BSよしもとの特別番組『日本の未来へ！～持続可能な未来への一歩、地方中小企業が描くビジョン』。この番組は田中直樹（ココリコ）、日本商工会議所青年部会長の木村麻子氏、BSよしもとアナウンサーの佐竹美希の3人が、地方で持続可能な未来に向けて取り組む注目企業や団体を紹介するものです。
今回は、三重県松坂市で建築資材を取り扱うミツイバウ・マテリアルの、“SDGsな取り組み”に迫りました。
高性能な断熱材で、電気代を節約！
ミツイバウ・マテリアルの社長、三井陽介氏が登場すると、さっそく田中はその持続可能な未来に向けた取り組みについて深堀りしていきます。三井氏は、ミツイバウ・マテリアルが高性能な断熱材を取り扱っていることを紹介。これによりエアコンに頼りすぎずに生活できるため、電気代も減り、環境にも優しいことを説明しました。
収録ではこの断熱材がスタジオに登場。田中は手に取ると、「めちゃめちゃ軽いです！」と驚きの表情を浮かべます。また、三井氏がこの断熱材は優れた柔軟性と軽さが特徴なことから、ある食品名に例えて呼ばれていることを説明すると、田中は「これは分かります。ハンペン！」と自信満々に回答。正解は“マシュマロ”断熱材で、間違えた田中は赤面していました。
田中「ここまでやれている企業は多くない」
また、三井氏は持続可能な未来に向けて、マシュマロ断熱材以外にもソーラーパネルの設置を推奨していることや、数年前から社内に「SDGs委員会」を立ち上げて、地域や環境について考える取り組みを始めたことなどを明かします。こうした取り組みで、社員の意識が変わってきたことを三井氏が話すと、田中は「素晴らしいですね。ここまでやれている企業は多くないイメージがあります」と絶賛しました。
収録の最後に三井氏は、「環境は必ず考えていかなければならないのですが、それを続けて行くためには商売としても成り立たないといけません。継続していくことが一番大事です」と持続可能な未来に向けた思いを話します。これには田中も「そうですよね。当然売上も出さないといけないですから」と納得。木村氏も「持続可能な未来をつくっていくために、本当にモデルのような活動をされているので、こういう取り組みがもっと多くの方に知られてほしいと思います」と、ミツイバウ・マテリアルの活動を高く評価していました。
「環境にいいものを世の中に広めるのが我々の使命」
収録後に、三井氏にお話を伺いました。
――まずは収録の感想を教えてください。
三井氏 もっと緊張しないかと思いましたけど、緊張しました（笑）。ただ田中さんは、テレビで観る通り優しい人なんだなと。雰囲気の柔らかい方で話しやすかったです。
――収録では断熱材やソーラーパネルなど、環境に優しい建築資材を扱っていることを紹介されていました。SDGsの取り組みを推進する理由はどこにあるのでしょうか。
三井氏 収録でも言いましたけど、環境問題ってなかなか興味を持っていただけないんですよね。でも、私たちはどうせリフォームをするなら、少しでもエコなものを使用したほうがいいという考えで、昔からやってきました。例えば断熱材なら、多少高くても断熱効果の高いものを入れた方が、電気代などを抑えられて、長い目で見た時に利益になるんです。そういった経済的メリットも伝えて、より環境にいいものを世の中に広めるのが我々の使命だと思っています。
――環境のためというだけでなく、経済的にも得であると伝えることが大切なんですね。
三井氏 本当にそうなんです。購入するお客様にもメリットがあり、販売する私たちにもきちっと利益となって、さらに地球にも優しい商品が最近は増えていますので、まずはそうした商品を使用することから、みんなで環境問題を考えていくのがいいのではないかと思っています。
番組概要
『日本の未来へ！～持続可能な未来への一歩、地方中小企業が描くビジョン』
放送チャンネル：BSよしもと（BS265ch）
放送日時：※放送済／アーカイブでご覧いただけます。
3月09日（土）7:30～8:00
3月10日（日）7:30～8:00
出演者：田中直樹（ココリコ）、佐竹美希（BSよしもとアナウンサー）
木村麻子（日本商工会議所青年部会長）
企画協力：日本商工会議所青年部
視聴方法：
【TV】BS265ch（無料放送）
【スマホ・PC】BSよしもとホームページ（無料配信）
■3月9日（土） 7:30～8:00 放送
出演企業
株式会社井上 井上博文社長
株式会社菅原工業 菅原渉社長
株式会社ミツイバウ・マテリアル 三井陽介社長
■3月10日（日） 7:30～8:00 放送
出演企業
株式会社佐藤 佐藤 和幸社長
合同会社 藤 伊藤一樹社長
日本 YEG 第 43 回全国大会加賀能登の国いしかわ小松大会 小野知一郎大会会長 金子哲也会長
▼日本 YEG（日本商工会議所青年部）とは
若手経営者・後継者の相互研鑽と資質向上、交流を通じて、企業の発展と豊かな地域経済社会を築くことを目的とした青年経済団体で、国内各地の商工会議所に設置。全国組織である日本 YEG は、昭和58年4月1日に発足。
日本 YEG 加入青年部数：417か所
日本 YEG 会員数：約32,400名 （※2024年1月末現在）
地域の個性や魅力が溢れる新しいまちづくり、日本の心豊かで持続可能な未来社会の実現に向けて、日本 YEGは時代や地域の課題解決にチャレンジし、新たな文化的発展に寄与しています。
