人気情報バラエティ番組『大阪ほんわかテレビ』(読売テレビ)が、金曜夜7時のゴールデンタイムに進出して10周年を迎えました! 3月4日(火)には、視聴者を招待して公開収録イベント「大阪ほんわかテレビ爆笑コメディ」を開催。間寛平、月亭方正、NON STYLE(石田明、井上裕介)、天才ピアニスト(ますみ、竹内知咲)らおなじみのメンバーが登場し、コメディあり、トークありの笑いの絶えないスペシャルなステージになりました。

100年後の世界で“すちえロボ”と対決!?
大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで開催されたこの日の公演には、特別イベントにふさわしいメンバーが出演。寛平、方正、NON STYLE、天才ピアニスト、そして桂南光、すっちー、渋谷凪咲、山本隆弥(読売テレビアナウンサー)、諸國沙代子(読売テレビアナウンサー)のレギュラー陣に加え、藤崎マーケット・トキ、祇園・木﨑太郎、吉本新喜劇の吉田裕と千葉公平、レギュラー(松本康太、西川晃啓)、ジョイマン(高木晋哉、池谷和志)が登場しました。
物語の舞台は番組と同じく、かんばあちゃん(間寛平)が女将を務める旅館「本若庵(ほんわかあん)」です。そこに、100年後の未来からやってきた時空警察(吉田裕、千葉公平)が出現。2人は「100年後の本若庵でちょっとした事件があり、未来に来て解決してほしい」と言い出します。

かんばあちゃんたちは、時空警察が未来から乗ってきたメタリックな人力車に乗って100年後へタイムリープ! 2125年の「ニューほんわか庵」では、床に電動掃除機が動き、見上げると空飛ぶ車が飛んでいます。
そして若女将のすちえ(すっちー)は、腕に“キャンディキャノン”を搭載したAI(人工知能)「すちえロボ」になっていました。時空警察の言っていた事件とは、すちえロボが街で大暴れして困っているというもの。
そこで、すちえロボ率いるAI軍団と、100年前からやってきたかんばあちゃん率いる面々がゲームで勝負をつけることになり……! はたしてどちらに軍配が上がるでしょうか?


随所に出演メンバーのギャグが織り込まれているのも見どころ。すっちーの飴ちゃん投げはもちろん、宿泊客として訪れた祇園・木﨑の「お待たせしました、木﨑です」、さらには寛平の往年のギャグ「誰がじゃ~」「どうしてじゃ~」、吉田の「ドリルすんのかいせんのかい」にお客さんは大喜びです。
タイムリープするくだりでは、100年後に行くはずが時代をさかのぼり、レギュラーの「あるある探検隊」やジョイマンの「ナナナナ~♪」といった“懐かしネタ”を鑑賞する一幕もあり、最後まで大盛り上がりでした。

桂南光「歳いったら、いろんなことせなあかんねんなぁ」
コメディ終了後はトークコーナーへ。脚本を担当したザ・プラン9のお~い!久馬がステージに登場し、出演メンバーの熱演や、コメディを彩った未来を感じさせる衣装や舞台セットについて「素晴らしかったです」と称賛します。
久馬は、出演メンバーの中でも街の巡査を演じる方正がよかったと言います。理由は「おむつの(シルエットの)丸みにこだわっていた」というもの。渋谷が「方正さんはもっとウケると思ってた」とぶっちゃけると、出演者もお客さんも大笑いでした。

すっちーは「かんばあちゃんが全然違うことをするので怖かった」と振り返ります。喫茶店のマスター・南ヒカル役の桂南光は、未来を感じさせるシルバーの衣装を着たことについて、「(かつて出演していた笑福亭)仁鶴師匠もいろんな格好をさせられてはった。歳いったら、いろんなことせなあかんねんなぁ」とこぼしてお客さんを沸かせ、最後まで笑顔が絶えないイベントになりました。

天才ピアニスト「めっちゃいいチームだなと思いました」
公演終了後、間寛平、桂南光、天才ピアニストが囲み会見に出席。寛平は「皆に助けてもらって、できました」と感謝します。寛平によると「昼間に台本をもらって、慌てて読んだら僕、めっちゃセリフが多くて『大丈夫かな?』と」思ったそう。これについて南光は「いやお見事でしたよ」とフォローしつつ、「それをみんなわかっているから、すっちーとかみんなが(寛平を)カバーして、私はそこに感動しました」と語ります。
天才ピアニスト・竹内は、こう振り返りました。
「ふだんはスタジオで、いろんなVTRを見てリアクションしたりしているから、全員で舞台に出てお客さんが目の前にいらっしゃるというのがすごく新鮮でした。今日、コメディを舞台でやって、われわれのような後輩から先輩方まで、改めてめっちゃいいチームだなと思いました」

相方のますみも「われわれがいちばん後輩なんですが、皆さんめっちゃプロやな~と思いました」と感慨深げに話します。
「2~3回のお稽古で、ほとんどセリフが入っているし、アドリブでその場でのアクションが出ていたので、『お笑い、すごいな』と思いました。番組らしい、いい意味でのゆる~い空気が流れてて、いい時間だった。改めて『メンバーになれてうれしい』という思いがあります」
一方、南光は「私は芝居やコントが苦手でね」とこぼします。
「もともと喫茶店でマスターをやってトークするだけやったのに、こういうのにも参加することになってしまって……」
これに対して寛平は「(番組当初から出演していた)仁鶴さんも、いろんな格好させられて『嫌や、嫌や』って言うてたのに、いつの間にかどんどんハマっていきましたからね。だから、ここからですよ」と話しました。
この日の模様は3月21日(金)19:00から読売テレビで放送されます。

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