明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』。『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が手がけた漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディです。
この度本作が、第23回富川(プチョン)アニメーション国際映画祭にて、映画祭での最も人気のあった作品として
「Special Prize by Korean Society of Cartoon & Animation Studies」(特別賞)を受賞しました。
昨年の第22回の長編部門にて渡辺歩監督の『海獣の子供』がグランプリ受賞を受けて、今年は長編部門の審査員長を渡辺歩監督が務めており、受賞の一報を受けて、現地の渡辺歩監督からコメントが届きました。
渡辺歩監督コメント
「審査員としてお招き下さった上に賞まで頂戴できるとは…本当にいいのでしょうか?
この熱気溢れるプチョンで肉子を受け入れて下さる意味の大きさと重さは、現地に居る私が強く感じます。世界のアニメーションが交差するこの町で…!カムサハムニダ!プチョン!この映画の故郷が一つ増えました!」
本作はこれまで11の海外映画祭で上映、今回の富川を含め3つ目の受賞となりました。
あらすじ
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされます。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れます……!
作品概要
映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、中村育二、石井いづみ、山西惇、八十田勇一、下野紘、マツコ・デラックス、吉岡里帆
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
美術監督:木村真二
脚本: 大島里美
音楽:村松崇継
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」 作詞・作曲:吉田拓郎 編曲:武部聡志 サウンドプロデュース:GReeeeN (よしもとミュージック)
エンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社