黒帯・てらうちがプロデュースする芸人アイドルユニット「漫烈」による第2回公演『漫烈 ~重大発表三連発!~』が、11月25日(火)に大阪・よしもと道頓堀シアターで開催されました。「顔ファンはもういい」「ネタをちゃんと見なければいけない」という昨今の風潮に隠れてしまった“ワーキャーしたいお笑いファン”のための“漫烈プロジェクト”。新メンバーを含む重大発表が連発した当日の模様を、芸人ライターの、はるかぜに告ぐ・花妃のレポートと、芸人カメラマンの番町・長居蒼季による写真でお届けします!

カベポスター・浜田は「ハマー」に!
漫烈のメンバーは芸人ではなく、あくまでもアイドル。それを意識した振る舞いを求められます。お客さんも、ウチワやペンライトを持って彼らを応援。笑いではなく歓声を届けます。漫烈で活動しているのは次の芸人たちです。
てち(黒帯・てらうち)黄色担当
HERO(デルマパンゲ・広木英介)赤担当
のりのん(ツートライブ・たかのり)緑担当
さっくん(祇園・櫻井健一朗)青担当
ヒガシティー(ダブルヒガシ・東良介)ピンク担当


ひとつめの重大発表は、よしもと漫才劇場(マンゲキ)のYouTubeチャンネル内で漫烈から勧誘を受けていた、カベポスター・浜田順平の加入です! 歓迎ムードたっぷりのなか、浜田さんが登場すると客席からは歓声が上がりました。
ただ、あまりにも登場の仕方がお笑い芸人すぎたため、何度も登場しなおす羽目に。その後、HEROが“先輩アイドル”として登場のお手本を見せようとしますが、こちらも失敗し、まだまだ芸人色が抜けないメンバーたちでした。


なお、浜田さんの“アイドル名”は、バイク王、焼き鳥ハマー、じゅんチャンネル、ありがとう浜村淳といった候補を経て、最終的に「ハマー」に決定! イメージカラーは紫になりました。
デビュー曲を大晦日にマンゲキで披露!
ふたつめの発表は、デビュー曲『A-11』の完成です! 作詞をてちが担当したため、てちから他のメンバーに、タイトルや歌詞について説明する時間がありました。
この曲は、マンゲキを舞台に、芸人とお客さんの恋物語を綴ったアイドルソング。タイトルは、マンゲキの最前かつ真ん中の席番号「A-11」のことで、「どの席に座っていても、君は僕たちにとってA-11、特別だよ」という意味が込められています。

12月31日(水)にマンゲキで開催される「大晦日大祭典2025」で楽曲披露することが決定しているので、いまからパフォーマンス姿を見るのが楽しみです。
さらに、来年にはファンクラブが設立されるほか、公式グッズが販売されることも発表されました。ファンクラブの詳細は未定ですが、写真日記の更新などを行う予定とのこと。グッズも、サンパチマイク形のペンライトや、名前付きチャーム、ステッカーなどを予定しており、存分に“推し活”を楽しめそうなラインナップになっています。
ライブの最後に漫烈のメンバーは、「照れずにふざけずに歌いきれ!」というコーナータイトルどおり、SMAPの名曲『SHAKE』を熱唱。照れたり、ふざけたりしたら最初からやり直しですが、果たしてきちんと歌えたのか……? まだまだ駆け出したばかりの漫烈が、これからどのようなアイドルになっていくのか楽しみです。

