「こいつになら勝てる」!? スーマラ田中が令和ロマン・ケムリ、エバース町田らと“お笑い最弱王”の称号かけてガチンコ勝負

芸人としては勝ちたくないイベント『スーパーマラドーナ田中presents お笑い最弱王決定戦』が、6月22日(日)に京都・よしもと祇園花月で開催されました。“お笑い最弱王”の名をほしいままにしてきたスーマラ・田中一彦が、「こいつになら勝てる!」と選んだ“精鋭”4人とコーナーで対決! スマイル・ウーイェイよしたか、エバース・町田和樹、ナイチンゲールダンス・中野なかるてぃん、令和ロマン・松井ケムリとガチンコでぶつかった抱腹絶倒の60分の模様をレポートします。

出典: FANY マガジン
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芸人に必要な5つの能力で対決!

ゴングの音ともに明転した舞台には、司会を務めるザ・プラン9の浅越ゴエの姿。「最弱を賭けた戦いに挑む5名の登場です!」と格闘技風に呼び込まれ、挑戦者が1人ずつ入場します。

最初に現れた令和ロマン・ケムリには「『M-1グランプリ』2023、2024チャンピオン」というキャッチフレーズが……。しかし、続く面々にはとんでもないキャッチフレーズがアナウンスされ、それぞれの決めポーズと相まって、さっそく爆笑が起こりました。

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バトルを見守る“最強芸人”として、藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)、エバース・佐々木隆史、ナイチンゲールダンス・ヤスの4人が登場し、採点など審査員の役割を担います。

スーマラ・田中は、早くも戦闘モード全開! 「心外ですよ」とエントリーされたことに不満顔のケムリに、「(M-1に勝ったのは)相方の力。ブクブク太って!」と言い放つなどライバル4人に暴言を吐きまくり、「みんなに“最弱”って言われるので、今日はこいつらをぶっ倒す!」と宣言しました。

イベントでは「大喜利力」「表現力」「体力」「想像力」「即興力」という芸人に必要不可欠な5つのお笑い能力を試すべく、5人はさまざまなゲームに挑戦。項目ごとの得点を五角形のチャートで可視化し、誰もが納得する形で初代“最弱王”を決めます。

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暗算×大喜利で奇跡の回答続々!?

最初に試されるのは「大喜利力」。最初はシンプルなフリップ大喜利ですが、答えられるのは1回だけで、一発で結果を出さなければなりません。エバース・佐々木は相方の町田について、「大喜利は得意。三振かフォアボールか」と分析。ナイチンゲールダンス・ヤスも「なかるてぃんは大喜利強いですよ」と証言しますが、はたして……?

「おばあちゃんが全力疾走! 何があった?」という王道なお題に、渾身の回答を繰り出していく一同。佐々木がかなり辛口な採点を見せたり、0点を出す審査員が続出したりと、しょっぱなから大波乱です。

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フラッシュ暗算の合間に大喜利のお題をしのばせる「フラッシュ大喜利暗算」では、動体視力が試されます。1桁の数字5つとお題が高速で映し出されると、あまりのスピードに客席からも「ええっ!?」という声が上がります。暗算の答えを出し、間違っていれば大喜利に答えられないというハードルの高さにも驚愕です。

当然、暗算の段階から阿鼻叫喚となり、スマイル・よしたかの恐るべき天然ぶりに一同が爆笑するひと幕も。お題を最後まで読みきれず、想像で回答を捻り出す者もいて、奇跡のおもしろフレーズが連発でした。

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続いては「表現力」を争う「あの時の顔バトル」。舞台袖にいる5人のうち、“最強芸人”たちが指名した1人がカメラの前で“その時の顔”を表現します。最初に指名されたのはケムリ。トキから「フラッシュ大喜利暗算」の回答にからめたお題が出され、なんとも言えない困り顔を披露しました。

エバース・佐々木から「合コンでタイプの人をせーので指差したら自分だけ0人だったとき」の顔をリクエストされたナイチンゲールダンス・中野は、最強芸人から「すばらしい!」と絶賛される表情で沸かせます。その後もさまざまなお題が飛び出すなか、まったく指名されず袖で地団駄を踏んでいた田中がついに……!?

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栄えある(?)初代“お笑い最弱王”は…

「体力」に加えて「解読力」も試される「シャトルランロック」は、体力測定でおなじみシャトルランをしながら、渡されたダイヤルロックを開けるというルール。ノーヒントの1回目はどんどん速くなるペースについていけず、無言でダイヤルを回しながら走るだけで全員失格! 

トキは「何を見せられたんだ、俺たちは!」と立腹です。ロックの番号は田崎にまつわる数字だとヒントを与えられ、一転して「誕生日ですか?」などと質問しながら走り続ける一同に、ヤスは「見応えありました。最高でした」と称賛でした。

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「祇園花月事件簿」のコーナーでは「想像力」がキモに。5人は、事件の内容も知らないままに互いに容疑をかけ合います。その様子を見ていた最強芸人たちが、もっとも疑わしい人物を決定。事件の詳細も被害者もわからないまま、正解のない“人狼ゲーム”が繰り広げられます。

いつのまにか被害者が吉本新喜劇・島田一の介になったかと思うと、よしたかが古畑任三郎風に推理をリードする場面もあり、事件の謎は深まるばかり。なんとか話に入ろうとする田中を、よしたかが「あなたは二度としゃべらないで!」と一喝する“名場面”も生まれました。

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最後は「即興力」が問われる「なりきりモノボケ」。単なるモノボケではなく、キャラになりきりながらボケなければいけません。田中は“港区女子”、よしたかは“お母さん”、ケムリは“オール巨人”、中野は“医者”、そして町田は“ゴリラ”という絶妙なキャラクターが決定しました。

ケムリがモノマネで拍手を浴びる一方、よしたかは“お母さんあるある”で演技力を発揮。中野は“医者一族”の出だけあって、堂に入った医者らしい言動でボケ倒します。本来はしゃべらないゴリラを引き当ててしまった町田は、同じくキャラがつかみきれない田中とのコラボを発動して笑いを取りました。

出典: FANY マガジン
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エンディングでは、5人の成績と栄えある初代“最弱王”を発表! 早くもリベンジを兼ねた第2回を熱望する声が上がるなど、大盛り上がりのうちにイベントは幕となりました。


スーパーマラドーナ田中 presents「お笑い最弱王決定戦」は6月29日(日)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

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