僕は前説などで自己紹介する時「身長171cmで体重48kgでプロフィール上は叶姉妹の叶美香さんと一緒です。」とガリガリの子と覚えてもらえるように言っていたのですが、この前久しぶり体重を測ったら58kgでした。もうガリガリでもなんでもありませんでした。
この自己紹介もう使えないなと思って、相方のきむらバンドに相談すると「まぁプロフィール上は赤木も48kgなんやし、プロフィール上って言ってたら嘘ではないからいいんちゃう」と天才的な視点の切り替えで僕の悩みを吹き飛ばしてくれました。きむらさんは詐欺師としての活躍も期待できそう。
どうも、新進気鋭のビール腹ことたくろうの赤木です。
僕はコンビニでたばこ買う時に一緒におにぎりを買っちゃう癖があります。ドンキでトイレットペーパーを買う時に一緒に金ピカのライターを買っちゃう癖もあります。そんなうっかりおにぎらーの僕が今回はおにぎりの面白いとこを紹介します。
まず1つ目はどんな具材が入っていても最終的には全部真っ黒の同じビジュアルになるところです。梅干しが入っていても、松坂牛が入っていても、仮にめっちゃちっちゃい猫が入っていてもノリ巻いてしまえば全部同じビジュアルになってしまいます。全く同じビジュアルなのに、全く別の味、具材名が書いてなかったら食べてみないと分からない、そんなおにぎりというアホみたいな名前なのにリスクのあるロックな食べ物というところが僕は好きです。
2つ目の面白いとこは投げやすいところです。
食べ物は粗末にしてはいけないので、投げるべきではないのですが、あれだけ投げやすい形をしているとどうしても投げたくなってしまいます。僕は毎回、投げたい衝動に駆られながら必死に我慢しておにぎりを食べています。あんパンとかも投げやすそうですが、質量が足りないので投げた時あまり距離が出なさそうなので、投げたい衝動には駆られません。
野球部だった僕は小学生の頃からボール以外で投げやすそうなものを試行錯誤して作ってきました。軍手を丸めたやつ、紙を丸めたやつをガムテープでグルグルに巻いて固めたやつ、ビッグ消しカス。どれもこれもいい線はいくんですがあと一歩足りないという感覚でした。しかし、おにぎりは手に取った瞬間、間違いなくめっちゃ飛ぶと分かる質感、質量、形。
これ以上投げやすくなると僕は歯止めが効かなくなってしまいます。
もし、僕に彼女ができて、山登りして登頂した時、「てっぺんで一緒に食べようと思って作ってきたんだ」と渡されたおにぎりが今まで以上に投げやすそうだった場合、僕は「うわーーーーー！！！ ごめーん！！！」と号泣しながら朝日に向かって思いっきり投げ込んでしまうと思います。
以上がおにぎりの面白いとこです。
やっぱり頭に「お」のつく食べ物は面白い。「野菜」は面白くないけど「お野菜」は相当面白い。
