『テンダラー×笑い飯×ギャロップ~GION MANZAI HEAD~』が、4月3日(木)に京都・よしもと祇園花月で開催されました。この「GION MANZAI HEAD」は、人気芸人3組を組み合わせてスリーマンライブを行う企画で、今回はその第1弾。いきなり実力派3組のそろい踏みとあって、さすがのネタから際どい“暴走トーク”まで、最後まで笑いの絶えないイベントとなりました。

漫才巧者3組のネタはさすがの一言
まずは漫才の時間から。1番手は、2023年の『THE SECOND~漫才トーナメント~』で優勝した実力派、ギャロップ(林健、毛利大亮)です。
今回の座組について「自分たちが、いちばん後輩というのはなかなかない」と言いながら、林のお約束である“薄毛”ネタでひと笑い。病院をテーマにした漫才では、林が重箱の隅をつつくような“難くせ”ともいうべきボヤキをたたみ掛け、会場を盛り上げました。

続いて登場したのは、笑い飯(西田幸治、哲夫)。イベントタイトルの「MANZAI HEAD」と林のアタマをかけて笑いを取ると、さっそく漫才へ。
おなじみの童謡をテーマに、哲夫の細かな言葉一つひとつに引っかかる西田。そのせいでなかなか本題に入らないのですが、2人のテンポ、言葉のチョイスに会場は笑いが止まりません。

漫才のラストを飾ったのはテンダラー(白川悟実、浜本広晃)。浜本は会場を見渡しながら、「今年いちばんの盛り上がり。大晦日に思い出すのは、今日でしょう」とひとボケしてからスタート。
漫才が始まると、浜本がマシンガンのように繰り出すボケに会場は大盛り上がり! 観客は3組の漫才をしっかり堪能していました。

「バキバキビートのケリーやぞ」
ネタのあとは「第1回 GION 芸人 Quiz HEAD!」のコーナーです。芸人に関するクイズをVTRで出題。3チーム対抗で競い合い、いちばんポイントの高いチームが優勝となります。
もっとも、MCを毛利が担当するためギャロップチームは1人だけとなり、「(MCに)誰か雇えなかったのか」と林からクレームが。1人で机に座る林に「コメンテーター感がすごい」とツッコミも入ります。

1問目は吉田たち・ゆうへいから、「営業の楽屋で見たテンダラー・浜本のセクシーなしぐさとは?」という問題。配信なしのパートで“暴走”する笑い飯に会場は爆笑の連続で、たまらず浜本も「笑い飯、追い出して!」と叫んでいました。ちなみに答えは、「ベルトを靴べら代わりにして革靴を履く」でした。


続いてツートライブ・たかのりからは、クラブの入口で外国人セキュリティに止められた毛利が「俺、誰や思てんねん、バキバキビートのケリーやぞ」と言ったとき、セキュリティはなんと言ったか? という問題が。
こちらの解答も、全員がボケを連発して大いに盛り上がります。正解はシンプルに「who?」でした。

