今年度で15回目となる関西若手漫才師の登竜門『ytv漫才新人賞』。11月16日(日)16:00より読売テレビ(関西ローカル)でROUND2が放送され、決定戦に進出する2組が決定しました(TVerで配信中!)。
決定戦進出を決めた2組!

年度で3度の事前ROUNDを行い、各ROUNDを勝ち上がった2組と、「敗者復活枠」として事前ROUND敗退者の中で最高点を獲得した1組の計7組が年度末に行われる『第15回ytv漫才新人賞決定戦』に進出し、王座を争います。
11月16日(日)に放送された「ROUND2」では、タイムキーパー、ボニーボニー、愛凛冴、生姜猫、三遊間、マーティー、ぎょうぶ、マーメイド、天ロクの丘、例えば炎、タチマチ、オニイチャン(出場順)の12組が激突。
お~い!久馬(ザ・プラン9)、佐藤哲夫(パンクブーブー)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、文田大介(囲碁将棋)のもとで、合計400点満点で順位を争い、芸歴9年目のぎょうぶ(1位通過 378点獲得)と芸歴6年目のマーメイド(2位通過 375点獲得)の2組が決定戦進出を決めました。
ROUND1で決定戦出場の切符を勝ち取った6年目のぐろう(1位通過)と5年目のシカノシンプ(2位通過)に続いたぎょうぶとマーメイド。果たして、関西若手No.1漫才師の称号を勝ち取るのはどのコンビなのでしょうか?
1位通過(378点) ぎょうぶ(9年目)

――決定戦進出が決まったときの率直な感想は?
澤畑 ほんまにROUND3のことは一切考えずに、もうROUND2でどうにか突破しようと思ってたんで、ホッとしましたね。
為国 僕は2位ぐらいかなと思ったんですけど、1位やったんで、そのびっくりはありました。
――漫才をしていて、ROUNDを通過する手応えは感じましたか?
澤畑 今回、僕らが出てきた中で一番ぐらいの重ためのスタートやったんです。でも、お客さんがちょっと落ち着いてそうやなっていうのをわかりながらやったので、そこの驚きみたいなのはなくて。それが1個、突破できたとこかなと思います。いつもやったらひるむ瞬間もあるけど、今日はそれがなくてよかったです。
為国 前にネタの時間を計った時に4分ぐらいになったので、これはヤバい、早口でやらなあかんなと思ってたんですけど、今日時間を合わせてみたら3分ぐらいになってて。1分ぐらい縮んでるから、ゆっくりできるやんっていう。そこで落ち着けましたね。なんでかわかんないですけど。
澤畑 これほんまに賞レースあるあるで、ずっとやってたネタの分数が全く変わるという。緊張してるからなのかわかんないんですけど。
為国 「えーっ、こんな短くなってた!?」っていうので、それがめっちゃうれしかったです。ゆったりできました。

――今回は「言語化ゲスト」として藤井貴彦さんが出演されました。ぎょうぶのネタも言語化されていましたが、どんな感想を持たれましたか?
澤畑 僕らが思ってないとこまで広げて褒めてくれたんで、なんかうれしかったです。 まさか、地球の真理までたどり着いていたとは……(笑)。
為国 澤畑が「アナウンサーに似てる」って言われる事が多いんですよ。でも間近で本当のアナウンサーを見て、「どこがやねん」って思いました。めちゃくちゃきれいでしたね。ピカピカやったし。
澤畑 確かにすごいきれいでした。さすがでしたね。

――決定戦は2023年度以来の出場です。1年空けての決定戦進出となりましたが……
為国 2023年度に決定戦に出させてもらって、今年が2回目の決定戦。でも2024年度に審査員が変わって、大会もだいぶ変わったので、チャレンジャーとして、初挑戦みたいな感じで戦いたいなというのは思います。あと、2023年は上の人が多かったんですけど、今回の決定戦のメンバーは今のところ僕らが一番先輩なんで、そこも踏まえて全然違う大会やなっていう感じがしてます。
澤畑 自分が出身校に久しぶりに行ったら改装されてて、全然ちゃうみたいなくらい大会も変わっているので、今回はチャレンジャーとして、決定戦には初めて出るみたいな感じでいきたいと思います。

――では改めて、決定戦に向けて意気込みをお願いします。
澤畑 決定戦までだいぶ時間があるので、さっさと決定戦のネタ2本を決めて、研ぎまくりたいと思います。
為国 どの順番で出たらいいんやろうって、めっちゃ考えます。
2位通過(375点) マーメイド(6年目)

――決定戦進出が決まりました。発表された瞬間の心境は?
テクニック。 もう落ちたなと思ってました(笑) 本当は1位で行っておきたかったんですけど、でも去年も2位で通過してるんで、率直にうれしかったですね。
田村 マーティーがいるので、「マ」と呼ばれたときに、一瞬どっちかわからないんですよ。だから、どっちや!?っていう緊張感もあって。でもよかったです。
――漫才をしていて、事前ROUNDを通過する手応えは感じましたか?
テクニック。 正直、手応えはあまりなかったというか……ちょっとお客さんが重めやなって思いながらやってました。
田村 でも前回、決定戦に行けてる分、どっしりはできたかなという感じですね。

――昨年、決定戦に出場した経験というのは今回に生きていると思いますか?
テクニック。 もちろん。あれでだいぶ変わりましたね。正直、決定戦でというよりはやっぱり(審査員の)粗品さんで、「あ、なるほど。ちゃんとやらなあかんな」っていうのがだいぶありました(笑)。例えばネタ時間も、決勝行っちゃえば気にせんでいいかって思ってて、時間もオーバーしてたんですけど、今回は意識して抑えてやるようにはなったんで……本当に全員、粗品さんがチラついてると思います。
田村 出てた人達ももちろんですけど、出てない人達も『ytv(漫才新人賞)』に関してはちょっとチラついてると思います。

――今回で決定戦進出の4組が決まりました(ぐろう、シカノシンプ、ぎょうぶ、マーメイド)。この顔触れはいかがでしょうか?
田村 みんな面白いんですけど、やっぱりぐろうが強いなって。毎回毎回勝ってくるイメージですし、劇場でも強いんですよね。 だから僕たちはここで勝つしかないです。
テクニック。 シカノシンプが普段、漫才してるところを一切見たことなくて。ほぼコントばっかりやってると思うんですけど。ただ、『ytv漫才新人賞』は、コント師が優勝できる大会という印象ですし、ビスケットブラザーズさんとか隣人さんも優勝してるんで、やっぱり面白いネタが通るんやなと思ってます。

――では決定戦に向けて、意気込みをお願いします。
田村 前回は決定戦に行けたんですけど、結果がちょっと振るわなかった。今年、去年のリベンジのチャンスをいただきましたんで、次は優勝したいと思います。
テクニック。 決定戦でも笑かす。ただそれだけです。
来年には『ytv漫才新人賞 ROUND3』が放送予定。果たして、ぐろう、シカノシンプ、ぎょうぶ、マーメイドに続き決定戦への最後の切符を勝ち取るのはどの漫才師なのでしょうか?
番組概要
『第15回ytv漫才新人賞 ROUND2』
放送日時:11月16日(日)16:00~17:30
放送:読売テレビ(関西ローカル)
見逃し配信:TVer
MC:藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)
言語化ゲスト:藤井貴彦
審査員:お~い!久馬(ザ・プラン9)、佐藤哲夫(パンクブーブー)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、文田大介(囲碁将棋)
出演(出場順):タイムキーパー、ボニーボニー、愛凛冴、生姜猫、三遊間、マーティー、ぎょうぶ、マーメイド、天ロクの丘、例えば炎、タチマチ、オニイチャン
