『万博こどもしんきげき』に2日間で総勢120名の子どもたちが新喜劇に出演! 寛平「こんなに出たいといってくれてうれしい! 」と感激

今年の3月で65周年を迎えた吉本新喜劇“初のフェス”『よしもとしんきげきフェス』が、5月3日(金・祝)・5月4日(土)の2日間、大阪・万博記念公園で開催されています。
昼は吉本新喜劇を中心とした「しんきげきワクワクステージ」や、多数のお子さま向けワークショップ、新喜劇の歴史を振り返る「吉本新喜劇65周年記念展覧会～ホンワカパッパで65年～」を実施。

夜は万博記念公園の夜空に打ちあがる1万発の花火大会もあり、朝から夜まで新喜劇座員と一緒にお楽しみいただけます。

5月3日（金・祝）に、しんきげきワクワクステージにて「万博こどもしんきげき」が実施されました。

新喜劇名物のコケに酒井「気持ちいいほどコケてくれる！」

開催中の2日間で4回行われる「万博こどもしんきげき」は、公式HPで募集した新喜劇好きの子どもたち215名のうち120名が選ばれ、各ステージに30名ずつ出演。新喜劇に出演するにあたり、4月27日～29日の3日間、座員たちと一緒に2時間の稽古を積んだといいます。

初日となる3日（金・祝）の「万博こどもしんきげき」には、酒井藍、松浦真也、森田まりこ、大島和久、重谷ほたるが出演。新喜劇のタイトルは「うどん屋は変な客ばかりで大騒ぎ2024」。酒井がアルバイトにやってきたうどん屋に、次々と訪れる個性的なお客さんが、子どもたちです。

序盤から飛び出した子どもたちのコケに、思わず「すごい！　気持ちいいほどコケてくれる！」とうれしそうな酒井。ほかにも「なぜじゃ～、どうしてじゃ～」「カー！」「アホー」「インガスンガスン！」「いぃ～よぉ～」など、子どもたちによって繰り出される観覧する子どもたちも大笑いです。

なかでも、山田花子の「カモ～ン」、島田珠代の「パンティーテックス」を披露した女の子たちは、本家を凌ぐほどの盛り上がりを生み出していました。

パンティーテックスの完コピに「切れ味抜群！」

「万博こどもしんきげき」終演後、間寛平と、酒井、松浦、森田に加えて、出演した子どもたちを代表して、よしもと放課後クラブの「よしもとお笑いクラブ」にも所属している高校2年生の須藤優羽さん、中学3年生の田中萌唯さんが会見に出席しました。

寛平から「盛り上がりはどうやった？」と聞かれた森田は笑顔でこう話します。「めっちゃ盛り上がりました！　『みんな、しっかり家で練習してきてくれたんやな』って伝わってきました。ちゃんと覚えてくれていたし、大きな声でがんばってくれました」。

酒井は、クライマックスで、酒井と松浦の出演時に鳴るはずの音が鳴らなかったハプニングに見舞われたことを明かします。「でもお子さまたち皆さん、アドリブに対応していてすごかったです。一人ひとりが本当にすごくて、私たちも見習わなきゃ！　と思うところがいっぱいありました」。子どもたちのがんばりに、気を引き締めた様子でした。

会見に出席した須藤優羽さんは、劇中で島田珠代の「パンティーテックス」を担当。記者陣の前でも「手拍子をお願いします！」と堂々と前に出て、「優羽！　パンティーテックス！」と切れ味抜群の振り付けで盛り上げます。吉本新喜劇が大好きだという須藤さんは、「普段から（吉本新喜劇を）録画しているんですけど、島田珠代姉さんの『パンティーテックス』を何度も見返して覚えました」と、意気込みいっぱいで挑んだ様子です。

田中萌唯さんは、山田花子の「カモ～ン」を担当。「自分の持ち場である花子姉さんのネタを、しっかりやろうと心がけました」と語ります。これを受けて酒井は「座るタイミングも完ぺきでした！　自分のものにしていました」と太鼓判。

寛平に「新喜劇に入れてほしい」と直訴する小学生も！

事前に行われた3日間の稽古では、大島、重谷がつきっきりで子どもたちを稽古したといいます。「大島兄さんと重谷ほたるちゃんが、（子どもたちに）コケるところから手取り足取り、イチから教えてくれていて、すごく先生みたいでしたよ（酒井）」と裏話も飛び出します。

215名の応募があり、子どもたちに大盛況だった「万博こどもしんきげき」に、寛平は笑顔でこう話します。「こんなに大勢の子が新喜劇をやってみたいと言ってくれるのがめっちゃうれしいです。（ステージの）裏に待機していたら、小学生の男の子の兄弟が直接『新喜劇に入れてほしい』と言ってくるんですよ。だから、『高校を卒業したら入れてやるから』ってずっと話してました。でも、『お前らが入る時は、もう俺はいてないかもわからん』と……」。寛平のそんな言葉を受けて、酒井は「いやいやいや！　200歳まで生きていただかないと！」と奮い立たせる一幕も。寛平は、「（健康のために）ラッキョを食べて！」と続け、記者陣を笑わせていました。