいい経験をさせてもらった」と振り返り、「子どもたちもどういう風に舞台ができるか理解するいい機会だった、こういう経験をして、芸人さんやカメラマンさん、ほかのスタッフさんなど、何かになりたいという思いを持つ子どもたちが一人でも増えてくれれば」と期待を込めました。

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