ZiDol ワンマンライブツアー | 超満員のZepp Nambaでプロデューサーのkento fukayaがサプライズ歌唱参加!

8月3日(日)、大阪・Zepp Nambaにてピン芸人のkento fukayaがプロデュースする芸人アイドルグループ・ZiDolのワンマンライブ『ZiDol ONEMAN LIVE TOUR 2025「the idol」』が開催されました。

出典: FANY マガジン
Ⓒ吉本興業

kento fukayaのYouTubeチャンネルにて公開中の、アイドル強制発掘ドキュメンタリー「the idol」からZiDolが誕生したのは2022年のこと。浦井のりひろ(男性ブランコ)、稲田美紀(紅しょうが)、ケツ(ニッポンの社長)、中谷祐太(マユリカ)、高見(スーズ)という、奇しくもkento fukayaと同期であるNSC33期生の5人が選ばれ、“誰でも会える、お金にならないアイドル”をコンセプトに始動。

活動から3年を迎えた2025年7月23日(水)には1stアルバム『the idol』をリリース。これを記念して、東京・大阪の2会場で『ZiDol ONEMAN LIVE TOUR 2025「the idol」』が開催されることになりました。

ケツによる世界一短いソロダンスにも「キャー!」

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開始直前、BGMに『似非デレラ』の英語版、中国語版が交互で流れる会場には、1階のスタンディングフロアはもとより2階座席も満員。それぞれが“推し”のメンカラのペンライトを灯し、その瞬間を待ちます。

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オープニング映像が流れて大歓声と拍手に包まれる中、メンバーたちが今回のライブツアーのメインビジュアルで着用していたコスチュームで登場! そして「today is まにまに」のイントロが流れるとオーディエンスの熱気は急上昇。

高見が「ZiDolは誰の物語ですか!? ZiDolは……お前たちの物語だ~!」と煽りまくり、フロアも大歓声で応えます。曲中に繰り出されるケツによる世界一短いソロダンスにも「キャー!」と黄色い声が上がりました。

既婚者となった浦井、今日だけは結婚指輪を外して「みんなのものだー!」

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改めてkentoは超満員のZepp Nambaを見渡して胸を打たれた様子で、「マユリカ・阪本から“(NSC大阪)33期のゴミ箱”と言われたメンバーがZepp Nambaを満員に……!」と感慨深げ。続けてメンバーたちに「皆さんは、立派な“アイドルの原石”です!」と語りかけるものの、中谷は「いつまで原石やねん!」、ケツは「早よ磨いて売り出してくれや!」と訴え、お客さんは大爆笑です。

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続けてkentoは、『ダブルインパクト』で初代王者に輝いたニッポンの社長の栄誉を称え、優れた結果を残したメンバーに贈られる薬味の“チューブ”をケツに手渡して湧き上がる会場。さらに結婚した浦井にも薬味の“チューブ”が贈られます。既婚者となった浦井ですが、「今日はアイドルだから」という理由でこの日は結婚指輪をあえて外し「みんなのものだー!」と絶叫すると会場から歓喜の声が上がりました。

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メンバーが次曲の準備に入ったところで、kentoが仕入れた舞台で言うほどではないけれど「これは何なんだ」という、メンバーの“小ニュース”をピックアップ。「ケープを間違えて脇にかけてしまい、脇毛が固まる」(高見)、「メイクをしたあとに、みんなに『かっこいいやん』と言われたら、口を3回パクパクして無言で唾を飲む」(ケツ)、などの小ニュースが報じられました。

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また、グッズ売り上げの裏話も。8月1日(金)に開催された東京・Zepp Hanedaの会場では売れ残ってしまったケツのシャワーサンダルが、Zepp Nambaではライブ開催前にすでに完売という大波乱が。「何が起こったんだ!」とkentoが叫ぶ場面も。準備が整い、待望の新曲「リバプール・ママレードボーイ」です。ケツと高見がギュッと抱き合うワチャワチャのノリや中谷のタップダンス、5人揃ってのラインダンスなど見どころたっぷりのパフォーマンスで会場全体をハッピーなムードで包みました。

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ZiDolのMVに寄せられたコメントにメンバー大笑い!

続いてはおなじみの楽しいコーナーが始まる……かと思いきや、雷の音がしたとたん、らぶおじさんが参上! 観客がサプライズゲストに大喜びする中、らぶおじさんも参加する「maddy muddy」が始まり一気にクールなムードに。トークパートではらぶおじさんのギャグ「んーまぁー!」も飛び出す大サービスです。

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仕切り直して、お楽しみの企画コーナ「週刊ZiDol」へ。アイドルたるもの、スキャンダルには気をつけなければいけないということで、今後メンバーに起こりそうなスキャンダル報道の見出しを考えるというもの。「男性ブランコ・浦井、息子にも“のりひろ”と名付ける」(高見)、「らぶおじさん、んーまぁーまんじゅう大余り」(浦井)など、今後世間を騒がせるかも知れないスキャンダルを続々と予想してお客さんを笑いの渦に巻き込みました。

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続いてのコーナーは「ZiDolのMV、正直みんなどう思った?」。YouTubeにてMVを公開中の新曲「リバプール・ママレードボーイ」をはじめ、これまでリリースした7曲のMVのユニークなコメントを紹介するというものです。まずは「リバプール・ママレードボーイ」MVの感想として「こんなに好きになったアイドルは嵐以来」といった好意的なコメントをピックアップ。

一方、「中谷の髪型、美容師途中で死んじゃったのかな」などひねりの効いたコメントにメンバーたちも大笑いです。「夜が笑う」MVでは「文豪(浦井)、ポケモンのタケシくらい目細くて好き」、「ダリアマリア」のMVに記されたコメントでは「もし中谷がかっこよかったらめっちゃかっこよさそう」など、辛辣ながらも愛にあふれるファンからのコメントに拍手笑いも飛び出す盛り上がりぶりでした。

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恒例のコーナー「似非デレラのコールを考えよう」も行われました。これは、コール部分の多い「似非デレラ」のコールを考えるというもので、曲中のコールはkentoが事前に考案。曲終わりのコールを全員で考えるといいます。

曲終わりのコールは、稲田がとても気に入った「ダリアマリア」のMVのコメント「もし中谷がかっこよかったらめっちゃかっこよさそう」、そして中谷の、ユニークでありながら口にするには躊躇しそうなワードが織り込まれたコールも採用が決定。さっそく「似非デレラ」でファンとのコール&レスポンスを楽しみ、会場は一体感に包まれました。

kentoとらぶおじ、それぞれのソロ曲もお披露目

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そして、kentoによる「臭口臭」も大阪初披露となりました。kentoがこれまで作りためていた「マジで耳に残らない意味わからん歌」のひとつで、このたびリアレンジしたソロ曲です。kentoは、ZiDolの振り付けも担当するダンスチーム、らねっとの2人とともにポップなダンスでパフォーマンス。続け様にらぶおじさんのソロ曲「泣いたっていいよ」のイントロが流れ、らぶおじさんが登場。

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胸に染み入るようなしっとりとしたバラードを生歌で、伸びやかに歌い上げます。歌唱後、kentoに「冷静に考えたら、誰がどこで、何歌ってるの?」とツッコまれるらぶおじさんでしたが、「自分の人生でソロデビューとは思ってなかった」と感無量の様子でした。

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いよいよライブも佳境。高見の逆ムーンウォークが見ものの「夜が笑う」、浦井のエモーショナルなエアギターが炸裂する「赤裸々のリラ」を立て続けにパフォーマンスし、会場のボルテージは最高潮に。

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するとここで、kentoから重大発表が。メンバーたちが賞レースの時期に入るため、ZiDolの活動がしばらくの間お休みになることが告げられます。

そして実は昨年に、今後のZiDolの活動をどうするのか、アイドルを続けたいのか辞めたいのかを尋ねていたといいます。はたしてメンバーの本心とは……? 

さらに重大発表として、ZiDolの活動を盛り上げるクラウドファンディングや、らぶおじさんのソロ曲「泣いたっていいよ」MVが公開されることなどが明らかになり、会場は歓喜の声に包まれました。

6人での幻のパフォーマンスを披露!

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アンコールでは、この日二度目となる「リバプール・ママレードボーイ」を。しかし、ステージに並ぶ影は6人。そう、プロデューサーkento fukayaも加わってのパフォーマンスです。

実はライブ中にもたびたび話題にのぼった「リバプール・ママレードボーイ」のMV撮影のハプニング。海辺でのロケだったにもかかわらず、ケツがマネージャーの手違いによって不参加となってしまい、代理でkentoがMVに出演。急きょダンスを覚えて軽快なステップを披露したのでした。そのおかげでkentoが加わってのダンスも息ぴったり。

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プロデューサー本人が加わっての貴重なパフォーマンスに、観客からは驚喜の声が上がります。歌唱後、結果的にこうしたパフォーマンスが実現したことに稲田は「よかった!」、kentoは「ケツのマネージャーに感謝です」と笑顔で語りました。

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なお、本公演はFANY Online Ticketにて購入は8月10日(日)12:00まで、見逃し視聴は23:59まで可能となっています。8月4日(月)以降に、Zepp Hanedaで行われた東京公演の一部映像が追加されたアーカイブも配信予定となっています。

FANY Online Ticket:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/products/the-idol-250803

【セットリスト】
8月3日(日)ZiDol ONEMAN LIVE TOUR 2025「the idol」@Zepp Namba
M1:「today is まにまに」
M2:「リバプール•ママレードボーイ」
M3:「maddy muddy」
企画コーナー
①「週刊ZiDol」
②「「ZiDolのMV、正直みんなどう思った?」
③「似非デレラのコールを考えよう」
M4:「似非デレラ」
M5:「臭口臭」(kento fukaya)
M6:「泣いたっていいよ」(らぶおじさん)
M7:「夜が笑う」
M8:「赤裸々のリラ」
EN:「リバプール•ママレードボーイ」 

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